2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 89 of 152

太平洋食堂

■20200221(金曜日:晴れ)

新さっぽろ駅前の居酒屋さんでのスイーツです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の朝は、いつもの距離を走りましたので、今朝は休養日です。

テレビによれば、今朝の最低気温は5.8度とのことですが、眠るには丁度良い朝の冷え込みだったように思います。布団の中で、うつらうつらと夢を見ながら、心地よい時間を過ごしました。

今月の残りの距離は、あと30キロとなりましたので、なんとしても今週末から来週いっぱいで、目標を達成しなければなりません。

■さて、日本におけるコロナウイルスの流行も、どうやらこれからが本番のようです。アメリカでは既に1月から、中国からの人の流入を遮断していましたので、ウイルスの広がる可能性は低いようですが、日本はその間全くの無策でした。

横浜に停泊された豪華クルーズ船のことばかりが注目されますが、実はその間日本に来ていた観光客をはじめ、多くの人達から日本中でウイルスが、ばらまかれていた可能性があるのです。

リンクを辿れない、つまりは予想もしない地域でコロナウイルス感染症が発生しているのは、その証です。これから1ヶ月の間、どれだけの感染者が発生するか、考えただけで恐ろしいほどです。

■さて今朝の東京新聞「大波小波」欄では、「自由と平和の命運」と題して書かれています。書き出しは以下の通りです。

全国には子ども食堂が約3700か所と聞く。明治37年(1904年)日露戦争の最中に、和歌山県新宮で一軒のレストランが開業した。

太平洋食堂(平和な海:pacific ocean)と名付けられたその食堂は、貧しい人たちから治療費を取らないドクトル大石誠之助が、オーナーとして米国留学中に磨いた料理の腕を振るいました。珍しい洋食を提供したり、店内には新聞や雑誌の閲覧所もあり、サロンのような自由な雰囲気の中で店主は庶民に西洋料理を広め、食生活の啓蒙も意図したようです。

「日を定めて貧民を応援する」と、子ども食堂の先取りも試みました。食堂開店からわずか7年後、彼は大逆事件に連座したかどで死刑となりました。

しかし、これは明白な冤罪であり2018年には、新宮市は大石誠之助を名誉市民と認定しました。

このたび柳広司さんが「太平洋食堂」(小学館)を刊行されましたが、これは大石の伝記もので筆は知的で明るく人望もあるリアリストの大石像を描き出しています。この本は、自由で平和なように見える現代に、警鐘を鳴らしています。ぜひ、読んでみたくなりました。

医療破産

■20200219(水曜日:晴れ)

新さっぽろ駅に入ってきた電車です。

■今朝は6時まで、ゆっくりと休みました。昨夜は医師会の理事会があり終了後は、20時から新型コロナウイルスについての勉強会がありました。がんセンターの感染症専門医の先生ならびに保健所長さんが来られて、現在の状況ならびに、これからの感染拡大予想について、お話をされました。

会場は満員で、医師会の会員が大勢参加され、熱心に聞き入っておられました。今のところ、臨床像や画像診断、あるいは血液検査の結果だけで確定診断を下すことは困難だ、というお話でした。

結局のところ現況では、中国に出かけられたとか、帰国者と濃厚な接触があったなど、明らかに感染を疑わせる既往歴がない場合には、通常の肺炎と同じ対応を取るしかないようです。

検査体制が、まだ充分確立されていないようで、確定診断であるPCRの検査を行うことはなかなか難しいようです。

日本での感染拡大は、これからが正念場だと思われますが、なるべく人出のある所に出かけないことや、体調が優れない場合には無理をせず仕事を休むという文化を、これから作っていく必要がある、という感染症専門医のお話がありました。

■さて、先日の長周新聞8461号にあったサンダース上院議員の記事の中に、日本では考えられない、アメリカの実態が書かれていました。サンダース上院議員の公約の中に『医療と学費の無償化』というものがあるのですが、米国の医療の実態を知ると驚くことばかりです。

例えば、こう記載があります。

現在、米国では3000万人以上が健康保険に未加入であり、高い医療費のために治療を受けられず、健康状態の悪化と乳児死亡率が高い。破産の最大要因でもある。

特に主な処方薬の価格は世界で最も高く、米国人の五人に一人が医師が処方する薬代を払うことができない一方、10大製薬会社は年間690億ドルの利益をあげ、業界トップの役員は年間4億4000万ドル(約484億円)もの報酬を得ている。

日本ではとても考えられない状況です。そして、こう続けられています。

昨年だけでも医療費支払いのために800万人が貧困に追い込まれており、破産の約67%は医療費に関連しており、医療破産は年間約50万人に及ぶ。

近い将来、日本がこのような社会に陥らないという保証はどこにもないのです。新自由主義という名のもとに悪しきところばかりがアメリカ化され、何事もそうであるように、一周遅れで必死に追いつこうとしているように私には見えるのです。99%の人々が、しっかりと監視していかなければなりません。

同調圧力

■20200217(月曜日:晴れ)強風

河津桜です。

■今朝は頑張って走るつもりで目覚ましを5時に合わせていたのですが、起き出すことができませんでした。疲れが溜まっていたのでしょう。昨日は雨の中ハーフだけゴルフをしましたが、さすがに無理だったようです。

4時頃からでしょうか、夢を見始めて目覚ましが鳴った時には、まさに夢の中でした。そうした時点から、ぱっと起きだすのは、なかなかの難事なのです。睡眠のサイクルがありますからすんなりと起き出せる時もあれば、本当に体が杭で打ち付けられたようになって、起き出すことがとても難しい状況の場合と様々です。

まぁ、無理をしてもいたしかたありません。身体と相談をしながら目標に向かって積み重ねるしかありません。

今朝は夜中から強風が吹き荒れています。ここ沼津では見事な青空が広がっていますが、西日本では大雪の予報が出ています。どうなっているか、まだテレビで確認していないのですが、日本は充分広いのです。

■さて今朝の東京新聞「論説室から」では、「アカデミー賞と日本人」と題して書かれています。

米国アカデミー賞で本年度メーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞した日本出身のカズ・ヒロ(辻一弘)さんが、日本人であることの受賞への影響を聞かれて、苦笑いをしながら、このように答えたそうです。

私は日本を去って米国人になった。なぜなら日本文化に疲れたし、夢をかなえることが日本では難しいからだ。

そして、筆者は就職活動中の大学生の以下の発言を引用して、推測しているのです。

学校では人と違うことをするな、みんな同じようにと言われて育って、就活では個性を出せと言われてもできない。

日本は同調圧力が強い社会で、以前からその指摘はあるのですが、そうした雰囲気が最近強まっているのではないか、と筆者は指摘し、こう書かれています。

16万人超の不登校の子どもたちや、ひきこもりの大人の増加も、社会が人と違うことを許してくれない生きづらさと底辺でつながっているように思えてならない。

誠にその通りに違いないと私も感じるのです。

昨年の参議院選挙で、れいわ新選組から立候補した東大教授の安富歩さんが、日本の学校は軍隊教育だ、といった趣旨の発言をされていましたが、多分その通りなのでしょう。兵隊さんを育てるための組織なのです。

高度成長時代であったならば、工場労働者を大量に育てるという意味で、時代にかなっていたのかもしれませんが、日本はもう、そうした時代ではないのです。時代と合っていないのです。

しかし考えてみれば、明治になって近代的な学校教育がスタートして以来、ずっと同じような教育システムだったでしょうから、今さら個性を尊重しろ、自分らしく生きろと言ったところで、変わることは恐ろしく難しいに違いありません。

変わることができない日本が、この先どうなっていくのか心配でならないのです。

在来種

■20200215(土曜日:曇)

札幌雪祭りでの人工アイスリンクです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は朝、頑張って8キロを走りましたので、今朝は休養日です。

日の長さが実感できる毎日になってきました。仕事終わって二階に上がってきても、まだ明るさが残っています。12月22日の冬至からもう3週間以上は経っていますので、当然なのですが、日に日に日が伸びていくのは嬉しいものです。

天気予報を見ていると、西から次々と低気圧がやって来ては去っていくということの繰り返しです。昨日も激しく雨が降ったかと思うと、青空が見えたりもしました。今日は果たして、どうなりますでしょうか。

ここ数日は新型コロナウイルスのニュースで連日釘付けです。日本でも、それこそ北は北海道から南は沖縄まで、患者さんが発生しています。もう日本全国に広がっていると考えた方が良いのでしょう。

政府の初動活動がお粗末だったという指摘がなされています。とにもかくにも見えないものに対する恐怖というのは抑えようがありません。知らないうちに身の回りに迫っているという恐怖は例えようがないのです。一刻も早く終息してくれる事を祈るばかりです。

■今朝の東京新聞食卓物語欄では、静岡市清水区の大豆が取り上げられています。題して「奇跡の甘さ 地域潤す福豆に」です。原料の大豆は、静岡市清水区の山間地、山梨県境に近い中河内地区でひっそり引き継がれ、栽培されてきたそうです。

地元の方が、前々から自宅で味噌や醤油作りにと栽培していた大豆を、地元の農業組合法人「みらい」代表理事、大石さんに分けてくれました。この大豆を自宅で栽培した大石さんが枝豆で食べて、その甘さに驚いたことが事の始まりです。

静岡大学農学部で鑑定してもらったところ、由来ははっきりしないが、地区固有の在来種の可能性が高いと判断されたそうです。地元の農家の協力を得て栽培し、豆腐を作って限定的に販売も始めました。

巡り合ったことがない甘さ。豆乳がさらっとしていて豆腐作りがしやすい。在来作物は地域の生活の中で守られてきた。この大豆の甘さや味の深み、風味は中河内の気候、風土でしか出ない。

と、販売した会社の社長さんは語っています。最後にこう結ばれています。

小さな豆が緑豊かで静かな山里に大きな夢を広げる。

しかしながら、こうした取り組みに対しては、アメリカとの取り決めなどにより在来種の使用が禁止されようとしているのです。我々はそうした動きに、しっかりと目を光らせていかないと大変なことになるのです。

熱源

■20200213(木曜日:雨)

新さっぽろ駅前の様子です。静かな銀世界です。

■今朝は雨です。雨が強く屋根を打ち付けています。天気予報では午前中で雨も上がり、午後からは青空が見えてくるということですが、今のところ想像もできません。

昨日は連休明けということで、外来は大混雑でした。患者さんが来て下さるということは本当にありがたいことです。年老いた身には、いささか疲れてしまうのですが、感謝するしかありません。

■さて、今朝の東京新聞文化面には作家の川越宗一さんが直木賞受賞エッセーとして「熱源の故郷」と題して書かれています。

川越さんは2015年の6月に奥様と2人で北海道旅行をされたそうです。その時に、たまたま立ち寄ったのが白老郡白老町のアイヌ民族博物館だったそうです。まさに運命の出会いだったに違いありません。そこから小説熱源が生まれた訳です。

私も2018年に千歳JAL国際マラソンを走った後、妻が探してくれた白老町のホテルに泊まりました。その時にはアイヌ民族博物館に立ち寄ることはありませんでした。

今年北海道旅行した時に千歳駅でしたでしょうか、アイヌ民族博物館が新装オープンしたということを知りました。この川越さんのエッセイを読んだ後では、白老町を再訪してみたいと思うようになりました。

川越さんは、このように書かれていますが、私も北海道大好き人間として、その通りだとつくづく思うのです。

2015年の6月、妻と2人で北海道を旅行した。新婚旅行も北海道だったのだが、本州では見ることができない広大な景色にすっかり魅入られてしまった。それから機会をうかがい続けて、満を持しての再訪だった。

今日中には、小説「熱源」を購入しようと思っています。

インフルエンザ

■20200206(木曜日:晴れ)

十勝平野です。

■今朝はゆっくりと休みました。3日間連続で朝、走りましたので、今日は休息日です。今季の冬の冷え込みは、例年に比べて穏やかなように感じています。水道が今まで一度も凍っていません。

朝走った後に、熱いシャワーを浴びようと思って水しか出てこなかった時は、本当に焦るのですが、今季は一度もそうしたことが起こっていません。今朝は走っていませんので、シャワーも使うことはないのですが、かなり冷え込んだようです。

日本海側や北海道では、これから明日にかけてかなりの積雪が見込まれるようです。昨夜見たテレビのニュースでは、北海道旭川の最低気温がマイナス20度と予想されていました。マイナス二度でも震え上がってしまうのに、マイナス20度などという気温は想像もできません。雪崩などの災害が起きなければ良いのですが。

■さてテレビのニュースでは、中国から広がり始めた、コロナウイルスによる感染の報道一色です。しかし意外なことにアメリカでは今年の冬はインフルエンザが大流行して、過去10年間で最悪のインフルエンザシーズンとなっているようです。特にB型が流行していて免疫のない小さな子供の犠牲者数が増えている傾向のようです。

中国本土で死者数400人、感染者が2万人を超えた新型コロナウイルス。国境封鎖に乗り出した国も出るなど、その大きな広がりが世界を揺るがせていますが、アメリカではインフルエンザウイルスに全米で1500万人が感染し、14万人が入院、今シーズンだけで8200人以上の死者を出している、と報道されています。

アメリカ疾病対策センターによれば、インフルエンザによる米国内の死者は年間少なくとも12,000人に上るとCNNは伝えています。アメリカにとっては、コロナウイルスよりもインフルエンザウイルスの方が深刻なのです。

こうした状況はなぜか日本のマスコミは取り上げません。なぜアメリカで、これほどインフルエンザによる犠牲者が多いのかはよく分かりません。

医療制度や保険制度の違いなど、日本とはずいぶんと仕組みが違うので、その辺りが影響しているのかもしれませんし、アメリカでは経済格差が一段と開き、ホームレスに陥っている人の数が相当数に上っているようです。つまり経済環境の悪化が生活環境の悪化を招き、インフルエンザに対する抵抗力を減少させている可能性は高いと思います。

中国における医療環境の劣悪さをマスコミは盛んに報道しますが、それだけではどうも一方に偏りがちのような気もするのです。

コロナウイルス、そしてインフルエンザも日本での流行が、大きな被害をもたらさないことを祈るばかりです。

電磁波

■20200131(金曜日:晴れ)

■今朝もゆっくりと休みました。今月はすでに100kmを走り終わっていますので、昨日、今日と休養をとり、明日の2月1日に、また最初の積み重ねをする予定です。

それまで57ヶ月続いていた月100キロ走が、昨年の12月に風邪をこじらせたことと、白内障の手術を受けたことが重なり、途絶えてしまいました。これは致し方ありませんでした。どう頑張っても100キロは無理でした。

気持ちを切り替えて新しい年の1月からまた積み重ねを始めることにしました。そして最初の今月、無事に100キロを走りきりました。

今週に入ってから花粉症でしょうか、くしゃみが出て困り始めています。テレビではコロナウイルスによる肺炎のことで、毎日大変な騒ぎとなっています。中国を発信地とする、新しい感染症の広がりで世界中が大騒ぎになっているのです。

一番困っているのは、症状が何も発現していない状態でも、他者に感染する可能性が指摘されている点です。いわゆる野放しの状態になっている訳です。

元々はコウモリに寄生していたウイルスが、他の家畜を通して人間に感染するようになったのではないか、と推測されています。これは今までの新しいウイルス感染症と同じパターンのようです。

何にしても落ち着くのにだいぶ時間がかかりそうですので、オリンピックへの影響が懸念されています。人が自由に世界中を移動できなくなる可能性があります。これではオリンピックどころではありません。大きな危機に違いありません。

■さて、アメリカのトランプ大統領による、中国ファーウェイの制裁問題で5Gの問題が大きくクローズアップされています。携帯電話の新たな通信サービス「第5世代移動通信システム」のことです。

ほとんどの方は知らないのですが、実はこの通信システムに使われる高い周波数帯の電波に健康被害の懸念が指摘されているのです。海外の研究事例などでは、「エネルギーが強く、皮膚ガンや失明などの増加。生態系へのダメージ」が指摘されているのです。

先日の長周新聞にも特集されていました。ともすると、利点ばかりが強調されますが、決して看過して良い問題ではないと思われます。冷静な議論が必要ではないでしょうか。

自主独立

■20200130(木曜日:晴れ)

2019年千歳の夜明けです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は気温が20度近くまで上がると予想されていました。その前日と全く異なり、暖かさに驚きました。実際は18度ぐらいだったようですが、身体がとても楽でした。

年をとったせいもあるのでしょうが、寒さは身に堪えます。体も縮こまってしまいますし、活動するのが億劫になってしまいます。

寒さも緩んだためでしょうか、外出を控えていた患者さんも外来に来られ、久しぶりに外来が混雑しました。花粉症の時期が来るまでは、外来も暇なのです。

■さて、今日の東京新聞「視点」では、論説副主幹の豊田洋一さんが「自民党改憲論の矛盾、米軍撤退こそ党是では」と題して書かれています。1955年に結党された自民党は、結党時に定めた「党の使命」や「党の政綱」に「現行憲法の自主的改正」を明記しました。豊田さんはこう書かれています。

自主独立の精神にあふれた自民党の先達たちは、戦争放棄と戦力不保持の憲法九条を改正して自前の軍隊を持ち、米軍を撤退させることが、日本のあるべき姿と考えていたのだろう。改憲は手段に過ぎず、目的は米軍撤退だった。

なるほど、とても理にかなった主張に思えます。そして豊田さんは、こう語っているのです。

それでも自民党が党是として改憲を目指すなら、その先にある米軍撤退も同時に掲げなければ筋が通らない。米軍の撤退を求めない改憲論など、党是から言えば矛盾だ。

どこの国でも民族主義者と呼ばれる人達がいます。時に極右勢力などと呼ばれることがあるようですが、外国勢力の影響をなるべく排除し、民族による自主独立を掲げる点において、一定の筋が通っていることは間違いありません。

ところが不思議なことに、日本ではこうした人達の存在が私たちの目には写ってきません。いわばアメリカ軍に占領されているような日本の現状を憂い、外国軍隊の排除と国家の独立を唱える勢力というものが、保守の側からは出てこないのです。こうしたいわば倒錯した精神状況というものが、戦後の日本の民主主義をどこか歪めているのではないかと私は感じられてならないのです。

美術館

■20200128(火曜日:雨)

河津桜、通称あやちゃん桜が咲きました。

■昨日から各地で大荒れの天気が続いています。大分県では観測史上最高となる降雨量を記録し、高速道路が不通になってしまったようです。関東地方も内陸部を中心に大雪になっています。

静岡でも御殿場では雪がかなり積もり、交通への影響が心配されています。沼津でも昨日から冷たい雨が降り続いています。幸い雪にはなっていないようですが、愛鷹山の頂上は真っ白になっています。

■昨日は冷たい雨が降り続いていたためか外来も閑散としていましたので、取り掛かった仕事を片付けました。ホームページの完成です。

2011年にのんちゃんと3人で、ジーロングに住むオーストラリアのパパとママの家族に会いに初めて出かけました。その時の様子はホームページにまとめてあったのですが、英語での内容が記載されていなかったのです。それでは、オーストラリアの家族に読んでもらうことができません。

今ではネットで翻訳が気軽にできます。Google翻訳です。もちろん、まだまだ完璧というわけにはいきません。日本語から英語に訳す場合には、日本語をあれこれ変更してみて、翻訳された英語が不自然でないかどうかを確認する必要があります。

自分で書いた日本語が自然だと思うことは当然なのですが、それを英語に翻訳しようとするとAI(人工知能)にとっては理解不能な文章であることがよくあるのです。日本語はどうしても主語が抜けてしまいがちです。ところが英語では主語を抜くことはあまりありません。雨が降っても、「It rains.」です。

主語がどの述語にかかっていくのかが分かりにくい、という事もよくあることです。自分では分かっているつもりなのですが、客観的に見るとそれぞれの関係が分かりにくいというのは日本語の特徴でしょうか。

オーストラリアの家族にもメッセンジャーで連絡し、どうやらページを読んでくれたようです。

■今朝の東京新聞には「アーティゾン美術館」が開館と題して、記事が書かれています。あの旧ブリヂストン美術館がリニューアルオープンしたのです。最近は出かけていませんでしたので、この記事を読んで昔を思い出していました。

美術館は昨年竣工した高層ビル「ミュージアムタワー京橋」の一階から六階に入っているようです。

最も変わった点は、入館が日時指定予約制となっていることです。訪問をする場合には、来場者はネットで事前に予約をしてチケットを購入し、入館時間を1日4回に区切って設定されています。入館後は入れ替え制でないため閉館まで滞在することも可能です。

若者に親しんでもらいたいとして、専門学校生も含めて大学生以下は無料としたようです。ネット予約だと1100円ですが、当日券は1500円とのこと。美術館の新たな利用方法として注目を集めています。

私も是非一度訪れてみたいと思っています。

32名

■20200126(日曜日:雨)当番日

長井崎中学校から見た富士山です。

■昨日は埼玉県浦和駅前の伊勢丹7階にあるレストランで高校の同期会が開かれました。同期生の中から同窓会の理事を1人選ばなければならないからでした。

出席したのは32名。昭和47年卒業の私達の学年は、全生徒数が450名ほどだったと記憶していますので、卒業して48年が経とうとする今、こうして同期会を開催してみると、集まったのは一割に満たない32名でした。

32名のうち、東京在住の方が6名。その他、茨城県、神奈川県、栃木県、そして静岡県が1人ずつでした。残りは全て、埼玉県に住んでいます。

たまたま私の隣に座られた方が能森さんで、今は勤めておられた三井住友建設の常勤顧問をされているそうです。役員という待遇で退職された後で、今は毎日以前と変わらず出社されているとのこと。高校時代からバスケット部だった関係で、地域でも仲間を募って続けておられたようですが、さすがに最近はご無沙汰とのことでした。

いつも思うのですが、こうした同期会や同窓会に出席して来られる方は幸せなのです。もちろん生きている限り、何もかも不満が全くないということはあり得ないのですが、こうして時間とお金をかけて、昔の仲間に会うために出かけてくるというのは簡単なようでいて、なかなか敷居の高いものです。

同窓会総会を仕切るのが毎年、還暦年度と決められていますので、ちょうど6年前でしょうか私どもの年度が、その当番に当たりました。その時が一番数多く集まったように記憶しています。

それはさておき、昨日一番驚いたのは、いつも私たちの幹事役をしてくれている、野辺さんが同窓会全体の会長に就任される予定だと聞いた時です、現在、私どもの高校の同窓会長を務めてくださっているのは三菱地所の木村さんです。丸の内の大家と言われている、あの三菱地所ですから、経済界でも重鎮に違いません。

木村 恵司(きむら けいじ、1947年2月21日 – )は、日本の実業家。三菱地所前会長。埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。

埼玉県立浦和高等学校を経て、東京大学経済学部経営学科卒業。1970年に三菱地所に入社し、2005年から社長に、2011年から2017年まで会長に就任した。

2019年 – 春の叙勲で、旭日大綬章を受章。一般社団法人東京ビルヂング協会会長に就任 。

と、Wikipediaにありますから、やはり、お忙しくて長く続けるのは難しいのでしょう。その後を継がれて同窓会長になるのですから、野辺さんは大したものです。弁護士として長く活動をしてこられた、その活躍を認められたに違いありません。

そうなると毎年行われる同窓会総会に、私も出席しないわけにはいかなくなりそうです。同期生の1人として応援しないわけにはいかないからです。埼玉に住んでいるわけではないので、実際に何かお手伝いをするのは難しいかもしれませんが、とにかく顔を出すというのが一番の応援になりそうです。

今日は当番日ということで、朝8時から仕事をしなければなりませんので、昨夜は6時に始まった懇親会も7時30分頃には会場を出て、駅に向かわなければなりませんでした。

仲良しの久保先生が気を利かせて、名簿の順番よりも早く私に挨拶をさせてくれたのがありがたい心配りでした。久保先生とはいつもFacebookで繋がっています。私がベトナムで行った活動を掲載していた内容を見てくださっていて、昨日も応援の言葉をかけてくれました。

仲間とは有り難いものです。遠路遥々出かけてみて、最後にいつも思うのは、そのことです。

全国ラグビー選手権に出場した後輩の応援に出かけた話など、楽しい話題でいっぱいでした。帰りがけに元ラグビー部の星野さんから、大会で使用した応援旗をいただき、三回戦まで勝ち進んで優勝校に破れた母校の活躍を、新聞の結果を見ながら応援していた、あの頃の熱い気持ちを思い返していました。

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