2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 108 of 152

思い出

■20181122(木曜日:曇)

 

以前住んでいた団地では、ここに小さな池があり、よく遊びました。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜はNonちゃんと二人で夕食を取りました。Sunが出張講演で、四日市に出掛けましたので、一緒にご飯を食べない、と私が誘いました。忙しい中で駆けつけてくれました。

 

娘とじっくり話をする機会など、なかなか無いものです。幸い娘は同じ道に進んでくれましたので、話の種は尽きないと言えば尽きないのですが、昨夜はNonちゃんが子供の頃や、学生時代の事など、これまであまり聞くことのなかった思い出を知ることができました。

 

子育てに細かく立ち入ることは、私はしなかった、と言えます。Sunが子ども達と話し合い、その事後報告を聞く、という流れがほとんどだったように記憶しています。私は脳天気ですから、子ども達を信じて待つしか無い、と単純に思っていました。私が口出しをして私の思い通りに事が進むとは、とても思えなかったからです。それぞれの子どもには、それぞれの性格や個性があります。押し付けて、その通りにならないことは目に見えていたからです。

 

Nonちゃんも、時に第一子の長女としても色々辛い思いをしたようですが、それは誰でも同じです。思い通りになる人生も、順風満帆の人生もありません。ぶつかっては進む方向を少し変えて、あるいは寄り道をして、それでも前に進むしか無いのが人生です。

 

結果として三人の子ども達は、それぞれが自分の道を歩んでくれたように思います。もちろん、まだまだこれからの道程のほうが長いのですが。見守るしかなかった父親としての自分も、まんざら悪くはなかったのかな、と少しホッとして、別れました。

 

 

驚き

■20181120(火曜日:晴れ)

 

川口市の妙仙寺から見た現在のマンションです。ここに昔は団地がありました。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。明日に向けて休養です。しかし昨夜は驚きました。日産のゴーン会長が逮捕された、という報道です。上を下への大騒ぎ、とはこのことでしょう。何しろ日産のゴーンさんといえば、泣く子も黙る経営者だったからです。潰れるかもしれない、と言われていた日産自動車をV字回復させました。しがらみがなかったのが幸いしました。日本人経営者には、なかなかできない荒業でした。

 

会社の資金の私的流用と所得隠蔽が容疑のようですが、真相はどうなのでしょうか。しばらくは、この件でマスコミは大騒ぎでしょうから、他の問題が蔑ろにされそうです。ほくそ笑んでいる人々、特に政治家の皆さんの顔が浮かんできそうです。

 

どちらにしても、どんなに優秀な人でも、長く同じ地位にいると腐敗してくるのでしょう。知らず知らずのうちに。それは人間の性ですから、致し方ありません。そう考えると、憲法がうたう三権分立とは、究極の腐敗防止策なのでしょう。日本では、あまり適切に機能しているとは言えない面が多々ありますが。

 

■そう考えると、あの世界一の大富豪ビル・ゲイツ氏の生き方は他者には真似できません。1955年生まれですから私より二つ年下。

 

2006年6月15日の記者会見にて、2008年7月にマイクロソフトの経営とソフト開発の第一線から退き、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (B&MGF)」の活動に専念すると発表した。

 

とありますから、現在は慈善事業に専念しています。ロータリークラブが進めているポリオ撲滅運動にも多額の寄付をしてくれています。死後50年経っても忘れられることのないのは、ビル・ゲイツであって、スティーブ・ジョブズではない、という人がいます。どちらも素晴らしい業績を残したのですが、その違いは慈善事業の有無だ、というのです。

 

なるほど、一理ありそうです。平々凡々の一市民であっても、自分の人生を、どう生き、そして始末をつけるかは、一生の課題に違いありません。

 

 

北方領土

■20181116(金曜日:晴れ)

 

アーバンハイツ飯塚三丁目二号棟です。この場所に私達家族の住んでいた団地があったのです。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。次第に最低気温が一桁になる日が増えてきました。先日は北海道で初雪を観測しましたが、観測史上2番目の遅さという場所もあり、それだけ暖かい日が続いてきたということです。確かに日中なら半袖で良い日もありましたから、この時期としては暖かい日和なのでしょう。それだけに一旦冷え始めると寒さが骨身にこたえます。さすがに厚めの羽毛布団までは、まだ必要ありませんが、そろそろ準備をしておかなければいけないようです。

 

■さて東京新聞、今朝の朝刊の「本音のコラム」掲載欄では、「2島プラスアルファ」と題して佐藤優さんが解説されています。 佐藤さんの主張の骨子は、「北方領土問題に関して、政府は立場を変更すべきだ」です。さすがは佐藤優さんです。短い紙幅の中で分かりやすく解説されています。覇権放棄を邁進するトランプ大統領の出現で、世界は大きく変わろうとしています。過去を振り返り、私達も冷静に判断すべきではないでしょうか。

 

北方領土問題に関して、政府は立場を変更すべきだ。1951年に締結されたサンフランシスコ平和条約で日本は南樺太と千島列島を放棄した。当時の日本政府は、放棄した千島列島に南千島、すなわち国後島と択捉島は含まれているという立場をとっていた。ソ連はこのサンフランシスコ平和条約に署名していなかったので、この条約には拘束されない。1955年から56年の日ソ国交回復交渉が始まってから、日本は放棄した千島列島に国後島と択捉島は含まれないという主張をし始めた。1945年8月にソ連は当時有効だった日ソ中立条約を侵犯して日本との戦争を開始した。国民感情に照らせば、国後島と択捉島を日本が要求するのは道理がある。それと同時に日ソ国交回復交渉は行われた時期は東西冷戦下だった。米国が沖縄と小笠原の施設権を日本に変換していない状況で、ソ連が 歯舞群島と色丹島の返還に応じたら、国内で親ソ感情が高まり、共産主義の影響力は拡大する可能性があった。だから、ソ連側がのめない択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の四島一括返還という立場を取った。

冷戦は終わった。そろそろ日ソ共同宣言に基づいて、歯舞群島と色丹島を日本の主権下に置き、国後島と択捉島についてはロシアの主権を認めた上で日本人が自由に往来できる二島プラスアルファで北方領土問題を解決すべきだと思う。

 

 

 

蝉取り

■20181114(水曜日:曇)

 

かつてこの辺りは燃料研究所、燃研があり、迂回しないと家までたどり着きませんでした。

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は10時過ぎにはどこに入り、いつものように Kindle で「サピエンス全史」の再読をしました。これで3度目です。この本は何回読んでも新たな発見があり、飽きることがありません。少なくとも15万年前には東アフリカに現れたであろう私たちの祖先がどのような経過を経て、現在この地球に存在する唯一のホモ属となったのか。その歴史をわかりやすく語っています。

 

10時半頃でしょうか、読書もやめて寝入ろうしたのですが、なかなか寝付けません。なぜ寝付けないのか訳が分からずに、あれこれ思い悩む時間を経たのですが、やがてひょっとしたら寒くて寝付けないのかなと気づきました。薄い毛布を掛け布団の上からかけてみました。これが正解でした。ここのところ暖かな夜が続いたので、寒くて寝付けないなどとは、まさに夢にも思いませんでした。昨夜のテレビの天気予報では、寒気の南下に伴って、北海道の宗谷地方では平野でも雪が降る可能性がある、とのことでした。きっと吹雪いているのかもしれません。数年前にSunと一緒に8月の末に宗谷岬を訪れた時には、日が暮れ始めると、もう寒いのです。その夜泊まった民宿には、なんとストーブが置いてありました。さすがにストーブを使うことはありませんでしたが、その違いには驚くばかりでした。

 

■さて先日訪れた川口での中学校同期会のことです。こうへいちゃんとの待ち合わせまで1時間ほどありましたので、川口駅西口から以前住んでいた団地跡地まで、ゆっくりと歩いてみました。50年前には川口駅西口から歩き始めると燃料研究所、私たちは「ねんけん」と呼んでいましたが、その大きな敷地の中を通れないために、かなり迂回しなければなりませんでした。 現在では「ねんけん」は無くなってしまい、区画整理が進み、駅前からの道路は一直線に西に向かっています。 昔は家に帰るのに、どんなに急いでも10分以上かかりましたが、今ではその半分でたどり着くことができました。

 

途中、川口市立西公民館の建物を見つけました。50年前には周囲に高い建物がありませんでしたので、とても大きな建物だった、と記憶していたのですが、今ではひっそりと建っているに過ぎません。あの当時、鋳物工場を別にすれば、高い建物といえば、この市民会館と、私たちが住んでいた三階建ての公営団地ぐらいしかなかったのです。

 

団地跡地に着いたのですが、今では3階どころか、10階以上はあろうかと思われるマンションが建っていました。 道路を隔てて北側にあった、当時とても大きく思えたお寺は、今ではビルの谷間に隠れるように残っていました。妙仙寺です。 境内に入ってみました。子供の頃、夏休みになると毎日のように蝉取りに出かけたものです。天にまで届くのではないかと思えるほどの大きな木に思えたのですが、先日訪れてみると、意外なほどにこじんまりとした木でした。

 

人工知能と滑舌

■20181110(土曜日:曇)

 

ハノイ旧市街地の様子です。バイクで大混雑です。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。2日続けて走りましたので、今日は休息の朝です。今月はやっと30 km を走りましたが、まだ7割が残っています。明日の朝、少し長めに走って距離を稼がないといけません。

 

今この原稿はクロームブックで書いているのですが、 Google ドキュメントで使用可能な、ツールからの音声入力を選択して使用しています。先日の地区大会で聞いた講演で、勝間和代さんが触れていた「Simeji」を使った音声入力もスマホで試しています。私の通信環境、つまり LINE モバイルによる格安 SIM と Huawei のスマホでは、接続がスムーズにいかないのか、かな漢字変換ができないことが結構あります。 Google の音声入力ソフトでは、そうしたことがスマホでもほとんどありません。

 

今 Google 音声入力で書いているのですが、変換にかかる時間も十分俊敏で、イライラすることは、ほとんどありません。ただ Google の音声入力の場合、句読点を変換することができません。 iPhone では、「、」と「。」を音声だけで入力することができます。やはり文章を書くとなると、この違いは大きいのですが、ただ Google の変換においても、「、」を打ちたいところでは、キーボードから「、」を入力し、エンターを押して、そしてそのまま続けて音声入力をすれば、何の問題もなく文章を作成していくことができます。

 

音声からの変換効率については、十分正確だと私は感じています。もちろん完璧ではありません。例えば今入力した、「十分性格だ」という部分は、「十分正確だ」が正しいのですが、何度発音しても、「十分性格だ」になってしまいます。私の発音が良くないのかもしれません。なるべく口の中で、こもることのないように、滑舌にも気をつけているのですが、どんなに気をつけても、個人の癖のようなものがあるのかもしれません。 Google の人工知能 AI には、私の発音の中の、ある単語がとても聞きにくいのかもしれません。あるいは単語そのものの発音というよりも、その前後の言葉から人工知能は推察しているのかもしれませんので、その辺りを工夫してみると、変換効率が上がるのかもしれません。

 

そうしたいくつかの改善点は見られるものの、一度音声入力による文章作成を経験すると、その便利さはやみつきになります。つまりは生産効率が格段に上がるということです。試したことのない方に、ぜひ勧めたいと思っています。

 

また、より良い滑舌の練習にもなると私は思います。つまり人工知能にとって聞きやすい発音というのは、会話の相手にとっても聞きやすいということです。普段から人工知能を相手に、わかりやすく発音する練習をしておけば、それは会話の際にも、あるいは人前でお話をする際にも大変有効なのではないでしょうか。そんなことも感じるようになりました。

 

 

立冬

■20181107(水曜日:晴れ)

 

ハノイの交差点です。

 

 

■今朝は走るつもりだったのですが、どうも夢見が悪いうえに、4時過ぎに一度目が覚めてしまいました。結局5時に目覚ましが鳴った時点で、今朝のランニングは諦めました。明日走りましょう。

 

今日は立冬です。暦の上では、もう冬です。富士山もすっかり雪化粧になりました。昨日で富士山スカイラインも閉鎖されました。五合目まで車で行くことはできません。次第に、どこもかしこも冬支度が進んでいます。

 

■さてアメリカの中間選挙の投票も終わり、明日には結果が判明するのでしょうか。朝のNHKニュースでは、テキサス州の上院議員選挙が報道されていました。共和党はテッド・クルーズ候補、民主党はベト・オルーク下院議員の争いです。オルーク候補はオバマ氏の再来と言われているそうです。確かにテレビで見る限り、本人も見た目からすでにオバマ氏を意識しているのが、私にも分かるほどです。

 

メキシコと国境を接するテキサス州では、移民問題は切実です。国籍を取るのに正規の手続きを経たために、散々苦労し時間も掛かった、メキシコからの移民の女性が、もうこれ以上不法移民は受け入れるべきではない、という観点からクルーズ候補を応援しているのが印象的でした。気持ちは、よく分かります。きっと白人たちも、自分たちより新しい移民達を、そう思っているのでしょう。

 

オルーク候補の淀みのない爽やかな演説ぶりを見ていると、アメリカは言葉の国だなぁ、とつくづく思います。多様な背景を持つ人々の集まりですから、言葉できちんと自分の意思を伝えないと、何も始まりません。分かり易く、そして力強い言葉が必要なのです。政治家が演説に注ぐエネルギーは日本の比ではありません。一方、日本の有権者は政治家の言葉に、大して重きを置きません。

 

その点、安倍総理はアメリカに学んでいるのかもしれません。分かり易いキャッチフレーズを多用します。そして敵を叩くことで自分を際立たせます。しかも、その相手は、もうこの世にいない民主党です。何を言っても死人に口なしです。とても賢いやり方だと思います。ですから、議論になりません。アメリカ人が日本の国会での議論を聞くと、とても奇妙に感じるはずです。何しろ、さっぱり議論が噛み合っていないからです。

 

それを良しとしている国民の未来というものを考えると、危ない、危ないということでしょうか。

 

 

人間関係

■20181105(月曜日:曇)

 

ベトナムでのレストランの内部です。

 

■昨日は休日当番日でした。午後5時まで籠の鳥でしたが、午前中混雑したものの、その後はパラパラとしか患者さんは来られませんでした。

 

終わってからは、月に一回のツルちゃん夫婦との夕食会。ひろ繁での楽しいひとときです。雨が心配だったのですが、幸いにも曇り空で終始しました。ツルちゃん一家も我が家同様、子ども達に大きな変化が起こりそうということで、どこも曲がり角の一年のようです。生ビール一杯とひれ酒を一杯とSunの残りを飲みました。

 

家に帰りオフロに入って22時半には床に入りました。読み始めたのは「最高の体調 ACTIVE HEALTH:鈴木祐 著:Kindle 版」です。

 

日々の不調や不満には様々なレベルがあります。たんに朝起きれないという人もいれば、仕事の集中力が続かなくて作業が進まない。さらには怒りや不安がコントロールできずに人生が上手くいかない人、つねに体調不良に襲われている人、毎日の暮らしに張り合いがなく空虚な気持ちのまま暮らしている人など、症状や問題の深刻さには個人差があるはずです。まずは現代人が抱える問題の「共通項」をあぶりだし、すべてを柔軟に解決する汎用的なフレームワークを提供します。

 

膨大な文献を読み漁り、そこから見えてくる現代の問題点を分かりやすく指摘してくれます。私達ホモ・サピエンスは、農業を始める1-2万年前までは狩猟採集民として、何百万年も生きてきました。当然のことながら、その生活に適応して進化してきたのです。ここ1万年のことなど、ほんのつい最近のことに過ぎません。私達の体は、いまだにそうした変化に適応しきれずにいることが、この本を読むとよくわかります。

 

例えば狩猟採集民として生きていた頃には、仲間としてはせいぜい数十人の単位で移動していたのですが、農業を始めるとともに、その数は増してきます。ましてや都会生活が当たり前になり高度工業化社会になると、数十人では済みません。

 

 人類は数百万年前から小さな集団のなかだけで生きてきました。まったくの他人と交流することは滅多になく、周囲には家族か顔見知りしか存在しません。

 

もともと私たちの脳が、見知らぬ他人とうまく人間関係を作れるように設計されていないからです。

 

アドラー心理学のアドラーが言う、「人間の持つ全ての悩みは、人間関係の悩みである」という指摘は、こうした進化の歴史からも推察できるのです。

 

 

育成選手

■20181104(日曜日:雨)

 

ハノイのレストランです。

 

■今朝はどんよりと曇り空が覆っています。東海地方は、一日スッキリしない天気が続くようです。今日は休日当番日。8時から17時までは外へ出ることができません。現在は年に四回こうした当番が回ってきます。毎年のように休日が増える状況では、仲間の皆さんで分担して行くしかありません。会社勤めで休みが取れる方にとっては、休日が増えることは有り難いだけかもしれませんが、そうとばかりは言えない方も多いのではないでしょうか。先進国の中で日本は休日が多いことでは折り紙付きです。

 

■今年の日本シリーズが決着しました。ホークスが広島を破って日本一に輝きました。一戦目が引き分け、そして二戦目が広島の勝利でスタートした今年の日本シリーズは、もう少し接戦が予想されたのですが、結果は一方的でした。福岡に舞台を移してからは勝負の帰趨は見えていました。足による速攻を見事に封じ込められた広島には、手も足も出ないように見えました。もう少し攻撃に工夫があれば、と思いながら見ていましたが、広島を応援していたファンには、物足りないシリーズでした。

 

広島の菊池選手のバッターボックスの様子などは、蛋白というか、諦めているというか、自分は守備だけしていれば良いと思っているのか、真相は分かりませんが、何とかして流れを引き寄せるのだ、という執念を感じませんでした。あれでは負けるのは必定です。セイフティーバントをしてでも、何とかして塁に出るのだ、という思いが、全然見えませんでした。見ていて、とても残念でした。

 

それにしてもホークスのキャッチャー・甲斐選手の素晴らしいプレイには、惚れ惚れしました。育成選手出身とは、これまた驚きです。育ててきたコーチの皆さんのお力にも、敬意を払うべきでしょう。25歳でしたか、まだまだ活躍できると思いますので、今後が楽しみです。

 

甲子園で華々しく活躍した選手が注目されますが、大器晩成という選手も、必ずいるはずですから、才能をぜひとも伸ばして活躍してほしいものです。

 

 

自国第一主義

■20181102(金曜日:晴れ)

 

甲府へ向かう途中の道の駅で撮りました。

 

■今朝はゆっくりと休みました。月の初めとして頑張って10 kg 超を昨日走りました。月100 km ですから1日3 km 超を走れば目標達成という計算になります。しかし走れない日も当然ありますので、今は1日おきに6 km 超を走るのが 普段のペースになっています。そして、わずかですが足りない分を1日 LSD( Long Slow Distance ) で補うというのが慣例になっています。

 

アメリカでは中間選挙が近づきテレビでも盛んに報道がなされています。トランプ大統領のアメリカファースト、自国第一主義を批判的に報道する内容が多いようです。しかしながら、こうした報道を胡散臭いと私は思っています。グローバリズムを無批判に素晴らしいものだと言いたげなこうした報道は、実はかなり歪曲されていると感じるのです。世界中で沸き起こっている自国第一主義の原因といえば、それは世界的に見られる格差の拡大です。 アメリカでなぜ自国第一主義がこれほど叫ばれるかといえば、グローバリズムの本家本元のようなアメリカにおいて人々を苦しめている、歴史上例を見ないほどの格差の拡大が、その原因なのです。アメリカでは中産階級は消滅しかかっているとさえ言われています。

 

どう考えてもグローバリズムは、それほど賛美すべきことのように私には思えません。 世界中で自国第一主義を唱える有権者が増えているにもかかわらず、日本では全くと言っていいほど、そうした声は沸き起こりません。それが私には実に不思議なのです。では日本では格差の拡大が起きていないのかといえば、子供の7人に1人が貧困だという現実があるのです。 戦後築き上げてきた一億総中流と言われる社会を今食いつぶしているのかもしれません。食い潰し終わった時に広がる社会は、ちょうど今のアメリカのようなものかもしれません。 その時に起こる社会の混乱を私は恐れているのです。

 

 

習慣にする工夫

■20181031(水曜日:晴れ)

 

ハノイ市内の道路の様子です。混雑は恐ろしいほどです。

 

■今朝はゆっくりと休みました。一昨日、昨日と頑張って走り、今月も目標の100キロを達成しました。ほっとすると同時に、明日から始まる新しい月に向けて、心の準備をする必要があります。月の最初の日は、出来るだけ10キロを走り弾みをつけたいのです。それには前の日にしっかりと休み、英気を養う必要があります。

 

■さてネットで見つけた以下の記事は、なるほどな、と納得する内容です。飽きっぽい人間が成し遂げたいことがあった時に、一番確実な方法が習慣化することだ、ということは頭では理解できます。もちろん、それは容易なことではありません。

 

長い距離のランニングが苦手な私が、ジョギングを習慣にした10の工夫

 

この中で執筆者の朽木誠一郎さんが指摘している工夫のうち、私は以下の3つが特に大切だと感じています。

(1)目標をわかりやすくする

(2)ジョギングした距離を記録する

(3)ジョギングしたことを仲間に報告する

例えば月の走行距離を100キロと私は定めています。自分の実力からみて適当だ、と思ったのです。少し頑張らないと達成できませんし、と言って、これ以上の目標設定は今のところ実現不可能だからです。100という数字は、とても分かり易いです。達成感もあります。達成している限り体調も良好です。体脂肪率などの数値も、満足の行く値です。

 

記録を取る、ということは、とても大切です。リコーディング・ダイエットという内容を以前本で読みました。つまりは一日のうちで口にしたものを全て記録する、という方法です。これだけでダイエットが成功する、というのです。記録することで、いかに無駄と思われるものを摂取しているかが、一目瞭然になるのです。記録を取らないということは、全てを水に流して忘れ去ることに等しいのです。何の意味もないとは言いませんが、かなりの部分が無駄になります。

 

そして仲間に報告する、です。私もロータリークラブの仲間に、フルマラソン完走までの道、などと題して以前話をさせてもらったことがあります。なぜそんな話をしたのか、今では不思議な気がするのですが、あれで止めるわけには行かなくなりました。

 

まぁ、そんなこんなで、未だに継続している私のランニングです。今の目標は、「娘の前ではメタボな自分を決して見せない」としたのは、内館牧子さんのお力です。

 

(●^o^●)

 

みんな後付で良いのです。とにかく続けば、それで良いのです。健康で人生を楽しむことが一番大切なのですから。

 

 

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