2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

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素振り

20170904(月曜日:曇)

 

樽前山から見た苫小牧の様子です。ちょうど支笏湖と反対側を見ています。その向こうは太平洋です。

 

■また一週間が始まりました。昨日は久しぶりに坂口さんと楽しいゴルフを楽しみましたが、疲れました。夕食を近くのインド・ネパール料理屋さんでSun一緒に楽しみ、早めに休みました。

今朝はスッキリと起き出すことができましたが、同じように5時に目覚ましを鳴らしているのですが、日の出が遅くなっているために、少し戸惑いました。そのうち5時に起き出しても、真っ暗な中で準備を初めなければならなくなるのです。

走り出して15分ほどしたところで、お手洗いに行きたくなってきたので、今日のランニングは切り上げることにして家に戻りました。こればかりは致し方ありません。

その代わり、ゴルフクラブでの素振りをしました。昨日のプレイで、とにかく素振りが足りないことを痛感しました。これから素振りを積み重ねていった時の上達が楽しみです。

上達のための正しい練習方法が、どのようなものか、素人にはさっぱり分かりません。プロに習うのが一番の近道なのでしょうが、なかなか億劫で、それもできません。一人で試行錯誤しながら試していくのも無駄といえば無駄ですが、楽しみながら続けるしか無いですね。

 

友情

20170903(日曜日:晴れ)

 

樽前山の頂上で。噴煙が上がっています。活火山なのです。

 

■今日は久しぶりの新沼津カントリークラブ月例出場でした。友人の坂口さんが、ぜひ一緒にプレイしようと誘ってくれました。誘ってもらわなければ欠場するところでした。

そもそも新沼津カントリークラブの会員にならないか、と誘ってくれたのが、当時小学校の校長先生をしていた坂口さんでした。私は学校医、そして坂口さんは学校長という立場で、どういうわけか馬が合ったのです。

私よりもゴルフは上手ですので、クラスも私より先、先を坂口さんは行っていました。何とか追いついて同じ A クラスで一緒にプレイできるようになったのは、入会して三年ほど経ってからでした。

今日は本当に久しぶりに一緒にプレイしたのですが、本当に驚きました。坂口さんの、その力強さにです。だいたい歳を取ると足腰が弱りますから、しっかりと振り切ることが困難になります。そんなことが全然ないのです。見ていて羨ましいほどに、いや妬ましいほどに力強いのです。

こちらはまだですが、お孫さんもいますから、お爺ちゃんのはずですが、そんなところは微塵もありません。努力もしておられるのでしょう。プレイ中はカートに乗ることなく歩き続けます。たいした精神力です。

毎月 100km を走っている私も、どういうわけかゴルフ場では、すぐに疲れてしまいます。困ったものです。

兎にも角にも気の置けない友人というのは有り難いものです。気を使うことなく時を共に過ごすことができます。でも、向こうは気を使っているのかな? そんなわけないか。

(●^o^●) (●^o^●)

 

周回遅れ

20170902(土曜日:雨)

千歳川でカヌーを楽しむ人々です。支笏湖に源を発する千歳川。まさに生まれたばかりの千歳川です。

■昨夜から雨でした。天気予報でも今日の午前中まで雨とのことでしたので、今朝はのんびりと休みました。昨日は朝10キロを走り、夜は熱燗を一合飲みました。冷たくひえたビールから一気に熱燗です。

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その御蔭か昨夜は熟睡できました。暑くもなく寒くもない、ちょうど良い加減の気候なのでしょう。天高く馬肥ゆる秋がやってきた、というところでしょうか。

■さて昨日は民進党の代表選挙があり、前原誠司さんが代表に選ばれました。支持率が一桁台に低迷する野党第一党です。誰も期待していない、というと酷に過ぎるのでしょうが、それが現実です。

しかし、その諦めが日本の将来を間違った方向へ導くのです。日本は隣国と違って素晴らしい国なのだ、という誤った認識。司馬遼太郎さん風に言えば、夜郎自大的な風潮は本当に困ったものです。

健全な民主主義には政権交代が必須です。というのは、実は本当でもあり、建前に過ぎない面もあります。アメリカでトランプ大統領が誕生したのは、民主党と共和党が政権交代を繰り返していながら、中間層の意思を汲み取ってこなかった現実があるからです。1%と99%の人々に国が分裂してしまった背景を、しっかりと学ばないと日本も同じ轍を踏みかねません。

そうした意味では日本は周回遅れなのかもしれません。

加齢

20170901(金曜日:晴れ)

神威岬の様子です。何の花でしょうか。美しい海を悠然と見つめています。

■今日から9月です。先月も月100キロの目標を達成できましたが、月が改まれば、またゼロからの出発です。ランニング・ウォッチで計測を初めて以来、もう少しで総計6千キロに達します。一つの到達点です。

ということで、今朝も走りました。月の初めの日でしたので、頑張って一時間走りました。10.13km をキロ 6分11秒の速度で走りきりました。走り初めは体が重く、先月64歳の誕生日を迎えて、もう年寄りなんだから仕方ないよ、と自分を慰めていたのですが、走るに連れて次第に速度も上がり、自分でもびっくりするほどでした。

歳を取るというのは恐ろしいことです。今までできたことが、できなくなります。もちろん逆に今までできなかったことができるようになる、という面もあります。少しでも後者の面を増やすことができれば、長く生きることは素晴らしいことです。

そうありたいものですが、そう甘くはありません。でも少しずつ毎日積み重ねていけば、願った地点に近づけるのかもしれません。

愚者と賢者

20170831(木曜日:晴れ)

支笏湖畔、樽前山の登山道です。今年の夏の楽しい思い出です。

■いよいよ今日で8月も終わりです。自分の誕生月でもあり、Sunと一緒に北海道に夏休みに出かけた8月でもありました。そうそう、Takuが彼女を連れてきたのも、今月でした。

(●^o^●)

梅雨があっという間に終わったかと思いきや、本格的な夏の到来は肩透かし。雨ばかりの8月でしたが、その後は酷暑となりました。雨続きでプールの営業成績はどん底。やはり暑い時は暑くないといけません。

■「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったのは、かのビスマルクでしたでしょうか。経験は、とても大切ですが、個人の経験は限られています。

人間社会にとっての歴史とは、医学者にとっての疫学のようなものです。経験だけから判断するのは、いわば一人の患者さんだけを診て、有効かどうかを判断するようなものだからです。

安倍政権誕生以来、歴史に対する謙虚さが失われつつあるように思えてなりません。政治家が民族という言葉を持ち出す時は気をつけなければならないのは、まさに歴史の教えるところですが、歴史とて 100% 詳らかになっていることばかりでは、当然ありません。太平洋戦争での犠牲者の数は、プロ野球の試合に訪れた球場の入場者数とは違うのです。最後の一桁まで確定することは難しいはずです。

だからといって、犠牲者がいなかったことには、到底なりません。関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼文取りやめ問題は、その典型です。小池都知事の対応は、個人の考えもさることながら、その背後にいる勢力の意思が反映されているのでしょう。まさに歴史否定そのものです。その後に続くのは、歴史の繰り返しに他なりません。

民進党の代表選挙がおこなれますが、こうした流れを断ち切る人に代表になってもらいたいものです。大事な分水嶺に、いま私たちは位置しているのです。

ハリケーン

20170830(水曜日:晴れ)

支笏湖畔の様子です。ナナカマドの木です。

■今月も、あと残すところ今日を入れて二日です。つい先日64回目の誕生日をSunとNonちゃんに祝ってもらった、と思いきや、月が改まります。

今朝も走りました。前回の走行で目標の 100km は超えていたのですが、一キロでも積み重ねることが大切です。今日は、5.74km を走り、総計 106.19km となりました。

これで30ヶ月連続して月100キロを走ることが出来ました。積み重ねの大切さを痛感します。最近は、体脂肪率も13%を超えることは無くなりました。

2012年7月にランニング・ウォッチで記録を取り始めて以来、総計5,948.82kmを走ったことになります。来月末には間違いなく、6,000km を超えることができるはずです。

■Sunから譲り受けたお古の iPhone 5 の調子が、最近思わしくありません。Wi-Fiへの接続が不安定なのです。その他の機能については全く問題ありません。カメラ代わり、体組成計や、ブルートゥース器具との接続などなど、電話は使えませんが、私には大変重宝なお古なのですが、さすがにWi-Fiに繋がらないと情報をクラウドに送れませんので、これは不便です。

何かの部品が劣化して接続できないのか、原因は分かりません。何とか騙し騙し使っています。

■アメリカではハリケーンの被害が広がって大変のようです。戦争ばかりをして社会基盤に投資をしてこなかったことが被害を大きくしている、とはよく聞く解説です。

何しろイラク戦争など、何百兆円の戦費を使っているのですから、いくら自分の国の輪転機を回せば無尽蔵にドル札が発行できるアメリカといえども、どこかが蔑ろにされるのは致し方ありません。そしてそれが社会基盤だ、というのです。トランプ大統領も、その点を捉えて社会に投資しなければダメだ、と言っているのです。とてもまっとうな発言です。

対立と憎悪を煽って戦争ムードを作り出すのは、昔も今も変わっていません。それでボロ儲けする人々が、とても多いのです。バカの一つ覚えのように経済制裁を連呼すれば問題を解決できる、と思っている政治家ほど、当てにならないものはありません。解決する気など端(はな)からないのです。

危険性

20170829(火曜日:雨)

神威岬から見た海です。

■昨夜は寝苦しい夜でした。風向きの関係で寝室には、ほとんど風が入らず思い余って、また子ども部屋でゴザを敷いて、その上に寝ました。日曜日の明け方から気温も下がり、いよいよ本格的な秋がやってきたのかと思っていただけに、その舞い戻しはこたえました。

■午前2時前でしょうか雨音で目が覚めました。窓を閉めて回りました。今週は次第に気温も下がり過ごしやすくなる、という天気予報です。さて、どうなりますか。

■そう思っていたら、朝のニュースで北朝鮮がミサイルを発射し北海道の上空を通過した、とのこと。延々とNHKは報道を続けています。

上越、東北新幹線は運転を停止しているそうです。これから通勤時間が始まりますから、大変な混雑が予想されそうです。本当に困った国です。しかし私は、新幹線を止める前にすることがある、と感じています。原子力発電所の問題です。

地下鉄を止めたり新幹線を止めるのも大切でしょうが、なぜ原発の問題を報じないのか、私には不思議でなりません。今夏北海道を旅行して、積丹半島をドライブしました。余市町から反時計回りで西に向かってドライブしたのですが、半島の西側の首根っこに当たる部分、岩内町へ向かう途中で、少し驚きました。

やたらと箱物の案内が増えたのです。229号線、通称雷電国道を走っていると、何とか記念美術館とか何とか記念館が目白押しなのです。とても有名な芸術家の出身地なのか、と最初は思っていたのですが、しばらくすると原因が分かりました。泊原発があるのです。

つまりは北海道電力の補助金で建てまくったのでしょう。原発が近づくにつれて、警備員の数が増えてきて、物々しさが募ります。ちょうど東京電力本社のようです。

北海道は日本の食料庫です。台風が上陸して農作物に被害が出て、ポテトチップスが食べられなくなったのは、つい昨日のことです。これが原発にもしもの事故が起きて放射能汚染が発生したら、その衝撃は想像を絶するものになります。パニックになるでしょう。海外から輸入すれば良いのだ、という意見が一部の新自由主義者から出てきそうですが、こうした行為を売国というのしょう。

日本における原発汚染は、そう考えると実に深刻です。国民に植え付けられた原発神話です。

北海道を旅して、そのことを痛切に感じました。

愚妻

20170828(月曜日:晴れ)

神威岬の様子です。訪れた前日、そして翌日も曇り空だったようで、この日だけが青空に恵まれました。それが積丹ブルーの源です。

■昨日の夜半を過ぎてから、まるで季節の扉がにわかに開いたように、吹く風がすっかり変わってしまいました。昨夜は涼しさのおかげで、ぐっすりと休むことができました。本当にあまりに急な変わりように驚くばかりです。

サハラ砂漠に旅した旅行記を読んだことがありますが、あれだけ暑いと、本当に何もする気が起こらない、と書いてありました。想像するしか無いのですが、数日前の暑さを思うと、分からないでもありません。

さて今朝は気持ちよく起き出して走り出すことができました。9.55km を走り、これで今月の総計は、100.44km と目標の 100km を超えることができました。この暑い8月に、よく目標が達成できました。とちゅう北海道での食あたり事件もありました。蒸し暑いと熟睡できませんから朝起きだして走るのは、結構辛いのです。

我ながら、よく目標を達成できたと、ほっとしています。こうしたものは、いったん諦めて止めてしまうのは簡単ですが、再度挑戦するのは、本当に大変です。

■さて今朝の東京新聞の読書欄、「発言」に興味深い投稿がありました。愚妻についてです。

私は単純に、愚妻というのは男尊女卑の典型で、自分の妻を愚かな妻と、夫がへりくだって他者に自分の妻を紹介する時の言葉、とばかり思っていました。ところが、国語学者の大野晋氏の執筆助手を務めていたことのある大野陽子さんというかたが、以下のような投稿をされていました。

国語学者の大野晋先生に、この愚妻という言葉に付いてお聞きしたら、「『愚』は妻のことじゃないよ。自分のことさ。「愚僧」って言葉があるだろう」。そういえば狂言や時代劇で、僧が自分のことをへりくだって「愚僧」と言うのを耳にしたことがある。「愚」は男性の自称で、「愚妻」とは単に「私の妻」の意だという。思いもよらない事だった。

そして大野陽子さんは、

何を質問してもユーモアを交えてたちどころに答えを返してくださった大野先生。生き字引という言葉がぴったりの先生が亡くなられて九年になる。「日本語練習帳」「日本語と私」「日本語の源流を求めて」ーーー。先生の残した数々の魅力的な本を、多くの方に読んでいただきたいと今改めて思う。

と、結んでいます。

「日本語練習帳」を始め、何冊かの本に挑戦したこともある私ですが、最後まで読み通すことはできなかったように記憶しています。再度挑戦してみたくなりました。

仲間

20170827(日曜日:晴れ)

神威岬から見た海です。ほぼ300度見渡せる素晴らしさは、実際に行ってみないと分かりません。

■昨夜から蒸し暑く寝苦しい夜でした。ところが朝方から急に涼やかな風に変わりました。

今日は在宅医療に関わっている先生方のゴルフコンペがあり、どういう訳か私も仲間に入れていただいています。前半は涼しくて今日は楽かと思いきや、そうは問屋が下ろしてくれませんでした。

後半は暑くて参りました。それでも両肩を水平に回転することだけを考えて、プレイしたのですが、それがどうやら良かったようです。

相変わらず距離は出ないのですが、一度もドライバーショットが曲がることがありませんでした。これで、あと20ヤード距離が出れば、本当にコースの攻略が楽になるのですが。無いものねだりです。

 

旅程

20170826(土曜日:曇)

神威岬入場門です。昔は、女人禁制だったそうです。今では、もちろん誰でも入ることができます。このずっと先にあるのが神威岬です。

■今朝は走りました。昨夜も寝苦しい夜でしたが、何とか起き出して走り始めました。しかし体が重くて参りました。結局 6.17km を走り、今月の総計は、90.94km となりました。あと、もう少しです。

■昨夜はベトナム枯葉剤被害者はればれ支援隊の月一回の定例会。ようやく旅の骨格が決まってきました。

19日(木曜日) 午後の便で羽田空港を発つ  VN385 16:35 発

⇒ 夜 バクザン省のホテル宿泊

20日 職業訓練センター(午前中)、午後から家庭訪問

21日 終日 家庭訪問(遠方へ?)

22日 午前中まで活動して ⇒ ハノイへ移動 ビンさんに会う?

23日 バッチャン、水上劇 人形劇、ホーチミン廟 ⇒ 買物

24日 早朝にハノイ発  VN384 08時25発 ⇒ 羽田空港着 15:05

費用 一人 14 万 予定

とりあえずは大まかな予定です。いま現地の関係者と打ち合わせ中ですので、被害者家庭の訪問が、どのようになるのか未定です。昨年始めて出かけたバクザン省の職業訓練センター所長さんの希望で、少し遠方の家庭も訪問するかもしれません。

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