2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年1月 Page 1 of 4

国民の統合

■20190131(木曜日:曇)

遥か彼方に十勝平野が望めます。来年までお預けです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日9キロを走って、月100キロの目標を無事に達成することができましたので、今朝は休養です。今朝は走らないと決めていると、不思議なもので、目覚ましが鳴っても、こんな寒い朝に起きだそうなどとは露とも思わないのです。こんな暖かくぬくぬくとした布団の中から、起きだそうなどと思うのは、よほど変なやつだとすら思えるのです。人間の心理というのは、実に面白いものです、走る距離にしてもそうです。今朝は6キロ走ろうと決めて走り出すと、とてもその先まで足を伸ばして10キロを走ることなど、想像もできないのです。

大会に出場してみると、そのことを強く感じます。ハーフマラソンなら21キロ超を走らなければなりませんが、最初から今日は21キロを走るのだ、と決心してから走り始めないと、とても完走などできません。逆に言えば最初から21キロを走るのだと心に決めて走り始めれば、意外と完走できるものなのです。

■今週に入ってからは走り出すのが6時を過ぎてからですので、帰ってきてシャワーを浴びて朝食を取ると、仕事を始めるまでにゆっくりと時間を取ることができません。つまりは毎日日課にしている新聞の切り抜きと PDF にしてEvernoteに収納するという仕事ができませんでした。今朝は走らなかった分だけ時間ができましたので、溜まっていた新聞をもう一度読み直し、興味のある記事を切り出し、スキャンして保存の作業をしました。毎日、インターネット上で多くのニュースを見るのですが、私はやはり新聞をゆっくりと読むのがとても好きです。静寂の中で1人静かに新聞を読むという時間は、精神衛生上とても大切な事のように私には思えます。

■そんな中で、とても興味深く、また大切だと思った記事は、東京新聞論説委員の熊倉逸男さんと、政治学者の白井聡さんの対談です。考える広場『天皇から米国へ 変わる「国体」』と題されたその対談は、戦後の日本人の精神状況を私にもわかりやすく解説してくれています。田中宇さんの国際ニュース解説を読んでいる私にしてみると、「対米従属」という言葉はなじみ深い言葉ですので、読んでいて違和感は少しもありませんでした。

私がいつも不思議に思うのは、米軍基地の建設に反対する沖縄の人たちに対して、いわゆる右翼と呼ばれる人達が応援するのではなくて、襲いかかったりすることです。ヨーロッパなどでは、日本で極右と呼ばれる人達が唱えているのは、流行の言葉で言えば、自国第一主義なのです。つまり、グローバリズムと言われる流れに対して自分の国の国民を守ることが第一なのだと唱えるのが、彼らの主張なのです。多くの場合、それはアメリカに対抗するという形を取るのが一般的です。なぜなら、グローバリズムで最も利益を得ているのが、アメリカの世界企業であることは間違いないからです。

ところが、日本の右翼と呼ばれる人達は、白井さんも書かれているように、その接頭辞として必ず「親米」という言葉が使われます。私などには、これがとても奇異に思えます。なぜ日本国民である沖縄の人達を守るのではなくて、アメリカの基地を守ろうとするのか、倒錯しているとしか私には思えないのです。そうした意味において、元東京都知事の石原慎太郎さんが「日本には真の意味での右翼などいない」と言われたのは、正鵠を射ているのでしょう。

こうした心理状態が続いていくと、どうなるかと言うと、白井さんが言われるように、国民統合がぶっ壊れてしまうのです。国民の統合とは、日本国民という共同体の皆が助け合い、仲良く暮らすということだ、と白井さんは言われています。例えば、東京都港区南青山で、地域のブランドイメージを壊すとして、児童相談所建設が反対を受けている問題などを見ると、「貧乏人が周りをうろつくと不愉快だ、あっちへ行け」と、こういうことを言っちゃいけないという常識が壊れている、と白井さんは指摘しています。

白井さんの著書「国体論」は、対米従属による社会の荒廃を描く一方で、2016年8月に天皇が発した「象徴としての務めについて」の言葉に、再生の可能性を見出していると、熊倉さんは指摘しています。天皇陛下のお言葉の中には、こんな日本の状況に対し、国民の統合を回復し何とか守らなくてはいけない、統合を維持するつもりはあるのですか、と国民に問いかけているのではないかと、白井さんは指摘しているのです。そのお言葉には戦う人間の激しさがにじみ出ている、とも白井さんは書かれています。

私もその通りだと思うのです。小泉内閣以来続いてきた流れが、安倍内閣によって完成しようとしています。それは国民の統合の崩壊に異なりません。天皇陛下のお言葉に、今こそ私達は耳を傾けて、真摯に向き合わなければならないのです。

目標達成

■20190130(水曜日:晴れ)

ゴンドラを降りて、ここから厳しい斜面を滑り降ります。

■今朝も走りました。昨日も12キロを走り、月間目標の100キロまであと9キロとなっていました。今日一日休んで明日走ってもよかったのですが、天候も下り坂との予報ですし、何があるかわかりません。今朝起きた時に体調も悪くありませんでしたので、思い切って走りました。いつものコースを走ると、6キロ強ですので、9キロには及びません、明日残りの3キロを追加しても良いのですが、走りながら、これならば十分9キロを走れると判断し走り続けました。

今月はインフルエンザ騒動のために第3週は、たったの2.58キロしか走れませんでした。これはトータルとして考えると大変な負担となりました。平均すれば週25キロで4週間走り100キロの計算ですから、1週間2.58キロでは残りの23キロを追加しなければなりません。すると1週間で50キロ近くを走らなければなりませんから、自分の力からするとかなりの負担です。ましてやインフルエンザに苦しんだ後ですから、スムーズにさらなる負担をこなすのは難しい状況でした。そう考えると、よく目標を達成出来たと。我ながら満足しています。

今月は101.19km を走り、これで47カ月間連続、月100キロ走を達成したことになります。走行距離は、総計7697キロになりました。

■さて昨夜は、「人生の特等席」を再度観ました。クリントイーストウッド主演の映画です。2012年度製作ですので、7年前の映画ということになります。クリント・イーストウッドといえば、実は映画で活躍する前に、テレビでスターになりました。「ローハイド」です。若いカーボーイ役でした。今ではそのことを知る人も少なくなったはずです。テレビ番組が終わり、しばらく顔を見ないと思っていたら、突然イタリア映画でスクリーンにカムバックしました。あの「荒野の用心棒」です。実に鮮烈でした。

さらに驚いたのは、その後ハリウッドに戻り、監督として見事な作品を作り続けたことです。ダーティーハリーの刑事役は、もちろん当たり役でしたけれども、いくつもの素晴らしい作品を監督として作り上げた、その才能は大したものです。

人生の特等席

■20190129(火曜日:晴れ)

サホロスキー場の様子です。

■今朝は走りました。1時間26分2秒をかけて12キロを走り、これで今月は91.43kmとなり、残り2日で8.56kmの地点まで到達しました。残り2日となりましたけれども、木曜日の天候は下り坂ですので、朝走れるかどうかは分かりません。明日9キロ走ってしまえば目標に到達できますが、連日というのは体に負担がかかりますので無理をせずに、木曜日に最後の9キロを走った方が賢明かもしれません。今朝は幸い右膝の痛みは出現しませんでしたが10キロを過ぎてからは左のふくらはぎの痛みが少し出てきました。それでもを最後までしっかりと走ることができたのは、とても嬉しく、また充実感がありました。

■昨夜はAmazonプライムビデオで、クリント・イーストウッド主演の映画「人生の特等席」を見ました。アメリカ、メジャーリーグのスカウトというのはイーストウッドの役どころです。1年のうち、10ヶ月は旅をしなければいけない過酷な職業のようです。1人娘との葛藤を通して人生を見つめます。イーストウッドは相変わらずの偏屈じいさん的な役柄ですが、一筋の道に生きてきた男の悲哀が、その背中には感じられます。Wikipedia によれば、

『人生の特等席』(じんせいのとくとうせき、原題: Trouble with the Curve)は、ロバート・ロレンツ監督による2012年のアメリカ合衆国のスポーツ・ドラマ映画である。出演はクリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、マシュー・リラード、ジョン・グッドマンらである。

イーストウッドにとっては『グラン・トリノ』以来の出演作品であり、また自身でメガホンを取らない作品に出演するのは『ザ・シークレット・サービス』(1993年)以来である。

教育

■20190128(月曜日:晴れ)

新得駅の時刻表です。北海道の鉄道を守る必要があります。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は日曜日でしたけれども、頑張ってLSDをして15キロを積み重ねました。しかし、まだまだ20キロも残っているのです。今日も含めて1月はあと4日を残すのみ、そして20キロが残っているのです。昨日は7時前から走り始めて、途中膝の痛みやふくらはぎの痛みに襲われましたけれども、なんとか走り終えることができました。とはいえ、できれば20キロを走りたかったのですが、昨日の状態では15キロが限界でした。

昼間ゆっくりと休み、夜はつるちゃん夫婦と、ひろ繁での定例の夕食会でした。楽しく美味しい食事を頂きました。帰ってきてお風呂に入り早々に寝床に入りました。

テニスの全豪オープンでは、ジョコビッチ選手がナダル選手を破って7度目の優勝を果たしました。錦織選手との一戦を見ていて思ったのは、まさに壁のような鉄壁の守りでした。あれでは錦織選手に勝ち目はなさそうでした。ナダル選手との一戦は見ていないのですが、どうやら同様に、ジョコビッチ選手らしい鉄壁の守りでナダル選手をはねのけたようです。勝ち相撲鬼のごとしと言いますが、多分ジョコビッチ選手の勝ちっぷりは、そのような形容に、ふさわしいものだったのでしょう。

■先日の東京新聞に、スマホを用いた授業の無料配信の試みが報じられていました。題して「貧困の子も教育平等に」です。東京都中野区の一般社団法人「貧困家庭の子どもの学習・進学を支援する全国運動(CAMEL)が4月から、学習塾に通えない中学生を対象に、無料の授業配信を始める。インターネットによる学習支援システム「eラーニング」を使い、全国の子供のスマートフォンに、授業を直接配信する。代表理事の大塚意生さん(62)は「新たな教育支援で、子どもたちに広い世界を見せてあげたい」と願う。最新の2015年のデータでも、子供の貧困率は13.9パーセント。改善傾向にあるものの、依然7人に1人が貧困状態にある。とりわけシングルマザーなどひとり親家庭では50.8パーセントに跳ね上がる。

大塚さん自身も貧しい家庭に暮らす子供の1人でした。中学生から地元のゴルフ場のキャディーや新聞配達のアルバイトをして、学費を稼ぎました。親に懇願し、夜間制だった早稲田大学社会科学部になんとか入学。大学院を修了後、学習塾の経営を経て、現在の会社を立ち上げました。「あの時、進学を諦めなくてよかった。職業選択の幅が広がり、世界は広いと知ることができた」と振り返っています。

高校進学の為に学習塾に通うとすれば、月数万円の授業がかかる。大学生や主婦のボランティアが公民館などで教える無料塾を視察して回ったものの、教材や人材が足りていないと感じたそうです。「週一程度の開講では、成績もなかなか向上せず、地域によって通えない子もいる。親が働く子のスマホ所有率は高いので、無料塾とも協力し、スマホに直接授業を配信できれば」と考えるようになったそうです。講師には多くのボランティアの方が参加されています。「不登校や長期入院などで学校に行けない子にも届くツールとなれば」と講師の皆さんは願っています。

大塚さんは最後にこう語られています。

技術を使った教育支援の一方で、アナログの人づくりの視点も大切にしたい。趣旨に協力してくれる人たちとともに、貧しい家庭の子も平等に教育が受けられる社会を実現する手段となれば

と意気込んでおられます。

もっともっと、こうした分野に国が援助の手を差し伸べる必要があるのですが、残念ながらそうなっていません。未だに高度成長時代の、土建国家を抜け切れていないのです。東京オリンピック、世界万博をはじめ、箱物ばかりを作って、あとは野となれ山となれ、という政治が永遠と続いているのです。「コンクリートから人へ」という、あのキャッチフレーズは、未だに色褪せてはいないのです。

世界ナンバーワン

■20190127(日曜日:晴れ)

新得駅に入るスーパとかち号です。

■今朝は走りました。今朝は LSD を目指して、結局1時間52分、平均キロ7分21秒で15.18kmを走り、今月の通算が79.42km残り4日で20.57kmの所まで到達しました。残り4日ですので、平均1日あたり5キロを走らないと到達できない計算ですが、これはかなりきつい状況です。なんとか滑り込みで目標を達成するためには、火曜日と木曜日の朝に、それぞれ10キロを走るというのが実現可能性の高い計画ではないでしょうか。

今日は走っている途中で右膝の痛みが出現しました。まず10キロを走った時点で痛みが出現し、膝の屈伸をすることで、なんとか痛みを先送りすることができました。結局15キロ走る間に二度屈伸運動をしなければなりませんでした。左ふくらはぎの痛みも出現しましたが、これはなんとか、だましだまし走りきることができました。しばらく長距離を走っていませんでしたので、膝周りの筋力が低下していたのかもしれません。やはり鍛え続けないとダメなようです。

■昨日は静岡で行われた高度管理医療機器等販売業管理者継続的研修で一時間お話をしました。やっと終わってほっとしました。私の分担は薬事方についての説明ですので、おもしろおかしくもなんともありません。一時間の間、話を聞いてもらうのは本当に難しい仕事でした。Takuに教えてもらった訴訟事例の内容を紹介することで、メリハリがついたと自負しています。

■さて昨日オーストラリアのメルボルンで開催されたテニスの全豪オープンで、大坂なおみ選手が優勝し、世界ナンバーワンのランキングを獲得しました。日本人としては、もちろん初めての快挙です。日本人の体格あるいは筋力では世界一になるのは、なかなか難しいと思われてきました。大坂選手の母は日本人ながら、父はハイチ出身ということで、運動能力という面でプラスαの遺伝子が良い方に働いたに違いありません。最近は運動選手の中に、こうしたプラスアルファーの遺伝子を持った選手たちが続々と活躍し始めています。きっと片方だけの遺伝子だけでは、これだけの成果を出すのは難しかったかもしれません。双方の良い面が相乗効果をもたらし、こうした歴史的快挙が成されたのでしょう。

夏空

■20190126(土曜日 :晴)

新得駅のプラットフォームにありました。今年の4月から始まるようです。

■今朝はゆっくりと休みました。午後から静岡で高度医療機器管理者講習会があり、1時間話しをしなければなりません。薬事法について参加者に説明をするのです。もちろんきちんと教材を頂いていますし、前任者の方から資料も引き継いでいますので、全くのゼロから準備をするわけではありません。それでも、やはり法律面からの説明は、慣れないためもあり、とても時間が長く感じます。しかし一時間の講義をすることと決められていますので、致し方ありません。これから時間配分の最後の確認を行うところです。気が重い。

診療が終わって昼食を取り、一息つく暇もなく、原駅に向かいました。静岡へ行くためです。先週はインフルエンザで大騒動でしたから、これが一週間ずれていたら、大変なことになるところでした。幸運といえば幸運なのです。スライドはグーグルスライドで作成し、PDF化してドロップボックスを経由して、初代のアイパッドに取り込みました。結婚 30 周年記念に購入したアイパッドが未だに現役です。

ウインドウズ・パソコンは、あてになりません。不安定なのです。ただし今回はプロジェクターとの接続が、当然D-sub かと思っていたら、なんと HDMI だと知って驚きました。幸い接続ケーブルを両方持っていったので、事なきを得ました。原稿をきちんと作成していましたので、無事の時間通り終えることができました。これで一つまたハードルを超えました。

自家製ヨーグルト

■20190125(金曜日:曇)

サホロスキー場の様子です。今年は晴天に恵まれました。

■今朝は走りました。先週の木曜日、ロータリークラブの例会に出かけたあと、あまりの扁桃痛のために、ひたすら休んでいたのですが、夜中に発熱し、翌朝診察を受け、インフルエンザへ A と判定しました。やはり一度発熱すると、体調が戻るには時間がかかります。22日の火曜日に3.74kmを走りましたが、体が重くてまいりました。

記録を見ると前回しっかり走ったのは1月10日の6.14kmですから考えてみると、ほぼ二週間ぶりのランニングということになりました。今日はキロ7分08秒のペースで6.10kmを走り通算64.24km残り6日35.75キロメートルとなりました。あと6日間で、35.75kmを走らなければなりません。明日は静岡での高度医療機器管理者講習会で話をしなければなりませんので、日曜日に LSD をしないと、とても間に合いそうにありません。とにもかくにも、なんとか今月も100キロを走りきりたいと思っています。無理をしてはいけませんが、やはり目標を達成は大切です。

■昨夜は久しぶりにNONちゃんと3人で夕食をとりました、思い出してみると先週の木曜日に、のんちゃんから一緒に夕食をとらないかと誘われたのですが、何しろあのインフルエンザ騒動が起こる寸前でした。喉が痛くて痛くて、とてもゆっくりと夕食をとる気分ではありませんでしたので、残念ながら一緒できなかったのですが、考えてみるとインフルエンザを感染させる心配がありましたから、一緒に行かなくて正解でした。2日前の夜に胃の調子がイマイチでしたので、昨夜は生ものは避けて、中華料理で夕食を共にしました。

帰り掛けにスーパーで牛乳とおせんべいを買いました。以前購入した、アイリスオーヤマ社製のヨーグルト製造機でヨーグルトを作るための牛乳を買う必要があったのです。自家製のヨーグルトを作るのは、これで3度目です。種となるヨーグルトを十分の一ほど入れて、残りを牛乳で満たします。あとは設定通り45度9時間で思い通りのヨーグルトが完成です。今のところ、うまくヨーグルトはできています。1回で一リットル分ができますので、遠慮することなく毎朝食に75グラムほどのヨーグルトを食べることができます。こうしてヨーグルトを定期的にある程度の量を摂取するようになってから、便通が楽になったような気がします。

老いること

■20190124(木曜日:晴れ)

サホロスキー場のシラカバの木です。今年は行きが少なめでした。

■今朝は走るつもりでいました、ところが夜中を過ぎた頃、急に胃がムカつくのを感じて目が覚めました。この時間帯に、こうした事が起きるのは胃腸炎を起こした時の特徴です。昨夜の夕食で何を食べたか、必死に思い出しました。インフルエンザで体が衰弱した後でしたので、ここ数日は食事は控えめにしていました。昨日の夕食で当たりそうなものとして考えられるとすれば、鉄火巻ぐらいでしょうか、あとはしっかり火を通したものばかりですので胃炎を起こすとは考えられません。とにかく焦りました。これから嘔気が酷くなり、眠れない一夜を過ごさなければならないのかと思うと、ゾッとしました。

ところが幸いにも30分程すると嘔気も消え去り、そのまま眠ることができました。5時45分に目覚ましをかけていたのですが、この一件ですっかり意欲が消え去りました。結局、原因はよくわかりませんでした。大事に至らなかったので、それはそれで良かったのですが、原因が分からないというのは嫌なものです。

なんでもかんでも加齢のせいにするのは良くないのでしょうが、でもやっぱり歳のためなのかなぁと考えてしまいます。多分多くはそれで正解なのでしょう。何だかんだ言っても一定の年齢を超えればガタが来るのは車と一緒です。自分自身は中古車としての自分の体を十分手入れしているつもりなのですが、それだけで済むほど甘くはないようです。両親の晩年の様子を思い出すにつけ、年を取るというのは本当に大変なことなのだなぁと実感してきました。付き合っていくしかありません。逃げるわけにもいきません。戦うところは戦い、折り合いをつけるところは折り合い、自分の体と話し合いながら行けるとこまで行くしかない、というのが正解なのでしょう。それが老いるということのようです。

担任の言葉

■20190123(水曜日:晴れ)

サホロスキー場の様子です。この先が急坂になっています。スピードを落としてください、という警告です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日おっかなびっくり走ってみましたが、一日経っても体の変調をきたすことはなかったので、ほっとしています。それでも昨日は熱発がおさまり落ち着いたばかりでしたので、午前中は体もだるく走るのを再開するのが少し早すぎたかなと心配でしたけれども、熱も再発することは幸いありませんでした。

世間でもインフルエンザが猛威をふるっているようで、先日は小学校4年生がインフルエンザ脳症で亡くなったとの報道もありました。子供の身体というものは、とても強いようでいて、意外と脆い部分があります。日本では七五三という習慣がありますが、これは多分、幼小児期を無事に切り抜けて、元気で育つことがとても難しかった時代の名残なのでしょう。7歳まで元気で育つことが、いかに難しかったかということです。

我が家も3人の子供達が、それぞれ色々病気をしましたけれども、なんとか無事に元気で育ってくれたことを本当に嬉しく思っています。当たり前だと言われれば、その通りなのですが、病気だけでなく事故で命を落とすことも決して小児期には稀ではないのです。

■今朝の東京新聞読者投稿欄には、とても考えさせられる投稿がありました。題名は、「自由な試作を育む姿に感動」です。港区に住むSさんは、自分自身が小学校低学年の頃、初めての詩の授業でこう書いたそうです。


「山に登った 石がパラパラ落ちた」


授業の後半になって担任の先生がSさんの詩の全文を黒板に書き写しました。本人は褒められるのかとウキウキしていると、

この詩は全部最後が『た』で終わっている。こういう詩はダメな詩だ。書いてはいけない。

と、生徒たちの前で担任の先生が述べたそうです。Sさんのこころが担任の言葉でどれだけ傷ついたか、私には痛いほど分かるような気がします。黒澤明監督をはじめ、偉大な芸術家と呼ばれる方の自伝を読むと子供の頃、担任の先生に褒めてもらった一言がいかに大きな力となったかがよく分かります。もちろん逆の作用を及ぼしたことも多いはずです。残念ながら、そうしたことに気づきもしない教師というのは、決して少なくないと思われます。

日本の教育は、残念ながらあまりにも画一的なので、少しでも枠を外れてしまうと伸びるよりは潰れてしまう方がずっと多いはずです。アメリカの教育が全て良い訳では勿論ありませんが、少なくとも人と異なる才能を持っている人にとっては、ずっとチャンスが多いと思われます。これからはそうした才能を持った人をいかに育てていくかが大切なのですが、今のままでは残念ながら難しいように思われます。

仕事場

■20190122(火曜日:晴れ)

サホロスキー場の様子です。昔スクールに入ったいた頃、みんなでよく滑りました。

■今朝は走りました。前回走ったのは1月16日でしたので6日ぶりということになります。16日はいつものコースを走ろうと思ったのですが、途中でトイレに行きたくなり、家に帰りました。それは正解だったのです。なぜなら、あの時点ですでにインフルエンザが発症しつつあったからです。確かに少し寒気もし体調がすぐれませんでした。結局16日は2.58キロしか走れずに終わったのですが、今朝は無理をせずに3.74kmを走った時点で終わりにしました。本当にゆっくりジョギングのペースです、キロ7分43秒で走り終わっています。それでも無事走り終えると本当にホッとするとともに嬉しさが込み上げてきます。これで今月は9回走り総計58.14km残り9日41.85kmとなりました。今週はあまり無理をせずに来週に入ってから、少しまとめて長い距離を走るようにして、何とか目標の100キロを達成したいと考えています。

■さて、先日のネットには評論家の勝間和代さんの投稿が掲載されていました。勝間さんはものすごい量の原稿を書かれています。もちろん同時に多くの本を読み、そしてそこから原稿を書かれている訳ですので、インプットとアウトプットの量が素人とは全く桁違いなのです。旅をされることも多いので、なるべく携帯可能な器具でお仕事をしたいようです。

仕事の様子を撮った写真をみると、仕事をされる時には3台のデジタル機器を目の前に置かれているようです。向かって左にはAmazonのタブレット。つまりデジタル書籍で読書です。真ん中には少し大きめのAndroidタブレット。そして、右側には少し画面が大きめのスマートフォンでしょうか、Androidの携帯端末が置かれています。そして興味深いのは、Androidの2種類の端末を使い分けておられるのです。向かって右側の端末に向かって、音声入力で原稿を作成されています。面白いのは、真ん中の大きめの端末と右の小さめの端末で同じGoogleドキュメントを立ち上げながら作業をされている点です。

私も真似をして今、同じようなことをしています。つまりテーブルの上にはクロムブックのASUS ChromebookR13が置かれていますが、今こうして原稿を入力しているのは、HUAWEIのスマートフォン P 10 lightを使っているのです。音声入力ソフトは、勝間さんご愛用のSimejiです。昨日まではGoogleの音声入力ソフトを用いてChromebook上で原稿を作成していましたが、こうしてスマートフォンに向かって原稿入力するのも悪くありません。というのは調べた限りでは、クロムブックで利用できるSimejiがないのです。

Chromebookはアメリカでは学校現場で使われる、ノートパソコンの6割近くを占めていて、とてもメジャーな存在なのですが、残念ながら日本では知っている人もほとんどいないような状態です。Androidスマホで使われている基本ソフトとChromebookで使われている基本ソフトは異なるものです。したがって、スマートフォンで利用可能なアプリが、そのままChromebookで利用できるわけではないのです。この点はかなり改善されつつあるようで、最近発売されているChromebookはほとんどが両方のアプリを利用できるようになっています。

勝間さんは、Chromebookは利用されていないようですので、Android系端末だけで仕事を処理されるのであれば、私のような煩わしさに遭遇することはありません。このSimejiを使った音声入力は慣れれば慣れるほど、確かに原稿を楽に作成することができるような気がします。まぁ、仕事として原稿を作っているわけではないので楽しみながら続けていけば良いことなのですが、徒然草ではありませんが、何事にも先達はあらまほしきことなり、ということでしょうか。

二台の端末で呼び出しているグーグルドキュメントの原稿は自動的に同期しますので、訂正は中央の大きめの端末で勝間さんはされるようです。そして、その中央の端末のキーボードが、かなりの凝った仕様のもののようです。親指入力ができるとか、色々書かれてありますが、私には理解できません。私自身は親指入力をしたことがないからです。ワープロの頃から、確か富士通が出している仕様だと思いますが、本格的な物書き御用達の入力方法です。

そして勝間さんは、いまではウインドウパソコンは使わなくなった、と書かれています。そういう時代になった、ということです。

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