■20181117(土曜日 晴)

 

住んでいた団地の道路越しにあったお寺。妙仙寺。懐かしい思い出がいっぱいです。

 

 

■今朝は走りました。いつものように5時に起きて準備を始め5時半頃から走り始めました。いつの頃からか5時半でも真っ暗な状態になっています。LEDの少し明るめのペンライトを持って走っています。真っ暗な中で走るのは、とても危険なのです。自分が運転している立場だと、よく分かります。

 

いつものように 6.13kmを走り、総計 58.19km 残り13日で 41.80km となりました。キロ6分31秒は悪くありません。体調が良かったのでしょう。月曜日は天候が崩れるようですから、来週は火曜日から、さらなる積み重ねを予定しています。

 

帰ってきてから朝食をとりましたが、今日は最後のスイカの一切れを食べました。これでスイカも完全に終わりです。夏の間、走った後のスイカは最高のご馳走でした。さすがに今の気候ではスイカのありがたみも夏とは比較になりません。また来年の夏まで、あのスイカの美味しさはおあずけです。

 

朝食も終えて、いつものようにランニングウォッチをパソコンにつなぎ、今朝走ったデータを掲載しようとしたのですがWiFiが繋がっていないことに気づきました。時々へそを曲げてルーターが機能しなくなります。ルーター自体の故障というよりも、それより上流にある、もう一台のルーターが接続不良になることがあるのです。受付の机の下に設置してあるのですが誤ってコンセントを外してしまうことも起こるのです。色々な書類や荷物が積み重なっているのがいけないようです。今こうしてブログを更新できているのは、スマホのLINEモバイルの回線を利用しています。普段は家庭内のWiFiを利用していますので、LINEモバイルの電話回線はほとんど使用していません。携帯電話で電話のやり取りをすることは、ほとんどありませんので、LINEモバイルの回線料は月に何と1000円程度です。携帯電話に月に1万円も2万円も払ってる人がいるなど、私には信じられません。

 

■さて東京新聞の社説欄には今までと異なる紙面構成が組まれています。今までの社説の欄が少し削られて、その分新しい連載記事が始まっています。「IT強国 中国で考える」という内容です。いまだに中国はモノマネだけで世界の工場として製造していると思っている人が、日本には多いようですが、それは明らかに時代錯誤です。全ての面で日本を追い越したというのは、もちろん誤りですが、IT特にソフトウェアの面では日本よりも先を走っている分野が多いのです。ソフトウェアの分野における日本の立ち遅れを危惧する指摘が識者の間でかなり多くなっています。日本に優れたソフトウェア技術者がいない訳では勿論ないのですが、社会全体としてソフトウェアに関して評価が低いというのは間違いがないと思います。プログラムばかり組んでいる、いわゆるオタクっぽい人という偏った見方がソフトウェア技術者に対して持たれているのは間違いありません。ハードウェアが重要なのはもちろん言うまでもありませんか今やITの生死を決めるのはソフトウェア部門なのです。

 

人工知能AIを始め、アメリカ、そして中国では莫大な予算を組んでソフトウェアの開発に投資しているのです。例えばappleといえばiPhoneを発売しているハードウェアの会社と思いがちですが、実はアップルでは1台の携帯電話も製造していません。製造は全てを中国に委託しているのです。世界的に知られた電子機器委託製造会社であるFoxconnに製造させています。トランプ大統領がアップルに対して中国で生産などせずにアメリカで生産しろ、という苦情を述べていますが、アメリカでは製造するのは無理なのです。それは決してコストの問題だけではなくて、様々な部品を揃えてそれを一つの製品に作り上げるまでの広い裾野が中国にはあるのです。今やITの分野における製造のメッカは、中国の深センになっています。

 

アメリカではITの先端企業としてGAFAという言葉がありますが、中国ではそれに匹敵するのがBATと言われています。この三つの会社はいずれも深圳に本拠を構え、まさにしのぎを削っているのです。中国政府のやり方には色々な批判もありますが、私は好意的に評価しています。つまり後発国として自国の産業を保護しなければ全てアメリカ企業に支配されてしまいます。例えば検索部門ではグーグルのひとり勝ちの状態ですが、中国では異なっています。中国ではbaiduと呼ばれる会社がナンバーワンなのです。そんな国は他にはないはずです。中国政府の保護政策の賜物です。なにしろ中国国内だけで13億人の人口がある訳ですから十分巨大な市場なのです。

 

今日の連載の題名は、「行き渡る指導者の号令」です。中国版グーグル百度(バイトゥ)では、今一番力を入れているのが、人工知能( AI )。

 

AIとビッグデータ。この活用が中国経済の最大テーマだ。習近平国家主席が経済分野などで唱えている「改革を進化させなければならない」という指示だ。

 

記事の最後に、こう書かれています。

 

杭州のスーパーで特産品の龍井茶を買おうとクレジットカードを出した。レジの若い店員が「これなに。初めて」と不思議そうにカードを眺め、慣れぬ手つきで決済した。スマホ決済が一気に広がり、現金はおろかクレジットカードまで忘れられている。ライバルの変化は恐ろしく速い。

 

そうなのです。まさに中国は、日本の7倍のスピード、ドッグイヤーで進化しているのです。