■20240526(日曜日:晴れ)
■今日は静岡県知事選挙の日です。与野党対決の構図です。今朝は、いつもより1時間遅く目覚ましをセットしました。7時に起きて朝食を準備し、その後は二人で投票のために、投票場の小学校まで歩きました。
途中公団住宅が立ち並んでいるのですが、今日は側溝掃除の日でした。住民の皆さんが、と言っても高齢者ばかりのように見えましたが、作業をされていました。
小学校にたどり着いて、投票場のある体育館に入りました。高齢者夫婦と私達、合計4名が投票を済ませました。投票率は、どの程度になるのでしょうか。
結果によっては、リニア中央新幹線の工事進捗に影響が出そうです。友人たちと話していると、ある違和感を感じることが、往々にしてあります。リニアが典型例なのでしょうが、こうした事業を無条件に、天真爛漫に推奨してやまないのです。
その人の性格というものもあるのでしょうが、なぜそこまで楽天的になれるのか、とても不思議に感じます。中には建築業界の方もいるので、理解できないわけでもないのですが。
■ちょうど良い機会なので、少しリニア鉄道について調べてみましたが、たいへん驚いたのは、安全性が確立されているとは言えない点でした。例えば、このような指摘があります。
JR東海自身、安全性に確証を持っていない様子が見えます。この本の刊行は、2020年ですから、その後に画期的な技術の進歩があったのかも知れませんが。
また、ChatGPTにリニア鉄道の問題点について尋ねてみると、
■リニア鉄道が抱える3つの問題点はなにか?
リニア鉄道(リニアモーターカー)は高速で大量の乗客を運ぶことができる未来の交通手段として期待されていますが、以下のような問題点があります。
1. コストと経済性
リニア鉄道の建設には膨大な費用がかかります。建設費用だけでなく、運営・維持管理にも高額なコストが必要です。例えば、トンネルの掘削や特殊なインフラ整備には多大な資金が投入されます。
これにより、プロジェクト全体の経済的な持続可能性が問われます。乗車料金が高額になると利用者が限られ、採算が取れない可能性があります。
2. 環境への影響
リニア鉄道の建設および運営は環境に対していくつかの影響を及ぼす可能性があります。以下の点が懸念されます:
★生態系への影響:トンネルや高架橋の建設によって自然環境が破壊されることがあります。
★騒音:高速で走行するため、周辺住民に対する騒音問題が発生する可能性があります。
★エネルギー消費:リニア鉄道の運営には大量の電力が必要であり、その発電方法によっては環境負荷が高まることがあります。
3. 技術的・安全性の課題
リニア鉄道は高度な技術を駆使しているため、その技術的な問題や安全性の確保が重要な課題となります。
★技術的な成熟度:新技術のため、まだ十分に実用化されていない部分があり、技術的な信頼性やメンテナンスの課題が存在します。
★地震などの自然災害への対策:日本は地震が頻発するため、リニア鉄道が自然災害に対してどれだけ耐えられるかが懸念されます。
これらの問題点を解決しながら、リニア鉄道の実現を進めることが求められています。
世界的に見て、開発に取り組んでいる先進国は、日本、中国、ドイツの3カ国のようですが、ドイツは上記の問題から、建設は頓挫しているようです。
また、こんな指摘もあります。
★なぜ世界一の「日本の新幹線」が海外で売れないのか…
日本人は「技術の売り方」を根本的に勘違いしている
「付加価値」への努力の方向性が間違っている
コロナ禍を経て、私達の日常生活は激変しました。社会のあり方も、進むべき方向も、当然変化するべきなのです。航空機の時代になっても、相変わらず巨砲搭載戦艦に命運を託した国は滅びました。その愚を繰り返してはならないのです。
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