■20181224(月曜日:晴れ、時々雨)
■今日は昨日の天皇誕生日の振替休日でした。ゴル友の坂口さんから誘っていただき、昨日に引き続いて新沼津カントリークラブで二人きりでプレイしました。私を新沼津カントリークラブに誘ってくれたのも坂口さんでした。私が学校医として、そして坂口さんが校長先生として勤務されていた頃に知り合いました。どういうわけかウマが合い、坂口さんもまだ入って間もない頃の新沼津カントリークラブに入りませんかと誘ってくれたのです。
一足早く坂口さんは B クラスから A クラスに進級し、私も半年ほどでしょうか遅れて A クラスに昇級しました。私の入会したての頃のハンディキャップは24でしたから、15から参加できる A クラスに昇級するのは結構大変でした。でも若かったのです。一生懸命に取り組み練習もして、進歩も今よりもずっと早く、 15のハンディに到達しました。しかし寄る年波には勝てず、今年から B クラスに転落してしまいました。相変わらずAクラスで活躍している坂口さんは、もう手の届かないところに行ってしまったようで、とても残念でした。
今日は一緒にプレイしながら、色々教えてもらいました。言われていることが一つ一つ的確で、なるほどと納得することばかりでした。さすがは元校長先生です。 教えることが、とてもお上手でした。 基本的なアドレスから、難しいアプローチの打ち方まで、本当に勉強になりました。早く次の月例に参加したくなりました。
■東京新聞「この道 川淵三郎」第63話、「Jの理念」は、とても考えさせられる内容でした。川淵さんが古河電工に入社して間もない頃に聞いた話です。富士通の岡田完次郎社長の逸話です。会議でかなりの利益を上げたというグループ会社社長の報告に対して、岡田社長は、こう語ったそうです。「儲けた、儲けたと言っているけど、それは世の中のためになったのか?」この話は、 Jリーグを立ち上げ、その理念を定める際の下敷きになったそうです。
「何のために Jリーグをやっているのか」突き詰めればこれが理念だ、というのです。 3項目ある Jリーグの理念のうちの二つ目に掲げてあるのが、「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」 。川淵さんはこう書かれています。
「理念では儲からない」という議論が出るに及んでは不愉快さが募った。「儲けるために Jリーグをやってるんじゃない」
もちろん経営的に成り立たなければ継続することはできません。それは一番大切な一丁目一番地であることに間違いはありません。しかしそれだけで終わってしまえば、それは単なる金儲けでしかありません。 川淵さんは理念と経営の二兎を追い求め、その両方を成功させた稀有な社会運動家と言っても良いかもしれません。