2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: マラソン Page 6 of 9

悪病神

20170909(土曜日:曇)

北海道支笏湖畔の様子です。渡辺淳一さんの小説「無影灯」で一躍有名になりました。

■今朝は走りました。今日はNonちゃんとディナーの約束。Nonと三人で楽しく食事をする予定です。そう思ったら元気が出てきました。ということで、目覚ましに気付かずに、5時15分に起き出したのですが、準備運動をしてからスタートしました。寝起きですので、最初の3キロほどは、どうしても体が重くて思ったように脚が前に出ません。

それでも折り返し点の百澤神社を過ぎてからは、次第に速度も上がり、結局 10.08km をキロ6分29秒で完走しました。これで今月は、38.06km を積み重ねました。

■さてサピエンス全史を読み進めていますが、ヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってきて暴虐の限りを尽くすのですが、初めて彼らが上陸した時に、現地の人々は香炉を持って彼らの後をついて回った、という記載があります。ヨーロッパ人は自分たちが特別待遇を受けている、と勘違いたのですが、実は単に彼らが臭くて堪らなかっただけだったようです。

ヨーロッパ人は不潔で悪臭いっぱいだったのです。現地人の方が、よほど衛生観念が発達していたのです。しかしながら、その後ヨーロッパ人が持ち込んだ天然痘を初め、現地には無かった伝染病のためもあって、殆どの人々が死に絶えるという恐ろしい事態が発生したのです。まさにヨーロッパ人は悪病神だったのです。

1500年代以降、ヨーロッパが拡張し、新世界が征服されたのですが、いまだに欧米人たちは世界にとって悪病神であり続けているように私には見えるのですが。

狩野川花火大会

■昨日は狩野川花火大会でした。沼津駅から歩いて10分ほどの所の狩野川べりで行われる花火大会は、今年で70周年。市街地で行われる花火大会としては東海随一のようです。

昨年は私が会長として、井上さんにお願いして桟敷席を用意してもらいました。今年は川沿いのリバーサイド・ホテルでの花火鑑賞です。

6回のチャペルで例会を済ませた後で、4階に移動してバイキングの夕食を楽しみました。

昨日は午前中は診療。そして少し休んでから新沼津カントリークラブにアプローチの練習に行きました。一時間ほどすると雨が降り始めましたので、帰宅して出かける準備をしました。

沼津へ向かう電車は大混雑。浴衣を着た女性の多いこと。夏です。そして駅前の歩行者天国も押すな押すなの大盛況。年に一度の賑わいです。渋谷へ行けば、毎日がこんな状態なのでしょうが、地方都市では、そうはいきません。

30年以上前は沼津の駅前も、こんな混雑があったのです。多くの百貨店が立ち並んでいました。今は昔です。もう数が戻ることはないでしょう。質の向上を目指す以外にありません。

 

ホテルから花火を楽しみました。昨年は桟敷席でしたが、今年は高みの見物です。

最後の呼び物、ナイアガラの花火です。

■楽しい夜でした。ロータリークラブの仲間と食事をした後で花火見学なんて、本当に贅沢です。帰りの電車が、また大混雑。こんなに人が住んでいたかぁ、と思うほどの人出でした。

今週の土曜日には、私の住んでいる原地区の花火大会。この大会も昔は土曜・日曜日と2日も行っていたのですから、今では考えられません。

住んでいる住民も減り、資金も減れば、一日で十分になります。原地区の花火大会では、いつも家を提供していただいて、みんなで食事を共にしながら、その後で花火を間近に楽しんでいた仲間も、中心になっていた奥様が病気で亡くなられ、自然消滅になりました。

時の流れを感じます。

新しい社会

 

■今朝は走りました。木曜日に久しぶりにゴルフの打ちっぱなしに出かけて、打ち込みました。色々得る点がありました。しかし困るのは、その後の体の悲鳴です。

つまりは筋肉痛であったり、腰の痛みであったり、体のだるさです。こればかりは致し方ありません。運動の痛手が時間をおいて出てくるのです。

今日は、5.72km を積み重ね、総計 112.22kmとなりました。梅雨の間にもかかわらず、よく頑張りました。毎回の走行距離が、当初は9キロを走っていたのですが、鬱陶しい天候の中では、5キロコースがやっとでした。

■さて民進党の蓮舫代表が辞任しました。稲田大臣同様、遅きに失した、というところでしょうか。

代表に就任して一番の相棒である幹事長を誰にするかと思っていたら、野田幹事長と聞いて、あーあ、この人はダメだ、とあの時点で未来は見えました。

民主党政権末期の、国民を裏切って自爆解散をした、あの野田さんが一番の相棒というのですから、蓮舫さんの人を見る目と言うか、仲間の貧弱さというか、一度に人間関係が顕になりました。

何もつるめば良い、というものではもちろんありません。しかし誰からも一目置かれる仲間を持っていないリーダーなどありえないのです。政治家として一番頼りにしているのが野田元総理、というのですから、蓮舫さんの政治家としての力量は、残念ながら期待すべくもありません。

国民意識との間の溝は、あまりに深すぎて埋めようがありません。本人が、そのことに気付いていない、ということが一番の問題なのですが。

今の民進党には政権を取れるほどのリーダーは見当たりません。なぜならまともな人々は小沢さんと一緒に、民主党を飛び出したからです。自分のことよりも国民の事を、それこそ、国民ファーストで考えた人々は、民主党には残っていなかったのです。

従って、いま民主党だけでは、どうあがいても人材が足りません。自由党、社民党の仲間を糾合して、自民党政権に対峙できる、新自由主義では多くの国民は犠牲になるばかりだ、ということを真正面から主張する政権構想を打ち出すべきなのです。

トランプさんは、そうして大統領になったのですから。日本のマスコミは、そのあたりの本当のことは報道していません。彼の言う、フェイクニュースとは、本当のことなのです。

■私は、ベーシックインカムを検討課題として取り上げるべきだと思っています。少なくとも新しい政権になったら実験的に開始する、と公約するべきです。

自民党からは、バラマキだ、と非難されるでしょう。自分を棚に上げて、よく言うよ、と思いますが、安倍さんのやっているのは、身内だけへのバラマキですから犯罪に等しいのですが、ベーシックインカムはすべての国民のためですから犯罪には当たりません。

公的扶助には様々ありますが、そうした制度には膨大な手続きが必要で、行政もそうした手続きに忙殺されていしまっているのです。医療機関も、その一つです。時間的にも資金的にも、無駄が多すぎるのです。

時を減るに連れて制度が煩雑化して、膨大な労力が浪費されています。新自由主義者は、扶助そのものをゼロにしろ、というわけですが、それでは社会は弱肉強食の世界になってしまいます。

そんなことできるわけがない、という先入観を一度取り払って、冷静に可能性を検討する段階に、もう至っていると私は思っています。

 

政治家の言葉

 

■稲田防衛大臣が辞任に追い込まれました。安倍総理の秘蔵っ子だそうですが、新聞の報道を読む限りでは、本当に司法試験に合格した弁護士だったの、と疑問を感じざるを得ない発言ばかりでした。

頭は良いのでしょう。でも言って良いことと悪いことの基本的な区別ができない人のようです。要は政治家には向いていない、ということは間違いなさそうです。

どうも安倍政権は、一番上から下まで似たような人が多いと感じる人が増えているようです。それが東京都議会議員選挙に如実に現れたのでしょう。

稲田大臣については、東京新聞のコラム「本音のコラム」が大変興味深い内容を教えてくれます。文芸評論家 斎藤美奈子さんが、「あの人は いま」と題して、ある人の発言を紹介しています。曰く、

その人はいう。

<一言で今の政治状況を形容するなら、「 不道徳」 の一語に付きます>

告発は続く。

<自分たちだけよければよい。 勝つためには手段を選ばない 。嘘をついても責任は取らず 、傲慢なのに国民におもねり、 テレビ映りを気にして 、いかにすれば自分が誠実で有能に見えるかばかり考えている政治家たち 。そして利益誘導型政治の横行>

批判は国会にも向けられる。

<今の日本の政治における最大の問題は 、最高の言論の府であるはずの国会に議論がないことです>

その人とは、誰あろう稲田朋美氏。引用したのは著書『私は日本を守りたい』(PHP研究所・2010年7月)の一節である。

この時彼女は野党議員。 冒頭の批判は当時の民主党政権に向けられたものだった 。

 

こうなるとブラックジョークとしか言いようがなくなります。そう悪ふざけとしか思えない、ということです。そして、極めつけは稲田大臣の以下の言葉です。

<辞任ですむ問題ではありません。最低でも国民に対する説明責任を果たし、議員辞職すべきです。いったい日本の政治はいつからこんなに堕落したのでしょうか>

彼女は野党議員にこそ向いている、と言うとブラックジョークに過ぎるでしょうか。

 

 

100キロ達成

 

■月曜日の夜に行われた講演で、久しぶりにお会い出来た孔子学院院長の高橋恵子さんから返信のメールを頂きました。

そのバイタリティーには、本当に敬服するばかりです。私のような引っ込み思案には、ただただ憧れるばかりです。

昨年Sunと二人で万里の長城に旅をしました。北京の地下鉄に乗り、天安門広場にも出かけました。往復の電車の中で、何と二回も席を譲ってもらいました。そんなに年寄りに見えるのか、とがっかりする面もあったのですが、その優しさには、本当に感激するばかりでした。

ところがお礼の、謝謝と言うばかりで、あとが全然つながりません。つまり中国語を、一言も知らない、ということです。これは大変情けない思いでした。今からでも中国語を習いたい、という思いはあるのですが、勇気がないのですね。でもせっかく高橋先生という素晴らしい講師がいるのですから、飛び込んでみるべきなのでしょう。

■今朝も走って、月間目標である 100km を今月も達成することができました。これで 29 ヶ月連続して達成しました。よく飽きもせずに続いているものです。要は、その方が体の調子も良いし、楽しいからなのでしょう。誰に強制されているわけではありませんから、物好きなだけなのですが、威力は絶大です。

体型が、どんどん変わっていくのが自分でも分かります。余分な脂肪が落ちて、筋肉が付いてきます。べつだん筋トレなどは一切していないのですが、ストレッチ体操も効果を発揮しているのでしょう。とにかく続けることが一番です。

マイクロフォン

■昨夜は講演会を聞きました。サンウェルぬまづで、沼津国際交流協会主催の講演会「中国文化講座 2017 新語で読み解く中国事情」が開催され、私も参加しました。

講師の工学院大学 孔子学院院長 高橋恵子さんは、地元沼津の出身で、群馬テレビのアナウンサーを振り出しに、北京放送局のアナウンサーを経て、本年の4月から院長に就任されました。

FM沼津で番組を持たれていた時に、私も二度出演させていただき、そのご縁で参加いたしました。

内容は、現代中国の様子を言葉を通して分かりやすく、そしてとても楽しく語られたましたが、本当に飽きることがなく、あっという間の1時間半でした。

高橋さんも述べられていたように、明治時代になり西欧近代文明が怒涛のごとく押し寄せてきた時に、私達の祖先は英語をそのまま使用することなく、「政治」や「哲学」という新しい言葉を発明し、日本語での新しい概念を学ぶことを可能にしました。これは日本人が一体化して近代化するために、たいへん大きな力を発揮したのです。

現代でも近代化しようとする発展途上国が、新しい概念を学ぶために自国語でなく英語でしようすると、手っ取り早いようでも、結局は国民が理解できる層とできない層に分裂し深刻な問題を引き起こしています。

昨年Sunと一緒に北京に行った時に、ホテル近くのコンビニに入りました。玄関脇のガラス戸には、中国人利己的便利店、と書いてありました。なるほど。何でもかんでもカタカナで済ませてしまう日本人は、いずれ言語的想像力を枯渇させてしまうのではないか、と私は危惧しています。きちんとした咀嚼を経ずにいい加減なまま、新しい概念を移植し続けていると、いつの日か、本当に日本人は曖昧な日本人になってしまうのではないでしょうか。

ところが、高橋さんに質問してみると、何と中国でも今は状況が少し異なるようです。怒涛のように押し寄せるデジタル世界の新語に対して以前は中央で検討会を開いて、統一して使用する用語を作成していたのだが、最近は音をそのまま文字乗せてしまい、マイクロフォンという、音をそのまま音声的に近い文字に置き換えて使用する場合も出て生きている、というのです。

詳しいことは中国語が分からない私には理解できないのですが、そうだとすると、中国も日本同様意味を深く考える前に、文字に置き換えてしまう、という大変安直な作業をしてしまっていることになります。

真夏のオリンピック

■東京オリンピックが三年後に近づきました。何と真夏に開会されます。私達の世代には、東京オリンピックというと、爽やかな秋晴れの青空のもと開催された、という印象がとても強いのですが、いまはそうではありません。

アメリカのテレビ放映の関係で、この時期が選ばれているのです。選手の健康管理など、二の次、三の次なのです。金権まみれ、ここに極まれり、というところでしょう。こんなことが、いつまで続くのでしょうか。

膨大な予算が注ぎ込まれ、そして途中でピンハネされて、政治家などの懐に転がり込む。結局は国民が税金という形で補填されて終わり。残るのは使われもしない巨大な建築物ばかり、となっているのは、ここ最近のオリンピックのパターンのようです。

■何処かで歯止めを掛けないと駄目なのですが、今だけ、金だけ、自分だけ、という風潮は世界中を覆い尽くしています。滅びるしか無いのでしょうか。

助言

■昨夜はロータリークラブで共に活動した友人の坂部弁護士さんと一緒に夕食をともにしました。Takuのたっての希望でした。

その道の大先輩に、これからの助言をいただくためです。坂部さんも、せっかくの週末を潰されることになりましたが、ひと時後輩との歓談を楽しんでいるようでした。

豊富な経験からのお話には、二人とも聞き入ってしまいました。

坂部弁護士とともに。楽しいひと時でした。感謝、感謝です。

公益資本主義

■東京新聞の「あの人に迫る」という特集があります。先日の語る人は、原 丈人(はら じょうじ)さん。内容は、公益資本主義についてです。

「株主優先に弊害 会社を公器に」と、あります。欧米型の資本主義がマネーゲームに堕してしまい、その結果中間層が没落し、社会が二極化することで社会が分断されてしまった、というのです。

多くの市民が幸せを実感できない社会になっている、とも言われています。そのとおりだと私も思います。共産主義というユートピアが消え去った後、世界中がタガが外れたように強欲資本主義に邁進するようになったのです。

実態の伴わないマネーゲームばかりが跋扈しています。こんな社会が長続きするはずがありません。原さんによれば、

21世紀の日本の使命は、公益資本主義を体現して世界のモデル国家になることだと思うのです

と、述べられています。そのとおりだと私も思います。

ところが安倍政権の目指しているのは、世界の尻馬に乗った、原さんの推奨する使命の真逆を突き進んでいます。

規制改革会議に集う面々は、結局は私利私欲のために国民を犠牲にしている、と言われかねない行動ばかりです。第三者のふりをして自分の会社が儲かるように、自分の懐が豊かになるように、と派遣社員を増やすことばかり考えています。実に不思議です。どうしてこんな人々が大手を振って歩いているのか、実に不思議です。

■この記事は、読む価値があると私は思います。

プールとかき氷

 

■梅雨明けしてセミが大合唱です。まさに夏本番です。

プールとかき氷が恋しい季節です。

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