2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2018年10月 Page 1 of 4

習慣にする工夫

■20181031(水曜日:晴れ)

 

ハノイ市内の道路の様子です。混雑は恐ろしいほどです。

 

■今朝はゆっくりと休みました。一昨日、昨日と頑張って走り、今月も目標の100キロを達成しました。ほっとすると同時に、明日から始まる新しい月に向けて、心の準備をする必要があります。月の最初の日は、出来るだけ10キロを走り弾みをつけたいのです。それには前の日にしっかりと休み、英気を養う必要があります。

 

■さてネットで見つけた以下の記事は、なるほどな、と納得する内容です。飽きっぽい人間が成し遂げたいことがあった時に、一番確実な方法が習慣化することだ、ということは頭では理解できます。もちろん、それは容易なことではありません。

 

長い距離のランニングが苦手な私が、ジョギングを習慣にした10の工夫

 

この中で執筆者の朽木誠一郎さんが指摘している工夫のうち、私は以下の3つが特に大切だと感じています。

(1)目標をわかりやすくする

(2)ジョギングした距離を記録する

(3)ジョギングしたことを仲間に報告する

例えば月の走行距離を100キロと私は定めています。自分の実力からみて適当だ、と思ったのです。少し頑張らないと達成できませんし、と言って、これ以上の目標設定は今のところ実現不可能だからです。100という数字は、とても分かり易いです。達成感もあります。達成している限り体調も良好です。体脂肪率などの数値も、満足の行く値です。

 

記録を取る、ということは、とても大切です。リコーディング・ダイエットという内容を以前本で読みました。つまりは一日のうちで口にしたものを全て記録する、という方法です。これだけでダイエットが成功する、というのです。記録することで、いかに無駄と思われるものを摂取しているかが、一目瞭然になるのです。記録を取らないということは、全てを水に流して忘れ去ることに等しいのです。何の意味もないとは言いませんが、かなりの部分が無駄になります。

 

そして仲間に報告する、です。私もロータリークラブの仲間に、フルマラソン完走までの道、などと題して以前話をさせてもらったことがあります。なぜそんな話をしたのか、今では不思議な気がするのですが、あれで止めるわけには行かなくなりました。

 

まぁ、そんなこんなで、未だに継続している私のランニングです。今の目標は、「娘の前ではメタボな自分を決して見せない」としたのは、内館牧子さんのお力です。

 

(●^o^●)

 

みんな後付で良いのです。とにかく続けば、それで良いのです。健康で人生を楽しむことが一番大切なのですから。

 

 

かな漢字変換

■20181030(火曜日:晴れ)

 

今年行ったニンビン省のホテルロビーです。

 

■今朝は昨日に引き続いて走りました。6.07km を走り、これで今月の目標 100km を達成できました。総計 193.48km となりました。これで44ヶ月間連続で100 km を走ったことになります。統計を取り始めてからの総計が7,392 km となりました。今月はベトナム支援の旅にも出かけましたし、 目標を達成できるかどうか大変心配だったのですが、これで一安心です。今朝は昨日に引き続いてのランニングでしたので体もきっと重いに違いない、と想像していたのですが、実は昨日よりも体は軽く感じられたのです。なぜだかは分かりません。昨日の夜の睡眠が十分深く取れて、体の疲れが残っていなかったのかもしれません。右太ももの痛みも今朝はほとんど感じませんでした。

 

とはいっても速度的には決して速いわけではありませんでした。キロ当たり6分45秒平均ですので、このペースで走り続ければフルマラソンを5時間以内に完走できる程度の速度です。今の自分の力では、このペースで5時間走るのは、とても無理のようです。 ランニングウォッチで計測した記録を見ると、走り出してから2 km 程度までは7分から8分の間で走っています。それ以降はキロあたり7分を超えることはありませんでした。 朝起きたての状態では、いくら準備運動をしたと言っても、恐る恐る走り出す方が正解です。そう考えるとペースとしては、自分の実力から行けばこんなものでしょうか。

 

■昨日のロータリークラブ地区大会での勝間和代さんの講演の中で、勝間さんがsimejiというかな漢字変換を利用されていることを知りました。確か、しめじは以前は日本の会社が作っていたように思っていたのですが、どうやら中国の会社に買収されたのでしょうか? 調べてみると、

 

Simejiは、中国検索エンジンの大手である百度の日本法人バイドゥ株式会社により開発・運営されているAndroid・iOS向けの日本語入力アプリである。

 

とありました。

 

勝間さんによるととても優秀なかな漢字変換だそうで、これを使うことで生産性が手入力に比較して数倍増大するとのことです。つまりは原稿を書くのに1時間かかっていたものが、この音声入力かな漢字変換ソフトを利用することで30分で終了すれば、生産性は2倍に上がったということになります。私が利用しているこのクロームブックでは、残念ながらしめじは使用することができません。従って Google 社製の音声入力ソフトを使っています。これでも十分賢いのですが、試しにスマホで Simeji を使ってみました。

 

LINE でやり取りする時に試してみたのです。少し癖があるので慣れるのに時間がかかるかもしれません。それにインターネットへの接続が少し不安定のようで、スタートボタンを2度押さないと変換が始まらないことがあります。

 

それでも確かに賢いのです。句読点が未だに入力できないのですが、これは Google 社製の音声入力ソフトと同じなのでしょうか。アップル社製の iPhone では、句読点がきちんと入力できます。原稿を書く際にはこの点は大変大きな違いのように私には思えるのですが、どうなのでしょうか。

 

 

 

 

音声入力

■20181029(月曜日:晴れ)

 

ハノイの街の洋服店です。高級店です。

 

■今朝は走りました。5時に目覚ましを鳴らしましたが、まだまだ真っ暗です。それでも何とか起き出して、準備をし、走り始めたのが5時半頃です。今日は体が重くてまいりました。しかも2キロ過ぎでしょうか、マンホールの蓋に躓いて前のめりに転倒してしまいました。ところが運が良い事に、今朝は寒さも心配だったのでフリースを着ていました。しかも念のためにペンライトも持っていたのです。この二つのお陰で前のめりに転倒した時に大いに助かりました。右の手のひらと右肘で体を守る形になりましたが、右手に持っていたペンライトの一部が保護板になってくれました。 T シャツ1枚だったら右肘は血だらけになっていたと思いますが、フリースのおかげで軽い擦り傷程度で済みました。ペンライトの一部のペンキが剥がれてしまいましたが、しっかりした作りのペンライトだったので壊れることはありませんでした。軍手の一部に穴が空いてしまいましたが。

 
まだ体が温まらないうちに躓いたのが、まずかったようです。躓いてから転ぶまでに少しの時間があったので、なんとか立て直そうとしたのですがダメでした。躓いたのは昨年のベトナム支援の旅で、早朝のハノイの街を走った時に転んで以来です。
 
 
それでも、なんとか最後まで走りきることができました。結局今朝は10.81 km を走り、これで今月は通算97.40 km を積み重ねました。残り二日で2.59 km の残です。
 
 

なんとか今月もゴールが見えてきました。毎月100 km走 の目標を達成するのは、だんだんと辛くなってきましたが、「娘の前ではメタボな自分を決して見せない」という自分なりの美意識を最後まで持ち続けたいと願っています。内館牧子さんのお話の中にあった、品よく年を取るための美意識です。

 
 
■昨日の地区大会での 勝間和代さんの講演の中で触れられていた、音声入力を用いて今この原稿を書いています。今用いているのはエイサーのクロームブック R 13ですが、 ドキュメントというアプリがあって、それにはツールの中に音声入力が含まれているのです。 R 13にはマイクもカメラもついていますのでインターネット電話も可能ですし、こうした音声入力も問題なく使用できます。
 
 
勝間さんも述べられていましたが、音声入力ソフトの威力は絶大です。私が音声入力ソフトを使い始めたのは、 IBM 社のビアボイスという音声入力ソフトが最初でした。その当時はマニュアルの中に記載されてある、見本となる日本語文章をマイクを通じてパソコンの中にまず録音する必要がありました。その録音された音声を元にパソコンが話者の音声を文章に変えていく仕組みでした。
 
 
当時はインターネットもクラウドなども当然存在しませんでした。従って全ての処理をパソコンの内部で行わなければならなかったのです。パソコンの能力の限界が処理能力の限界でもあったのです。現在では、高速なインターネット通信環境とその先に準備された人工知能と組み合わせて、まるで自分のパソコンが処理しているかのごとく、振る舞うことができるのです。 パソコンの中央演算装置である CPU が進化して 、いずれはネットに繋がっていない状態でもパソコン自身で音声変換が可能になるかもしれません。
 
 
まだそこまでは到達していないものの、こうして音声入力で文章を作り上げているだけでも、素晴らしい進歩だと実感しています。

 

 

多様性

■20181028(日曜日:晴れ)

 

ハノイの中心地、ホアンキエム湖です。

 

■今朝は5時に起きて準備をし、原駅に向かいました。甲府市で行われる2620地区ロータリークラブの地区大会に参加するバスに乗車するためです。沼津駅北口6時半出発予定です。昨日は埼玉県立浦和高等学校24回生の同窓会が、御茶ノ水駅近くの山の上ホテルで開催され参加してきました。27名の同窓生と久しぶりに会うことができました。

 

ということで、昨日今日と休む暇もなく忙しない週末でした。明日からは、また仕事が待っています。そして次回の日曜日は休日当番日となっていますので、いくらなんでも働きすぎです。働き方改革が必要です。

 

(●^o^●)

 

今日の地区大会では特別講演の演者として、評論家 勝間和代さんが来られました。実際に勝間さんの講演を聞くのは初めてでした。ご自身ではあまり講演をしないようにしている、ということで、月に1−2度に制限しているようです。

 

とにかくネットでの活動が主になっていて、相当の時間をそちらに割いているようです。私の推察するところ、「サピエンス全史」に触発されたと思われる、チームづくりの大切さを力説されていました。SNSを始めインターネットを通じて、容易に人と人のネットワークを形成することが、いまという時代の大きな利点だ、というのです。

 

そして、その裏付けとして、ホモ・サピエンスがチームワークを形成することでネアンデルタール人を駆逐した、という例を上げていました。しかし勝間さんは明らかな言い間違い、単なる錯覚なのですが、ホモ・サピエンスではなくて、クロマニヨン人である我々が、言われていましたが、これは明らかな言い間違えです。何か錯覚されていたのでしょう。

 

多様性の重要性を強調されていました。ただ従業員の中に女性が多いことが大切なのではなくて、意思決定する立場に女性がいるかどうかが大切なのだ、とも言われていました。その例として、携帯電話の色使いの例を上げていました。かつて顧問を務めていた携帯大手の会社では、発売されている機種の色は、殆どがオヤジ色のような、黒か灰色か、女性が決して欲しいと思わない色使いのものばかりだった、というのです。他社が彩りに溢れた機種を発売して、販売を伸ばしているのを見て、慌てて販売機種を増やして、という例を上げていました。

 

なるほど、と頷きました。私が思い出したのはハリウッド製の映画のことです。ハリウッド製の映画が、なぜ世界で支持されるかと言えば、あらゆる人種の人々が映画作りに参加しているために、人種や宗教などの違いを超えて指示されるのだ、という指摘です。

 

音声入力の利点も強調されていました。どんなに早くタッチ・タイピングをしても、クラウドを利用した音声入力の速度には、到底かなわない、つまりは生産性が格段に違う、というのです。それだけ時間の有効利用ができるようになり、空いた時間を、その他の活動に当てることができる、というわけです。

 

さすがにパワーが桁外れでした。インプットもアウトプットも私などとは、まさに桁違いでした。

 

自身を常に進歩させること、そして人々に尽くすこと、それが大切だ、とまとめていました。大変参考になりました。

 

 

さよなら

■20181027(土曜日:雨)

 

ハノイで見た行商の女性です。一日働いて、どれほどの収入があるのでしょうか。女性がよく働きます。

 

■今朝は雨です。午後からは晴れるようです。そして来週は久しぶりに天候の安定した一週間が続きそうです。昨日は9キロ以上を朝走りましたので、さすがに疲れました。それでも本当に不思議なのですが、体が変わってきたことを実感します。ただただ走っているだけなのですが、塵も積もれば山となるの例えの如く、筋肉が付き脂肪が減って体型も随分と変わりました。それにともなって代謝も変化したようです。

 

ただ加齢は避けようがありませんので、代謝量が上がっているにも関わらず、体温調節機能ははっきりと低下しています。変化に対応できなくなっているわけです。季節の変わり目には、体も困っているのでしょう。暑くて眠れないのか、寒くて眠れないのか、困惑しているのが自分でも分かります。

 

■さて今年のベトナム枯葉剤支援の旅も無事に終わりました。三年続けてバクザン省の職業訓練センターにお除魔して、施設での活動と合わせて、所長さんと被害者協会のみなさんが選んでくれた被害者の家庭訪問を実施しました。施設にはリハビリ機器を4台と運営費として 1,000 米ドルを寄付しました。

 

自分自身も息子さんが枯葉剤によると思われる病気を抱え、悪戦苦闘している施設長さんが、全てを掛けて運営している施設です。国からは援助を受けていない、と言われていました。運営には大変なご苦労があるはずです。軍医の経験も活かして入所者の面倒を一手にみています。活動日の朝、待ち合わせに施設長さんが少し遅れたのですが、入所者の方が体調を崩して入院させなければならず、大変だったようです。

 

ニンビン省に住む枯葉剤被害者協会の会長を務めるビンさんの依頼で、来年はそちらの被害者の皆さんに対する活動をすることになり、施設長さんとは最後の活動となってしまいました。三年間の活動をともにしただけに、短い時間ではありましたが、心も通じ合うようになりました。サヨナラを言わなければならなかったのは、本当に残念です。

 

 

 

 

文化の力

■20181026(金曜日:曇)

 

ベトナム名物、人力車シクロです。多くの外国人が利用していました。

 

■今朝は走りました。今月も残り5日となり、目標の100キロまで時間が少なくなってきました。今月はベトナム支援の旅に出掛けましたので、その分機会が減っています。ちょっとした違いなのですが、最後になると、結構その違いが重くなってきます。

 

ということで、今朝は 9.65km を走り、総計 86.69km 残り5日で 13.40km となりました。ギリギリなんとか達成できそうですが、天候のこともあり油断大敵です。土曜日は高校の同窓会が東京であり、日曜日は山梨でロータリークラブの地区大会が予定されていますので、綱渡りとなりそうです。

 

■さて今朝の東京新聞30面を読んで驚きました。平成クロニクルー2003年 韓流ブーム、と題されています。

 

「冬のソナタ」先駆け

 

です。なぜ驚いたかと言えば、年表を見ると2002年5−6月 日韓共催のサッカーワールドカップが開かれる。2003年4月NHK・BS2で韓国ドラマ「冬のソナタ」放送が始まる、とあるからです。つまり冬のソナタの放映が始まったのが、ワールドカップの後だったことに気づいたからです。

 

記憶というものは曖昧なもので、私の中では、この順番は逆だったのです。冬のソナタが放送されていた当時、私はちょうど50歳でしたが、この番組に興味が無かったので、その熱狂ぶりが思い出せません。連れ合いは、もちろん熱狂していました。

 

(●^o^●)

 

なんで中年のおばさんたちが、夢中になっているのか、さっぱり分かりませんでした。放送開始から一年後の、2004年4月羽田空港に降り立ったペ・ヨンジュンさんを見ようと5千人のファンが詰め掛けた、と記事にあります。

 

今になると私にも、その熱狂の理由が分かります。その後、自分自身も韓国ドラマにハマったからです。

 

(●^o^●)

 

文化の力というのは、本当に凄いものです。政治家が何万語を費やそうとも、両国民の交流がこれほど自然な形で盛り上がることは無かったはずです。記事の中にもありますが、両国民の心のなかにあるわだかまりや壁を一気に突き崩してくれました。キム・デジュン大統領、そして文化交流を促進した李 御寧(イ・オリョン 韓国の文芸評論家、初代文化部長官)さんの慧眼には敬服するばかりです。

 

文化を失うことは視力を失うようなものです。お金では買えません。そうした意味で、財政難から維持管理が疎かになり、消失したブラジル国立民族学博物館の貴重な文化財の数々は、取り返しのつかない損失なのです。

 

 

 

■20181025(木曜日:晴れ)

 

 

ランニング中にハノイのホテル前で遭遇しました。結婚式を終えたばかりでしょうか。幸あれと祈りました。

 

■今朝は走るつもりだったのですが、さすがに疲れました。歳を取ると疲れが遅れて出てくることは、十分実感していたのですが、不覚でした。ベトナムから帰国したばかりの昨日は、思いのほか元気で、なんだ全然疲れなど無いじゃないか、と錯覚していました。朝起きだして走ることもできました。6日間ほとんど走っていなかったので、体力的には温存されていたためか、むしろ普段よりしっかりと走ることができたほどでした。今朝も大丈夫だろうと、高をくくっていたのですが、やはり甘かったようです。

 

まぁ、無理をしても致し方ありません。また明日走ればよいのです。残り23キロ超です。

 

■さて今朝の東京新聞「視点」欄には、ジャーナリスト・津田大介さんが投稿されています。題して、

 

ネットが民主主義の敵にーーフェイクニュースの影にロシアの世論工作

 

です。2016年のアメリカ大統領選挙でクリントン候補を攻撃するブルグ記事が、SNS上に大量に配信されたのですが、その発信源の多くが欧州の小国マケドニアの若者たちが小遣い稼ぎにやっていた、と思われていたのですが、実はその影に政治的な背景があった、というのです。ロシアやアメリカの極右メディアの関与が疑われている、という内容です。事の真相は不明でしょうが、津田さんの書かれている内容がトランプ大統領側に批判的なのは、よくわかります。

 

昨夜のNHKニュースでは、アメリカの中間選挙前の様子を報道していましたが、民主党支持者は嘘ばかり信じている、と共和党支持者が語っていたのが印象的でした。共和党支持者は嘘ばかり言っている、と民主党支持者は言っていますから、とても奇妙な状況です。嘘ばかりを言っている、という主張が正しいのか、嘘ばかりを信じている、という主張が正しいのか、訳がわからなくなります。

 

やはり大切なのは、自分の頭でしっかりと考えることしかなさそうです。何が真実か、ということは、恐らく誰にも分かりはしない、と私は感じています。これが正しいと最初から断じないことが、恐らくいちばん大切であり、何が真実かではなくて、現実がどう動いているのか、という点を虚心坦懐に追っていくのが、間違った判断をしないためには、一番有効な気がします。

 

もちろん、これも簡単ではありませんが。

 

 

日常の再開

■20181024(水曜日:晴れ)

 

ハノイ市内をジョッギングしていて見つけたクラシックカーです。ホテルの前に飾ってありました。

 

■今朝は走りました。ベトナム支援の旅から昨日帰り、今日からはまた日常の開始です。6.60km を走り、これで総計 76.94km を積み上げました。残り7日で 23.05km です。何とか目標を達成しなければなりません。内館牧子さんのお話の中に出てきた、「どうしたら品良く老いることができるか」という問への内館さんの回答です。「それは美意識です」というのです。そして私の美意識は、「娘の前でメタボな自分を決して見せないこと」としました。

 

頭が禿げるのは致し方ありません。またこの歳で黒々、ふさふさ頭では気味が悪いでしょう。でもメタボな体型にならずに老いることは、自分の努力で可能なのです。娘の前では意地を見せたいのです。そして健康であり続けられるなら、まさに一石二鳥です。

 

■相変わらずサピエンス全史を再読しています。1万年以上前に始まった農業革命というと、人間が穀物を栽培することを身につけ、サピエンスが劇的に進化したように私たちは思っています。

 

「一つの種の進化上の成功は、DNA の複製の数によって測られる。DNA の複製が尽き果てれば、その種は絶滅する。」

 

つまり数を増やすこと、それが進化だ、というのです。そう考えると、サピエンスも数を増やすことができたのですから進化したに違いないのですが、利己的な遺伝子という面からすれば、農業革命によって栽培された小麦こそが、進化を成功させた一番の成功種とも言えそうです。

 

数は増えたものの、サピエンスは疫病に苦しみ、狩猟採集時代と比較して生活は楽になった、とは決して言えなかったようです。

 

 

 

 

帰国

■20181023日(火曜日:曇)

 

 

ハノイオペラ座前の交差点です。向かって右にあるのが、アメリカのヒルトンホテルです。

 

■朝の5時にハノイのコニファーホテルを出て、ハノイ・ノイバイ国際空港から帰途につきました。羽田空港には15時に到着。京浜急行線と東海道新幹線を乗り継いで、我が家にたどり着いたのが18時前でした。Sunがお風呂を入れておいてくれました。これは有り難いことでした。何しろベトナムでは、ゆっくりと湯船に浸かることはできないからです。暑い国ですからシャワーでも不自由はないのですが、疲れが取れません。

 

ゆっくりとお風呂に入り、素麺と握り寿司、そして味噌汁があり、これ以上の夕食はありませんでした。海外旅行の後は、これが一番です。

 

■先週の木曜日の午後に家を出て、6日間の支援の旅でした。今年も終わってみれば、あっという間でした。バクザン省の職業訓練センターには3年続けての訪問でした。トゥイ所長さんとも、すっかり顔なじみになりました。お元気そうでなりよりでした。

 

金曜日の夜に最後の夕食を共にしました。そして大釜会長から、来年からは知り合いがいるニンビン省に支援活動に行きたいので、来年はこちらには来ることができない、と伝えた時の所長さんの表情には、落胆の影が一瞬よぎりました。それでも顔色をほとんど変えなかったのは、さすが所長さんです。私としては大変残念なのですが、これも致し方ありません。

 

 

ハノイへ

■20181022(月曜日:晴れ)

 

 

Page 1 of 4

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén