■20200711(土曜日:曇)
■今朝も走りました。昨日は頑張って10キロ以上を走りましたけれども、天気予報ではこれからも雨の日が続くとのこと。目覚ましが鳴った時に雨が降っていなければ、とにかく毎日でも走っていかないと目標の月100キロ走を達成することはできません。
今朝も目覚めた時、窓を開けて外の様子を確認すると雨は降っていませんでした。早速準備をして走り始めました。昨日の今日ですから、体が重くてまいりました。それでも、とにかくゆっくりで良いから最後まで走り通そうと考え、無事に走り終えることができました。
今朝はいつものコースを6.12km走り、これで今月は5回のランで40.27kmを積み重ね、月100キロ走まで残り20日で59.72kmのところまで来ました。
とにかく毎日、毎日雨ばかりの日が続いています。西日本では九州を中心に記録的な豪雨で、災害も発生しています。本当に日本は災害列島だと、つくづく思います。
■さてリニア中央新幹線の 2027 年開業を目指してJR東海が工事を進めています。その際、静岡県の北端の部分をトンネルが通過するのですが、それによって大井川の渇水が心配されています。
マスコミの報道を見ているとどうも静岡県だけがゴネているかのごとく報道されていますが、実態は全く別です。川勝知事はきちんと情報を提供されているのですが、マスコミがどういうわけかそれを取り上げません。
知れば知るほど、リニア新幹線というものが無謀であり、また採算無き計画であることが一目瞭然になります。私にはまるで戦前の戦艦大和建造計画とダブって見えるから不思議です。
いつまで日本はこんな愚かなことを繰り返しているのでしょうか。高度経済成長時代はもう二度とやってこないのです。カビの生えたような古ぼけた経営者のバカバカしい思いに、国民が付き合うほどの余裕はもうないのです。
一旦立ち止まって、しっかりと考え直すことが大切です。それをしない限り、日本はまた負のスパイラルに入って最後は、夕張市のように破綻するのが目に見えているのです。
以下の記事は、その一端を分かりやすく説明してくれています。なぜマスコミはこの問題を取り上げないのでしょうか。『マスコミがまったく伝えない「リニア新幹線」人命に関わる大問題』と題してジャーナリストの小川和久さんが書かれています。
しかし、水と同様に人命に関わる問題が指摘され、記者会見で知事から資料まで配付されているのに、それ以降、突っ込んだ取材や調査報道が行われた形跡が見られないのです。
昨年10月11日、川勝知事は定例記者会見でJR東海が静岡県内2カ所に設けた非常口について、リニア中央新幹線が地震などで緊急停車した場合、人命に関わる危険性があるとした西恭之氏(静岡県立大学特任助教)のメモを提示し、マスコミなどに配付しました。
緊急停車したリニア中央新幹線から3キロの斜坑を徒歩で上り、非常口までたどり着いたとしても、非常口の標高は千石1,330メートル、西俣1,530メートル。南海トラフ地震などの場合、既に静岡県内では県民、来訪者、東海道新幹線乗客等の救助に手一杯なことは確実で、リニア中央新幹線乗客の保護と下山を優先することはできません。
そこに冬場という条件が重なると、東京や名古屋の服装のままの乗客が低体温症で死亡する恐れがあります。
しかも、非常口から徒歩で10~15キロ行かないと建物もないし、最寄りの集落は30~40キロも離れているというのですから、何を考えているのかと言いたい。このような緊急時の避難については、スイスのゴッタルドベーストンネル(57キロ)や青函トンネルではきちんと対応策がとられています。
そうした前例を調査していないことは、リニア新幹線の非常口の位置、設計などを見れば一目瞭然です。
大井川水系の問題が決着しても、着工時には非常口の問題を解決してもらわなければなりません。いまからでも遅くないから、マスコミは納得いく回答が得られるまで報道し続けるべきだと思います。人命が失われてからでは遅いのです。
■とにかく計画ありきで、人命のことなど頭にないのでしょう。とにかく完成させることが優先課題に違いありません。こんな新幹線に私は絶対に乗らないでしょう。おそらく多くの国民も同様です。あとに残るのは、無残な線路と膨大な赤字に違いありません。
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