■20181226(水曜日:曇)
■今朝も走りました。6.39 km を走り今月の総計が82.72 km となり、残り5日で17.27 km まで到達しました。昨日に続いてのランニングなのですが、今朝は着地の際に今までよりもつま先側に重きを置いて走ってみました。先日のテレビの番組で初心者の走り方をコーチが診断していたのですが、踵(かかと)から着地し、しかも腰よりも前の位置で着地しているためにブレーキがかかってしまい、無駄なエネルギーを消費している、という指摘がありました。なるほどなと思い、今朝は少し工夫してみました。そのせいか足の運びが少し楽になった気がします。フルマラソンとなれば、とにかく42キロ以上走らなければなりませんので、少しでも無駄なエネルギーの消費を抑えて体の負担を減らさないと、なかなか完走するのは大変です。
■昨日は日経平均が世界経済鈍化への警戒から、前週末比1010円の急落で2万円を割りました。田中宇さんの分析にもありましたが、いずれバブルが崩壊するだろう、という指摘は正鵠を射ていると思っていたのですが、弾けるのが思ったよりも少し早かったようです。中央銀行の買い支えによる株価の上昇は、いずれ反転することは素人でもわかることなのですが、 それがいつやってくるのか、時期を特定するのは専門家でも難しいようです。
ある人の指摘によれば、日本人の個人資産はリーマンショックの後でも、 かなり増大しているようです。しかしその中身を分析してみると、個人資産を増やしている人々は上場企業の株を大量に持っており、会社からの配当金で潤っている、というのが実態のようです。リーマンショック以降、日本の企業は内部留保を増大させる一方、労働者への支払いは増やしてはいないのです。増やしたのは配当でした。従って勤労者の賃金はむしろ低下しているのですが、全体としてみると日本の個人資産は増大したという統計になるのです。 貧富の格差が固定し、社会層が二極化したとはよく言われることですが、実態は上記のごとくなのです。上場企業の株を大量に持っている人というのは、ある意味昔からのお金持ちということです。 やはり勤労世帯が安定する、つまりは普通の人々が普通に働き、普通に家庭を持って、安心して暮らせるというのは、社会にとって最も大切な安定剤ではないでしょうか。
社会の中間層をいかに増やし、いかに安定させるかということが、政治の一番の仕事ではないかと私は思っています。それがそのまま社会の安定につながるからです。グローバリゼーションの名のもとに、一部の人々のみが極端に豊かになる社会というものは、結局のところ長続きしないのです。対立と、そして暴力が蔓延してしまうのです。 我々は今こそ立ちどまり、自分たちの社会を、これからどうしていくべきなのかを、しっかりと考える必要があるのです。