2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年6月 Page 1 of 3

写真展終了

■20190630(日曜日 :雨)

 

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蓮の花が綺麗です。

 

■昨夜から激しい雨が降っています。今日は新沼津カントリークラブ理事長杯の1回戦と2回戦が行われる予定ですが、果たしてどうなりますやら。私は予選の時にちょうど東京での会議がぶつかってしまい、参加することができませんでした。参加しても予選を通過することは多分できなかったとは思いますが、毎年ちょうど日程が重なってしまうのはさらに、あと2年は致し方ないようです。今日は協議委員として参加することになっています。今年初めての経験です。

 

雨、そして風のみならず霧に苦しみました。何しろ20ヤード先が見えないのです。どこへ打ったら良いのか、五里霧中とは、まさにこのことです。キャディーさんの言うとおりに、この辺りに打ってください、というアドバイスどおりに狙うわけですが、そうは問屋が卸してくれません。

 

特にグリーンが見えない状況で打つことほど、虚しいことはありません。それでも結果を見てみると、勝ち上がっているのは、ハンディキャップの少ないプレイヤー、詰まりは腕前が、そのまま結果に反映しているから不思議です。競技委員としてプレイヤーを見ていると、スイングの違いが良く分かります。自分がどう打っているのかは、いつまで経っても分かりません。何が悪くて、思ったところへ打てないのか、そしてボールが飛ばないかは、気分自身で考えていても、永遠の謎なのでしょう。

 

■2018ベトナム支援の旅の写真展も無事に終了しました。

 

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サンウェルぬまづでの写真展の様子です。

 

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旅の様子の報告会も無事に終わって、仲間と記念撮影です。

 

みなさんから、貴重なご寄付もいただきました。今年の活動に役立てたいと思います。

 

夕食の時

■20190629(土曜日:曇)

 

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いつもお世話になっているニューウェルサンピア沼津です。我が家から10分ほどです。四季を通してお世話になっています。

 

■今朝もゆっくりと休みました。いよいよ明日で6月も終わりです。月曜日からは新しい月が始まります。つまりは、また一から積み重ねを始めなければなりません。その前には十分休息を取っておかないと、初日にしっかりとした走りが出来ないのです。

 

さて今朝の東京新聞には興味深い記事がありました。「父親も一緒に夕食「トモショク」運動 滝村雅晴さん」、という内容です。 滝村さんはこう語っています。

 

父親が、働きながら、当たり前に夕食を家族と一緒に食べられるような世の中にしたい。

 

2012年、当時8歳の長女を病気で亡くされました。闘病の最後は点滴で栄養を取るのみだったそうです。

 

家族と食事ができる機会は有限。食べてもらう相手がいて、ともに食卓を囲めることがいかに幸せか、娘に教わった。

 

16年前に長女の誕生を機会に料理を始め、会社人間だった自分が、家族のために料理を作り、片付けまでする「パパ料理」を広めようと起業され、「パパ料理研究家」として指導や講演に全国を飛び回っておられます。

 

この記事になぜ目が止まったかと言うと、正確な記録はないのですが、20年近く前に、ロータリークラブの公式雑誌である、ロータリーの友誌に「 夕食の時」と題して、父親も家族と共に夕食を取るべきだ、と投稿したことがあるのです。その意図するところは、上記の滝村さんの思いと一緒でした。まさに家族と食事ができる機会は有限なのです。

 

そう思うきっかけとして、ヨーロッパ中世史がご専門の木村尚三郎先生が書かれた「家族の時代 ヨーロッパと日本(1985)」という本を 読んでいたのです。 その中で木村先生は確か「company 」という言葉について、 com・pa・ny [ com(一緒に)panion(パン)を食べる仲間 、というのが元々の意味なのだ、と説明され、家族とは食事を共にする人々のことなのです、と言われていたのです。

 

当時はまだモーレツ人間が社会を闊歩していた時代です。雑誌に原稿が掲載され、いく人かの友人から電話をもらいましたが、ある人からは仕事で忙しく夕食を家族と共にすることなどできるはずがないだろうと、憤りに近い口調の電話をもらった際には大変驚きました。その方の人間性を初めて知った気がしました。とても懐かしい思い出です。

 

グレンミラー物語

■20190628(金曜日:晴れ)

 

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北海道千歳市青葉公園の緑です。5年連続千歳マラソンに参加しています。

 

■昨日からの台風騒ぎも一段落したようです。今朝起きて窓を開けてみると、空は青空でいっぱいです。 こちらでは夜中にもそれほど激しく風雨が強まることはありませんでした。 これならば今朝も走れましたが、昨日の朝走って月間目標を達成していましたので、今朝はのんびりと起きだしました。

 

昨夜は沼津西ロータリークラブのさよなら例会。ところが会長のお母様が亡くなり、お通夜が重なってしまったために、会長不在の例会となり、いまいち盛り上がりませんでした。お酒も自分では大した量を飲んでいないつもりでしたが、勧められた焼酎が強かったのでしょうか、飲み過ぎの症状である左肩の肩こりと軽い頭痛に一晩中苦しめられました。 この時間になって、ようやく楽になってきました。

 

■先日 Amazon からのメールで、プライム会員は「グレンミラー物語」を 無料で観ることができるとの案内が来ました。 Wikipediaによれば、

 

『グレン・ミラー物語』(グレン・ミラーものがたり、原題:The Glenn Miller Story)は、1954年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画である。(撮影は1953年)

 

ビッグバンドのバンドリーダーとして活躍したグレン・ミラーの半生を描き、アンソニー・マンが監督、ジェームズ・ステュアートとジューン・アリソンが主演した。日本では本映画の影響で、当時日本における洋盤は2万枚を越えるとヒットとされる中、日本ビクターが廃盤を予定していたグレン・ミラーの「セントルイス・ブルース・マーチ」「真珠の首飾り」などが7万枚のヒットになる珍事が起こった[2]。

 

と、あります。この映画を観て、私は初めて「ムーンライトセレナーデ」という曲を知りました。 心温まる夫婦愛を描いた、とても良い映画だと思います。さっそくNonちゃんに知らせたのですが、もうプライム会員を止めたとのこと。確か DVD も購入してあったと思うので、 も購入してあったと思うので、今度会う機会があったら渡してあげよう、と思っています。

 

国民の信頼

■20190627(木曜日:曇)

 

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メルボルン、ヤラ川沿いの風景です。市民の憩いの場です。対岸には遊覧ヘリコプターが止まっています。

 

 

■今朝は走りました。天気予報では西から低気圧が近づいており、台風に変わるかもしれないと警告しています。ここ沼津でも夕方からは雨が降り始め、夜半にかけて大雨になる心配があります。こうなると今朝が今月最後の走る機会となりそうでしたので、今朝は頑張って起きだして走りました。7.13 km を走り今月の通算距離が102.00 km と目標の100 km を超えることができました。 これで52ヶ月連続月100 km を達成し、記録を取り始めてからの通算走行距離が8215 km となりました。 2020年の終わりまでには通算1万 km を記録することができるかもしれません。とにかく怪我をしないで続けることが一番大切です。まさに無事これ名馬です。

 

今月から片脚ずつの屈伸運動によって膝周りの筋肉を鍛え始めましたが、気持ちのせいかもしれませんが、少し成果が出てきたような気もします。走っていて右足の着地が以前よりもスムーズになったような気がするからです。長い距離、例えば20キロ以上走った時に膝の違和感が出現するかどうか、一度 LSD をして試してみなければなりません。それもまた楽しみのひとつです。

 

■今朝の東京新聞「本音のコラム」欄では青山学院大学長の三木義一さんが「年金・税金・バイ菌」と題して書かれています。いつものごとくユーモアたっぷりに書かれていますが、内容は笑ってばかりはいられません。ご自分が60歳を過ぎた時に年金の手続きをされたそうですが、その手続きのあまりの難しさに音を上げたそうです。税法が専門である先生にとっても、年金機構での手続きは難行苦行だったようです。予想通り役所で間違いを指摘されたそうです。そしてこう書かれています、

 

一般の市民にとっては、払う税金も難解でわからず、もらう年金も難解でわからない、ということだろう。年金も、税金も、バイ菌同様目に見えなくされている。これがまともな国家なのだろうか。

 

まことにその通りに違いありません。想像するに、福祉国家と呼ばれる北欧諸国などにおいては、財務省が指摘するように、消費税にあたる税金が日本の何倍もあるにも関わらず、その使い道に関して国民は信頼しきってるように、テレビ報道などでは見えます。その国民の信頼が、 国民の幸福感と、社会の安定に繋がっているように私には思えます。逆に言えば、日本では税金が一体何に使われているのか、きちんとした検証もされないままいるために、 国民は疑心暗鬼になってしまい、政府に対する信頼と社会の安定に繋がっていないのです。いま政治に求められているのは、 まさにこの点ではないでしょうか。

 

 

上下対立

■20190626(水曜日:晴れ)

 

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蓮の花が、また一つ咲こうとしています。

 

■昨日は沼津医師会の総会が行われ平成31年度の活動方針並びに予算が承認されました。私も幹事として昨年度の監査報告を行いました。終了後に皆さんでサンドイッチをつまみながら、歓談しました。たまたま小児科の渕上先生が声をかけてくださり、ベトナムの話で盛り上がりました。先生も今年の1月に、ベトナムへ行かれたそうです。訪れたのはホーチミンだったそうですが、華やかな街並みと、少し田舎に行くと、まだまだ貧しいその落差に大変驚かれていました。

 

私が行なっているベトナム枯葉剤被害者支援の旅について、いくつも質問してくださり、私が知る範囲内でお話をさせていただきました。沼津サンウェルで開催される写真展についてもご存知で、 アメリカは何か賠償をしているのですか、と質問をされましたので、アメリカは一切賠償に応じていない、被害者団体がアメリカで起こした訴訟も却下されている、などのお話をしました。

 

ベトナムの料理は先生の口に合っていたようで、香辛料、パクチーも全然苦にならなかったようです。フォーも美味しかったとのことで、そうであるならベトナム旅行は楽しかったに違いありません。今年も仲間で10月に支援活動に出かけます、とお話すると、活動内容についても興味を持たれていました。

 

■今日の東京新聞6面「論壇・時評」では、東京工業大学教授の中島岳志さんが、「反権威主義の共通点」と題して書かれています。二人の人物についての考察です。一人はベストセラー作家・百田尚樹氏。そしてもう一人は参議院議員山本太郎さんです。 百田尚樹さんが、 Twitter ではヘイトスピーチまがいの発言を繰り返していたり、右派的歴史観を押し出した「日本国記」での事実誤認やミスが多く指摘され問題視されています。ところがインタビューに応じた百田さんは、横柄な態度はなく、冗談を連発する「善良な『大阪のおっちゃん』だった」というのです。 百田さんは、テレビ界で活躍されてきました。そこで大切なのは「普通の人」の感覚であり、関西のテレビで求められるのは、わかりやすく、面白く、本音でぶつかることだというのです。作田さんによれば、関西のテレビでは「『ええかっこしい』は嫌われ」る、のです。

 

では、「ええかっこしい」とは誰か。それはリベラルな建前を繰り返す「マスメディア」であり、それこそが「権威」とみなされる。

 

百田が体現しているのは、「面白さ」とともに「反権威主義」である。この大衆的情念へのアプローチこそ、百田が「売れる」ポイントである。 

 

そして後半の部分ではポピュリスト政治家としての山本太郎さんを分析しています。そしてこう書かれています。

 

ポピュリズムの特徴は反エリート主義である。エリートによって独占された規制の体制・秩序を打破し、民衆の本音や意思を実現しようとする運動こそが、ポピュリズムにほかならない。 

 

ポピュリズムは本質的にイデオロギー的な「左右対立」ではなくて、階級的な「上下対立」である。この潮流を誰が掴むのかが、時代の分かれ目となるのだろう。一見すると真逆に見える百田尚樹現象と山本太郎現象の共通点にこそ、注目しなければならない。

 

と結んでいます。

 

全く関係ないかもしれませんが、ここまで読んできて私がふと思いついたのは、安倍総理は、実は憲法改正実現を心底では、する気がないのではないかということです。つまり得意の、やってる感、 を任期中振りかざしていれば、支持基盤である右派の皆さんは期待し続け、投票所に向かいます。 憲法改正を振りかざせば、左派の皆さんは判で押したように、憲法九条を守れ、の繰り返しです。もちろん、それはとても大切なことなのですが、4割にも達した派遣労働者の皆さんにとっては、生活の向上には何の役にも立ちません。 つまり野党の皆さんに投票したところで、自分たちの生活が良くなるとはとても思えないので、投票所に行かないという結果になるのです。野党の皆さんが言っていることは、正論なのですが、嘘くさい上に、明日からの生活には何の足しにもならないのです。結果として3割の得票率で安倍政権は安泰というわけです。実に巧妙です。天才的政治家と言っても過言ではありません。 

 

世論調査

■20190625(火曜日:晴れ)

 

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やがて蓮の花が咲き誇るのです。

 

■今朝も走りました。昨日の朝も11 km 以上走りましたので、本来であれば休息の日なのですが、 何しろ梅雨の真っ最中ですので天候は明日をも知れない状況なのです。せいぜい朝の5時半から1時間だけ雨が降らずにいてくれれば、走ることができるのですが、そうは問屋が卸してくれないのです。昨日の天気予報では明け方近くまでは雨が降るものの、それ以降は晴天となり気温も日中は上がるという予報でした。しかし水曜日以降は雨模様、 時に激しく降るという予報ですので、これは走ることのできる日には走っておかないと、目標達成ができなくなる可能性が高いのです。

 

ということで今朝は11.79 km を走り、今月の通算距離は94.87 km。残り5日で5.13 km となりました。5日も残っていて、しかも目標まであと5.13 km であれば、目標達成は何の問題もないように思えるのですが、明日から毎日朝、雨が降り続くかもしれないのです。何事も目標達成には、出来る時に少しでいいから積み重ねていかないとなりません。そのことを強く感じるのです。

 

■さてアメリカでは来年行われるアメリカ大統領選挙が実質的にスタートしています。先日共和党のトランプ現大統領が再選を目指して立候補することを表明しました。民主党は多くの立候補者が予定されていますが、現在のところ元副大統領のバイデン氏がトップを走っているようです。今朝の東京新聞「太郎の国際通信」では、トランプ米国大統領の再選を目指す選挙対策本部が、世論調査担当者を罷免したと CNN などが伝えた、と書かれています。この記事の中で、木村氏はとても面白い調査に触れています。前回の大統領選挙では予想に反してトランプ大統領が当選したのですが、 ある調査結果によれば、

 

前回の大統領選後「他人に公言したのとは別の候補者に投票した」という有権者1000人を探し出してインタビューを行った。そのうち実際にはトランプ氏に投票したのは53%、クリントン氏27%、その他の候補者に投票した有権者が19%だった。「隠れてトランプ氏に投票した有権者は、より世間体を気にしていた」と分析。トランプ氏支持を公表すると、いらの議論を招いて友人を失ったり、家庭内の人間関係もギクシャクするからだ。

 

木村氏は、この調査が正しいとすれば、世論調査でトランプ支持が低く出る傾向は、今も変わらないと考えるのが無難だろう、と分析しています。

 

日本の世論調査はどうなんでしょうか。平気で嘘をつき、それを少しも恥じることのない現総理を表立って支持するのは、少し恥ずかしいような気がするのが、これまでの日本人の礼節のような気が私にはするのですが 、どうも今の日本人には、そうした遠慮はないようです。 そうして選挙を重ねる度に、派遣社員の割合は増え、日本人の実質賃金は下がり続けて、ますます社会は物騒になってしまいました。どこかで、この流れを変えないといけないのですが、 自分たちの力だけではそうならないのが、日本人の悲しさでしょうか。 

 

 

雨上がり

■20190624(月曜日:雨)

 

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三島駅に止まっている伊豆箱根鉄道の電車です。ラブライブサンシャインのアニメが書かれています。ファンの男性二人が、しきりに写真を撮っていました。

 

■週末東京での会議も無事に終え、昨夜は早々に休みました。今朝は走るつもりで準備をしたのですが、5時に起きだしてみると、雨が降っていました。何度か窓から手を出し降り具合を確認したのですが、今朝はさすがに走ることは諦めました。今週いっぱいで残りの28 km を走らなければなりません。

 

ところが、ふと窓の外を見ると、午前6時9分現在、雨は止んでいるようです。少し迷いましたが思い切って走ることにしました。着替えを済ませて外に出てみると、ほとんど雨は止んでいます。準備運動も軽めに済ませ、いつもよりも1時間遅いのですが目標に向けてスタートしました。今月10回目のランニングで、11.85 km を走り今月の通算距離は83.07 km。残り六日で16.92 km のところまで来ました。大正解でした。途中ほんの少し雨がぱらつくところもありましたが、気持ちよく走ることが出来ました。

 

この時間帯に走ると子供達の通学時間帯に当たりますので、横断歩道で子どもたちの安全通行を見守ってくれているボランティアの方に、道路を走らずに歩道を走ってくださいと注意されました。いつもですと人通りも車の通行もほとんどないのですが、1時間違うと街の風景はすっかり変わっています。

 

代議員会

■20190623(日曜日:曇)

 

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ザ・キャピタルホテル東急のフロントです。さすがは一流ホテルです。

 

■土曜日、仕事終わってから東京へ向かいました。なぜか外来は大混雑で、診療時間を15分ほどオーバーしてしまいました。昼食をとり一息入れてから、駅まで歩きました。年に1回開催される日本眼科医会全国代議員会に出席するためです。北は北海道から南は沖縄まで、各都道府県から眼科医会の144名の代表が集まり、活動について、また予算について検討するためです。

 

私は昨年から参加するようになりましたので、今回で2回目なのですが、 雨模様だった昨年の会議から、もう1年が経ったのだと、時の経つ早さに感慨を覚えました。昨年はあと一か月でTakuの結婚式という、我が家にとっての大きなイベントが控えていましたが、あれからもう一年が経ったのです。今年は曇り空ながら、幸い私は雨に遭うことはありませんでした。

 

土曜日と日曜日にわたり、二日間の会議です。都道府県の代表者から提出された議案に対して、執行部が回答するという形で土曜日は終始しました。 17時から19時半まで議論が行われ、その後に皆さんで立食パーティーに参加して解散となりました。 明日の会議の開始時刻を確認し、電車を乗り継いでホテルに向かいました。 シャワーを浴びて床に入って、テレビでスポーツの結果を確認し、眠りについたのは12時近くになっていました。部屋に入ってから除湿をかけていたのですが、寝る時には切りました。夜中に暑さのために目が覚めて、28°に設定した冷房を、もう一度入れ直しました。これで眠りも少し深くなり、目覚ましで6時半に起きました。

 

シャワーを浴びてから1階に降り、朝食をとりました。7時前にはホテルを出て電車を乗り継ぎ、会場のザ・キャピタルホテル東急に到着。会議は9時から開始です。12時からお弁当を食べて、13時前から会議を再開し14時過ぎに、すべての議論を終えました。 副会長である私は、これでお役御免なのですが、川村会長は11月に再度東京で会合に出席しなければならないようです。本当にご苦労様でした。

 

心に届く

■20190622(土曜日:晴れ)

 

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しばらくすると緑の絨毯になります。

 

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。本当はするつもりで目覚まし時計を合わせておいたのですが、さすがに疲れが溜まってしまったようです。木曜日はお二人の講師と楽しく歓談して午前様になってしまいました。今日は東京で日本眼科医会代議員会がありますので、夕方から始まり今夜宿泊のうえ、明日にわたる二日間の会議です。 今週の日曜日は休日当番でしたし、日曜日だからと言ってゆっくり休んだ記憶が、ここしばらくありません。元気な証拠ですし、頼まれるうちが花ですから、可能な限りお役に立てればと、そんな毎日を諦めています。

 

■さて劇作家で演出家でもある野田秀樹さんの東京新聞連載「ゴーマンイング・マイウェイ!」は、色々な意味で考えさせられる内容です。野田さんは安倍総理の政治がお嫌いのようです。今回の題名は、「芦部」知らず、憲法語れず、です。 安倍総理が憲法改正にご執心なのは誰もが知っているところです。以前国会の委員会で安倍総理が「芦部信喜(憲法学者)を知らない」と恥ずかしげもなく答弁した 、と驚かれています。安倍総理と同世代であり、大学で憲法を真面目に学んだ人間として野田さんは、

 

安倍総理が一体どんな風に憲法を勉強したのか?いつどこで憲法を学び、いつこの憲法を美しくないと思い、どうして変えなくてはならないと思い始めたのか。

 

と、根本的な疑念を吐露されています。もちろん正解は、安倍総理は憲法について深くは学んではいないということです。 国会答弁を始め、その発言を聞いていれば、安倍総理が物事を深く学び、深く考えた様子があまりないことは、野田さんのように東大を卒業した人間でなくてもわかることです。こうした野田さんの疑問、あるいは苛立ちといったものは、しかしながら残念なことに、有権者の心には届いていないのです。

 

知識人、あるいはリベラルと呼ばれる人たちが、安倍総理の問題点、疑問点を百万語並べてみても、やはり有権者の心には届かないのです。特に安倍総理を支持している有権者にとっては、ひょっとすると、安倍総理に対する悪口は、自分に対する悪口と捉えているのではないでしょうか。安倍総理を熱烈に支持している一部の作家、芸能人を見ていると、どうも安倍総理とよく似た人々が多いように思えるからです。野田さんが安倍総理に我慢がならないように、安倍総理を応援する作家の皆さんも野田さんのことが我慢ならないのでしょう。その様子は、トランプ大統領支持者と反対者との意見の違いと、とても似ているように私には思えます。

 

結局のところ、どれだけ安倍総理の疑問点をあげつらってみても、有権者は野党に投票しないでしょう。その辺りの問題点を的確に把握しているのが、参議院議員山本太郎さんではないでしょうか。 有権者と身近に接し、何を求めているかを自分の頭でしっかり考えた山本さんが出した解答が、消費税の廃止です。 こんなことを考えながら、私の頭に浮かんだのは、湾岸戦争で勝利したパパ・ブッシュ大統領に挑んだクリントン元大統領の選挙戦でした。湾岸戦争で勝利し支持率が一時90%に迫った、パパ・ブッシュ大統領に戦いを挑んだ1992年のアメリカ大統領選挙です。Wikipediaによれば、

 

“It’s the economy, stupid”(日本語訳:経済こそが重要なのだ、愚か者)は、アメリカ合衆国の政治においてビル・クリントンがジョージ・H・W・ブッシュに対して勝利を収めた1992年アメリカ合衆国大統領選挙の最中、広く使われた言い回しである。

 

当時、冷戦の終結や湾岸戦争における勝利といったような、外交政策で大きな成果をもたらしたブッシュに勝つことは難しいと考えられていた。この言い回しは、正確にはクリントンの選挙参謀を務めたジェームズ・カービル(英語版)が作った言い回しを少々変更したもので、近年景気後退がみられるもかかわらず経済に対して的確に取り組まないブッシュより、クリントンのほうがよい選択肢であるというイメージを作った。

 

私も同じように感じています。野党が安倍政権に勝利する可能性があるとすれば、多くの国民が実質所得を減らされ毎日の生活に苦しんでいる、その経済政策を突くしかないのです。激変が起こるとすれば、それは山本太郎議員からに違いありません。

 

人工知能

■20190621(金曜日:曇)

 

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梅雨の合間の青空です。雲が流れていきます。

 

■昨夜は令和元年度東部眼科医会講演会が開催されました。今回のテーマは人工知能についてです。


1. 「医療におけるAI(人工知能)の現状と未来」

富士通理事 首席エバンジェリスト 中山五輪男(なかやま・いわお) 様

 

2. 「黄斑疾患に対する画像診断の進歩とAI(人工知能)の可能性」

名古屋市立大学 准教授 安川 力 先生


と、二人の講師にお越しいただき二時間の間、大変興味深く拝聴しました。中山さんのお話では、内閣府が「Society 5.0 」という構想を推し進めていることを知りました。未来像です。ビデオを見ることができましたが、こんな便利な社会になるのだ、という具体的なイメージが盛られていました。

 

安川先生の講演では、深層学習を用いた AI を搭載した診断機器が現実のものになりつつあることを知りました。 最終的には人間が決定しなければいけないのでしょうが、検診業務などは、こうした機器のとても良い適応ではないかと私などには思われます。多くの資料を短時間に判断しなければならない作業では、人間には避けられない疲労や思い込みといった弱点を克服することが難しいように思います。こうした作業に人工知能は最適なのではないでしょうか。

 

講演後に 、遅めの夕食をご一緒しましたが、講演会場では聞けない様々なお話を伺うことができ、大変楽しい時を過ごすことができました。 まさに今が旬のお二人ですので、今後の益々のご活躍が楽しみです。眼科医会の先生方にとっては、いささかとっつきにくい内容だったかもしれませんが、 企画をした自分としては、多くのことを知ることができ、大変有意義な一日でした。

 

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