■20190421(日曜日:晴れ)
■今日は新沼津カントリークラブの B クラス月例です。 B クラスに陥落してからは、ゴルフの調子もさっぱりで、100を切るのは難行苦行になっていました。 昔はどうやって80台を出していたのか不思議でならないほど、調子の悪いことが続きました。どうしたらいいのか、さっぱり分からなくなってしまったのです。
ところが先日練習をしていて、あることに気づきました。クラブヘッドのソールというのでしょうか、底の部分が地面と平行になるようにスイングをすると、クラブを格段にスムーズに振り切れることに気づいたのです。手首を今までよりも、手前ではなくて向こう側に折るような気持ちでボールを捉える、と言えば分かりやすいかもしれません。 そのように意識してスイングをすると、打った球の方向が格段に安定しました。 前半では残念ながら一ホールだけ OB をたたき、スコアが9となってしまいました。これがなければ、というやつです。フェアウェイからの第2打だったのですが、つま先上がりの傾斜がありました。ここでもやはり平行に振ればよかったのですが、それが出来ずに、ボールは大きく右に曲がりOBになってしまいました。しかしそれ以外のホールでは、本当に安定していました。ボールを捉える時のクラブヘッドの角度が、安定していたからでしょう。 私にしてみれば大きな進歩です。結局のところスコアは50回と49回、合計99回となんとか百回を切ることができた程度なのですが、その内容は明らかに今までとは異なっています。
もう一点の注意点はスイングのトップの位置で、左肩越しに右足つま先を見るようなイメージ。今日はこの二つで、格段の進歩を遂げたように自分では思います。合計4つのショートホールのうち、続けて3ホールがパー。最後のホールもパットが数センチ外れてボギーとなりましたが、こんなことはめったに起こりません。 しかも驚くことに、一度もワンオンしていないのです。 つまりは寄せて1パットだったわけです。これも私にしてみれば驚くべき進歩です。次回がとても楽しみです。
■先日の東京新聞「週刊 ネットで何が・・」という記事では、「おフランス様」高まる反感、と題して書かれています。ネットでは「たたいて OK な対象」のコンセンサスが生まれたらバッシングが加速する、フランスにその役が回ってきてしまった、とあります。
先端的な考えを持つ日本人は、何かにつけてフランスを引き合いに出し、日本は遅れているという主張を展開します。「女性は40代以降からより素敵とされ若い女性だけをちやほやする日本とは違う」「夫婦はデートをする」「移民に寛容」などと同国の先進性や日本との違いを述べるのですが、これに反発する人もいます。
ガソリン価格の高騰から大暴動になった際、マクロン氏が「ガソリンが高いなら電気自動車を買えばいい」と発言したとの記事が拡散。マリー・アントワネットの発言とされる「パンがないならケーキを食べればいい」を連想させ、「さすがフランス人が言うとリアリティーがあるな」との声が出る。
確かにマクロン大統領は、いかにもエリート然としていて、お高くとまっていると多くの人が感じるのではないでしょうか。 大統領としてのその発言は、どこかの国の首相とは違って、格調高く、教養にあふれていることは間違いありません。しかし、どうも鼻につくことも間違いないのです。何か嘘っぽく感じるのです。 しかしこれは何もマクロン大統領に限った話ではありません。先日 NHK BS で放映された、映像の世紀において、19世紀末から20世紀初頭におけるパリの様子を映し出していました。 当時、万博も開催されています。英国留学に向かう途上で、夏目漱石もこの万博を見学しているのです。
動く歩道に象徴される、科学技術の進歩が、まさにバラ色の未来を感じさせていた時代だったのです。 しかし同じ頃、フランスはベトナムを始めアジアで過酷な植民地支配を行っていました。どれほど多くのアジアの民が彼らのために悲惨な生活を送っていたかを考える時、彼らが誇らしげに語る、自由・平等・博愛は、まさに偽善以外の何ものでもないのです。欧米諸国が繁栄と発展として語る19世紀から20世紀にかけての歴史は、 まさに身勝手な、偽善に満ちた歴史に他ならないのです。私たちはそのことを、しっかりと見つめなければなりません。