■20240308(金曜日:雨)
■今朝は東京でも雪が降っています。事前に運休を決めた路線もあるようです。たいした量でもないのに、雪のために交通網が大混乱することは、大都会の宿命でしょうか。
さて、昨日はTakuの誕生日でしたので、夕方早めに日帰り温泉に行って、二人で一杯やりながら昔話を楽しみました。我が家の3人の子どもたちは、まさに三者三様でしたが、母親にとっては、なかなか大変だったようです。
今となってみれば理解できることも、当時は暗中模索の真っ最中。子育ては本当に大変です。
■さて、パソコン内のファイルを整理をしていて、昔の意外なお宝を発見しました。Bookscanという会社のサービスがあります。印刷された紙の本を送ると、裁断してスキャンしPDF化してくれるサービスです。
紙の本は劣化しますから、古くなると黄ばんで読みにくくなります。この会社のサービスで、何が助かると言って、劣化することのない形で保存することができます。例えば、奥本大三郎さんの翻訳・解説された「ファーブル昆虫記・全8巻」があります。
綺麗な写真入りのカラー版なので、飾っておくのも良いのでしょうが、実際に読み進めるのは難儀なこともあります。ところが、デジタル化してPDF版としてタブレットで読むと、ページ送りなどがとても楽ですし、いつまでも美しい写真を楽しむことも可能です。
さらに、昨日再発見したのは、古くなった書籍のシミを、除去してくれるサービスも有りました。1976年版の「地中海のほとり」は、もう絶版ですし、新品同様の版を見つけることはできないのですが、行間の汚れをデジタル化して取り除くことはできます。もともと、掲載されていたカラー写真の解像度は低いので、白黒写真と違いがありませんでした。汚れを取って白黒化しても、質が落ちることはありません。むしろ、とても読みやすくなりました。文字のコントラストが上がって、鮮明化されたからです。
昔の映画をデジタル化することで、いわば映像を洗濯し直して、再放送されることが増えています。フイルムにはフイルムの良さがあるのでしょうが、劣化を考えるとデジタル化は大切です。
最近は、印刷版の本を購入することは無くなりました。いずれ処分に困ることが目に見えているからです。デジタル版ならタブレットに、1,000冊以上収納できますから、部屋を占領することもありません。本はスペースインベーダーなのです。
デジタル化された本を、もう一度ゆっくりと再読してみようと思いました。
■昨夜は、4回も目が覚めてトイレに行きましたが、排尿困難で往生しました。dysuria です。以前から、時々起こっていたのですが、これほどの回数と毎回の dysuria には、本当に参りました。明日から寝る前の決まり事を、変える必要がありそうです。