■20190502(木曜日:晴れ)
■さて、今日で零和も掴め二日目を迎えました。今現地時間朝の7時45分ですが、ようやく夜も明けて明るくなりましたが、こちらは冬に向かっている時期ですので、夜明けがとても遅く感じます。足元を気にせずに安心してジョギングするとすれば、今の時期ですと7時ぐらいが良いように、こちらでは思います。季節の関係、そして緯度の関係もあるのでしょう。何しろオーストラリアはダウンアンダーなんです。
昨夜はAyakaとベンと4人で日本食を楽しみました。18時30分にサザンクロス駅改札近くで待ち合わせて、予約していた飲食店、花菱 Hanabishi に向かいました。19時から21時近くまで、本当に楽しく語らうことができました。もちろんベンとの会話は英語になりますので、難行苦行、四苦八苦となるのは致し方ありません。でも昨年7月にBenがたくの結婚式に出席するために来日してくれた頃に比べれば、自分なりにかなりストレスが減ったように思います。毎日昼休みに聞いていた、ラジオ英会話の時間が、役に立ったのでしょう。
何をそんなに話し合ったのかと思い出してみると、多くはさもない、ささいな事だったように思います。誕生日は8月31日生まれですから私と同じ8月生まれ。姉と兄の三人兄弟の末っ子であるところも、私と全く同じ。話は盛り上がりました。ご両親も、その前の世代もオーストラリア生まれとのこと。ただ、母方の祖父でしたか、アイルランドからの移民と言われていたように思います。
なぜそんなことが気になったかというと、今日Sun と一緒に市内見物をしていて、セントパトリック大聖堂を訪問していたからです。建物がとても歴史がある立派なものであったことは言うまでも無いのですが、玄関前の広場に銅像が建っていました。近づいてよく見てみると、オコーナーとアルファベットで書かれていました。そうです、オコーナーといえばアイルランド系の名前の特徴です。家に帰って少し調べてみる必要があるようです。
市内を歩いていて、ある建物を見つけました。メルボルン大学医学部付属眼科、耳鼻科病院です。こちらでは公的な社会保険で賄われる医療費には、眼科と耳鼻科と、そして歯科の費用は含まれないとのこと。つまり、この3科にかかった時の費用は、ほとんど自費診療ということになります。とても高額のようです。オーストラリアにおける歯科医師の収入が、日本のそれと比較して圧倒的に高額であることが、マスコミで話題になるほどです。いつしか日本でも、そんなことが起きることがないように祈るばかりです。■九時半にサザンクロス駅で列車に乗りました。みどりの窓口で往復切符を二枚買ったのですが、係の人の話を聞いてもどのプラットフォームでのたら良いかが聞き取れませんでした。プラットフォームは16Nというところまではわかったのですが、その16Nが、どこにあるのか、二階に登ってその奥に、と言われたことしかわかりませんでした。案内板を思案げに覗いていると、現地の方が親切に教えてくれて事なきを得ました。50分ほどでしょうか、列車に乗って、ジーロング駅に到着しました。その手前の駅が北ジーロング駅でしたので思わず焦りましたが、隣の座席に座っていた現地の方に確認したところ、ジーロング駅ではないよ、と教えて貰って安心しました。駅を出て駅前の広場で写真を撮り、今ジョーンズさんが来るのを待っているところです。予定よりも1本前の列車に乗りましたので、20分以上早く駅に着いています。途中雨が降っていましたが、現在10時36分ですが、雨も上がり少し青空も見えていきました。風は冷たいのですが寒いということはありません。幸運です。さて今日一日どうなりますことやら。列車はほぼ十分おきぐらいに、メルボルンとの間を往復しているようです。オーストラリア16ドルの往復運賃でした。マイティーと呼ばれる、スイカのようなカードで無事に問題なく購入出来ました。途中で係の方が来てカードをチェックしていました。十分なチャージがされているのかどうか、チェックしているのでしょう。
パパとママが、到着時刻よりも少し遅れて駅に迎えに来てくれました。エミリーの家によって新しく買った家のようですが、そこで子供達に会って車で近くに観光客目当てのチョコレート工場、ちょうどハワイで行ったようなチョコレート工場に立ち寄って、ご馳走してもらいました。
夕食はポテトチップスとフィッシュアンドチップスと鶏の唐揚げでしたが、油っこい物ばかりで日本人には辛い内容でした。
でも子供たちがみんな集まってくれたのには本当に驚きました。エミリーは今仕事を休んでいて子育てに専念中。子供を預けると一日で一人140ドルかかるということで、とても預けて仕事をする事は経済的に合わないようです。英語での会話は骨の折れる作業でしたが、持参したWiFiルーターとポケトークおかげで、かなり救われました。a Japanese secret weapon と私は勝手に命名していましたが。しかし本当に英語は聞取りが大変です。毎日練習あるのみです。
フォードの現地法人に勤めているパパも人員整理にあってしまい、今夜のシフトが最後とのこと。明日からの仕事が、どうなるかは行ってみないと分からないということでした。40人ほどの従業員が整理されるそうで、誰に仕事が残って誰がお払い箱になるのか、未だに連絡が無いのもこの国の特徴でしょうか。
ただパパは経済的な知識がしっかりしていて3箇所に不動産を持っているようで、今開発ブームで土地も家も値上がりしているとのこと。駅に降りてびっくりしたのはビルが建設中だったことです。住宅地の開発も盛んで今まで牧場だった所が住宅地に変わっていました。どんどん土地が値上がりしているようです。メルボルンへの宅地開発ということです。
夜の7時20分の電車に乗ってジーロング駅を出発しました。サザンクロス駅に着いたのは夜の8時35分頃。二階にあるスーパーマーケットでサラダと巻物と果物を買って、今トラムを待っているところです。夜のちょうど9時。雨がパラついていますが、幸い止んできました。トラムに乗ってcasino駅で下車。いつもの道をヤラ川沿いに歩いて五分ほどでホテルに到着です。気疲れのする一日でしたが、来て良かったと感じたジーロングでの一日でした。
あすはいよいよ、Ayaちゃんの結婚式です。