■20181124(土曜日:晴れ)
■今朝は不安の内に夜が明けました。胃炎を心配していたからです。午前中に19キロ走り、昼休み床屋へ行き、本屋さんに寄って、「すぐ死ぬんだから」を購入して、そして午後からはゴルフの練習に行き、夜はSunと一緒にお風呂に行き、その後ゆっくりと一杯やったのです。充実した一日でしたが、調子に乗って食べ過ぎ、飲み過ぎで急性胃炎を起こすのが、私の弱点です。
北海道旅行にSunと行った時に最悪の発作を明け方に起こしました。土曜日に二人で樽前山に登ったのです。頑張り過ぎと疲れも溜まっていたのでしょう。日曜日の明け方、下痢、嘔吐で七転八倒の苦しみでした。日曜日でしたので、ネットで当番医を探して治療してもらいました。点滴を二本、1,000cc してもらい、帰りの飛行機にもギリギリ間に合いましたが、もう大丈夫だろうと空港でお水をほんの少し口にしただけで、帰りの飛行機の中でトイレに駆け込み、腹痛に苦しみ通しでした。
誰しもきっと体の弱点があるのでしょう。疲れが溜まると、そこへ来るのです。以前の私なら扁桃腺炎を起こして高熱に苦しんだはずです。開業する前に勤務していた大学病院で扁桃腺を摘出してもらいました。それからは嘘のように高熱発作を起こすことが無くなりました。が、今度は胃腸炎を起こすようになりました。調子に乗るな、というお告げなのでしょう。
昨夜は不安な一夜でしたが、スマートウォッチによれば、「睡眠の品質は良い」、深い眠り2時間20分、浅い眠り2時間30分とあります。自分自身としては何だか寝付けない一夜で、ほとんど寝ていないのではないか、と錯覚しているのですが、実はきちんと寝ていることが分かります。実際寝覚めてみても、疲労感はありません。嫌な夢をみて、寝覚めても徒労感ばかりが残っているかのごとく感じていても、どうやらきちんと寝ているようです。スマートウォッチを購入してみて、睡眠判断ソフトで調べてみて良かったことは、その事が分かったことです。多少寝付けなくても慌てることはない、焦ることはない、ということが分かりました。
■今朝の東京新聞のこちら特捜部の記事には考えさせられます。「学習障害の子に、こう配慮を」です。知的な遅れはないものの、読み書きや計算などの特定の分野に困難がある学習障害(LD)の子は、40人学級に1−2人いるようです。周囲が少し配慮すれば問題なく学べるが、保護者が学校側に配慮を求めても「前例がない」と及び腰の対応になりがちです。
入学試験で答案用紙に書き込むのが苦手となると、時間内に試験を終えるのは難しくなります。ワープロ使用を認めてほしい、と交渉しても、学校側の返答は「特別扱いはできない」「他の学校で前例はありますか?」と拒否や戸惑いとなりがちです。学校側の困惑もよく分かります。
せっかくの才能を潰してはしまわないか、と私などは心配してしまいます。こうしたLDの子どもたちの中には、すごい才能を持っている子も多いのです。日本では学校に余裕が無いので、どうしてもお役所的な対応がなされてしまいます。国民の持つ才能をどれだけ活かせるチャンスを提供できるか、という点からの検証も、これからは、とても大切なことのように思えます。日本は人材しか資源が無いのですから。