■20190503(金曜日:晴れ)

AyaとBen の結婚式が行われたお役所です。
AyaとBen の結婚式が行われたお役所です。

■今朝は朝7時に起きて走ることにしました。ホテルを出てトラムの駅まで行き、そこからトラムの路線に沿って走っていたつもりだったのですが、どういうわけか、コースを外れてしまいました。サザンクロス駅まで行って戻ってくるつもりだったのですが、いつまで走っても駅が見えてきません。これは道を間違えたのだな、と気づき方向を変えました。不思議なもので、大した距離を走っているわけでもないのですが、一旦街の中に迷い込んでしまうと、自分がどこにいるのか分からなくなってしまうのです。最後はグーグルマップのお世話にもなって、なんとか戻ることができました。6.3キロを走りました。貴重な積み重ねです。

この原因は後になって分かりました。反対方向に走り出していただけなのです。これでは目的地に到着できないはずです。

■帰って来てシャワーを浴びて、駅の中にあったスーパーで昨夜買っておいた、お寿司とサラダと、オレンジを二人で食べました。サラダは315グラム。本当にごった混ぜで、牛のためかと思えるほどの品数でした。

二人のための祝いのカードに書き添えを済ませ、あとは時間になったらトラムの駅に向かうだけです。こちらで行う結婚式というものが、どのようなものか想像もできませんので、その時を待つばかりです。

■13時にトラムの駅で待ち合わせることになっていました。駅で降りてしばらくすると、Ayaがやってきました。美容院に行き、見違えるように綺麗になって登場です。3人で指定の待ち合わせ場所に行くと、やがてBenがやって来ました。四人揃って公証人のいる役所に向かいました。

結婚式といっても、公証人の前で宣言を読み上げるだけのもので、特段趣向を凝らしたものでもありません。出席者は親族のみ。滞り無く終わりました。ベンのご両親、兄弟、姉妹が集まってくれました。こちらではこれが一般的のようです。式が終わってからは、みんなで隣にある公園に行き写真を取り合いました。綺麗な公園なのです。記念撮影にはうってつけです。

それからレストランに行き、二時間ほどでしょうか、みんなで歓談しました。兄妹の皆さんも久し振りでしょうし、私は英語で話すことには躊躇せざるを得ないので、楽しいはずのパーティーも、いささか難行苦行の思いと言った方が、実態を正確に言い表していました。それでもベンのお兄さん夫婦と歓談できたのは収穫でした。奥様は19歳までモーリシャス島で育ったとの事で、公用語はフランス語でした。英語も学校では習っていたようですが、こちらの来て英語を外国語として学び直さなければいけなかったそうです。

今ではもちろんバイリンガルという事になるのですが、わたしがいつも興味を持っていたのが、夢を見るときにどちらの言葉で夢を見るか、という疑問です。彼女の場合はフランス語でした。英語の発音は、どちらかと言えば日本人のものに近いので、むしろ私たちには聴き取りやすい程でした。もうすぐ二歳になる女の子のなんと可愛いこと。

お兄さんとは、スポーツの話題で盛り上がりました。オーストラリアにはオーストラリアンフットボールと呼ばれる、独特のスポーツがあります。私たちから見ると、サッカーとラグビーのごちゃまぜのようなスポーツです。これがオーストラリアでは、とても人気があるそうです。以前ジーロングのジョーンズさん宅にお邪魔した際に、一度テレビで見せてもらいました。ルールはさっぱり分かりませんので、何をしてるかは理解できませんでした。お兄さんは、それ以外にも沢山のスポーツしたようです。バスケットボールが一番好きだったようですが、怪我をして現在は休養中とのこと。

お仕事は物流関係の分野のようで、日本でいうと日本郵政株式会社の様な会社に聞こえました。parcel が多いと言っていましたから、郵便の部門ではないようです。オンラインショップの発達と実店舗の消滅は、どこの国も同じようです。現在宿泊しているホテルがあるのは、メルボルンでも中心地に近いので、立派なお店が文字通り所狭しとヤラ川沿いに立ち並んでいます。昼も夜も一日中多くの人でごった返しています。オンラインショッピングなど、どこ吹く風といった様子ですが、確実に変わってきているようです。

■さて一旦ホテルに帰り、着替えをしてから再度ヤラ川沿いの中華レストランに向かいました。