■20210401(木曜日:曇)
■今朝は走りました。今日から新年度の開始です。令和3年度が始まりました。 とは言っても、特段自分自身の生活に大きな変化があるわけではありません。ただ、これから学校健診が始まりますので、その意味では年度末の状況とは変わってきます。
今朝は月の初めの日ですので最初の積み重ねをしました。7.30 km を走り、これで月100 km 走までは残り29日で92.69 km となりました。
今朝は体がとても重く感じられましたので、起き出すのも容易ではありませんでした。それでも辛いようだったら歩けばいいや、と自分に言い聞かせてスタートしました。
校庭に辿り着いてタイマーを30分にセットし再スタートしました。校庭を周回しているうちに、体も次第に温まり筋肉もほぐれてきたのでしょうか、足取りも軽くなってきました。 最初の1 km は8分を越えていましたが、次第にペースも上がり最後はキロ6分程度で走ることができました。月末に向かって積み重ねていくしかありません。
■昨夜は NHK でクローズアップ現代プラスを見ました。有料性の「オンラインサロン」について取り上げていました。NHKのホームページによれば以下のような記載があります。
“オンラインサロン”に居場所を見つける人が増えている。共通の趣味や目的を持つ人たちが集うネット上の会員制コミュニティで、ディープな情報や他では得られない人脈が売り。
利用者の急増で、主催者のなかには月に数千万を稼ぐ人も現れている。
一方でトラブルも増えている。参加するうち高額商品の購入を求められるケースなども報告され、「当初の話と違う」と被害を訴える利用者も。オンラインサロンの可能性と課題に迫る。
昨夜はいく人かの方が取材に応じていましたけれども、そのうちの一人の女子高生でしたでしょうか、思わずテレビ画面に見入ってしまいました。その顔がAyaちゃんに、よく似ていたからです。
学校にどうしても馴染めずに自分の居場所を見つけられない彼女は、有料オンラインサロンに加入し、ありのままの自分を認め、そして受け入れられていることに、自信と勇気をもらっているようです。
結局学校は退学し家事を手伝いながら、 最近は自分自身のブログを更新しているようです。 同時に出演されていた母親が、これからのことをとても心配げに 話されていたのは印象的でした。
学校に通っていた時よりもむしろ娘さんは生き生きと明るく毎日を送られているようなのですが、これから先のことを考えた時に心配される親の気持ちは私にもよく分かります。
私自信は繊細とは程遠い存在ですので、学校に行きたくない、などと考えたことは記憶にありません。幸いいじめにも会わなかったのです。
残念ながら学校に自分の居場所を見つけられない状況になってしまえば、 子供達にとってみれば学校はほぼ自分にとっての全世界と言っても良い存在ですから、この世の中に自分の居場所はなくなってしまいます。 いじめを苦に自殺に追い込まれる悲惨なケースも出てくるわけです。
アドラーによれば、そうした場合、より大きな共同体の声を聞け、と説いています 。つまり子供達にとっては学校が全世界になってしまいがちですけれども、それ以外にももちろん子供達にとっての世界はあるはずなのです。オンラインサロンも、その一つなのかもしれません。
3人の子供達を育てた親の一人として、つくづく感じるのは、 それぞれの子供たちには、それぞれにしかない輝くものがあるということです。それは単純な親の欲目を差し引いても、決して間違ってはいないと信じています。
ですから自分の居場所を見つけられずに苦しんでいる子供たちを見ると、我が事のように辛い思いに陥るのです。もしも自分の子供達がそんな状況に追い込まれたら、どれほど辛いだろうかと想像をしてしまうのです。
ただしオンラインの世界はあくまで Online ですから、現実の世界との関わりを断ち切って、生き続けることは私たちにはできません。
昨日登場した彼女も、自らブログによって自分自身を発信し続けることで、いずれは現実世界と結びつき、そこで自分自身を実現できる何かを見つけ出して欲しい、と私は心から願ったのです。
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