■20210407(水曜日:晴れ)
■今朝は走りました。先週の土曜日以来ですので、4日ぶりとなります。昨日は体が重くてまいりましたが、今日はなんとか走ることができてホッとしています。
いつものように4時半に目覚ましを合わせて起き出し、校庭を30分ぐるぐる周回しました。今月3回目のランで、7.56km を走り、21.25km を積み重ね、月100キロ走まで、今月は残り23日で 78.74km のところまで来ました。目標ラインより、少し遅れています。
■昨夜のNHKクローズアップ現代プラスでは、「生理の貧困」を取り上げていました。本当に驚きました。もちろんネット上で話題になっていることは知ってはいたのですが、実態の報道を見ると、日本がここまで貧しい国になってしまったのかと、ただただ驚くばかりでした。
女子大で学ぶ学生たちが、コロナ禍でバイトが無くなり、そのために収入が激減。生理用品を購入する費用を捻出できない、というのです。当然健康に与える影響は、今後深刻な問題を引き起こす可能性があります。
コロナ禍で二極化が加速している、という報道は目にしていたものの、実態がここまで進んでいることに、危機感を覚えるのです。
子どもたちの7人に一人が貧困状態にあることは、昨年の参議院選挙で、山本太郎さんが街頭演説の中で訴えられることで、多くの日本人が改めて驚きとともに知ったはずです。
そして、いま若い女性が、このような問題で苦しんでいるとは、日本人として、本当にとても恥ずかしいことです。「日本、素晴らしい」などと、能天気に舞い上がっている場合ではないのです。
そして、そんな国になってしまったのは、ひとえに政治の責任であり、有権者の責任なのです。投票に行っている人々は選挙によって、ある意味きちんと元を取っているのです。
苦しんでいる人々は、実はあまり投票に行っていない。投票に行く余裕すらない、といえばそれまでなのですが、政治家が票と金を提供してくれる人々のために働くのは、至極当然のことなのです。
とにかく苦しんでいる人々が投票に行きたくなるような、社会像を提案できるかどうか。野党に求められているのは、ひとえにその一点なのですが、そうなっていないところが、今の日本の悲劇なのです。