■20210812(木曜日:曇のち雨)
■今朝は走りました。昨日は起き出すことはできませんでしたけれども、今朝は4時半に合わせた目覚まし時計よりも、45分早く目が覚めてしまいました。
もう一度、寝入りしてもよかったのですが、そのまま寝入ってしまうと、4時半に起きだすのは困難になったでしょうから、ぐずぐずしながらも、そのまま起き出しました。
今にも雨が降りそうな空模様でしたが、天気予報では昼前には降り始め、午後から雨もひどくなるとのこと。なんとしても、今朝は走っておかないといけません。
ということで、今朝は2日ぶりに45分7秒、6.46kmを走り、これで今月は6回のランで36.21kmを積み重ね、月100キロ走までは、残り19日で63.79kmのところまで来ました。目標ラインまで少し足りないところまで来ました。
それにしても、今朝は蒸し暑い朝でした。途中で半分、熱中症のような症状も現れて、走り続けるのが、辛くなってきました。胃がシクシク痛み出したのです。
これから一週間は、雨模様の毎日のようですので、なんとか機会を見つけて、積み重ねていきたいと思っています。
■さて、今朝の東京新聞「こちら特報部」では、ホンダ・ショックに揺れる栃木県真岡(もおか)市の様子を報道しています。
「ホンダが、四輪車向けのエンジン部品を生産している栃木県真岡市の工場を2025年末までに閉鎖すると発表し、地元に動揺が広がっている」と書き出されています。
栃木県南東部の真岡市の人口は約78、000人。いちごの生産量は日本一を誇る街です。工場は1970年に設立され、四輪車向けエンジン部品を長年生産してきました。
ところが6月、ホンダが2025年末までに工場を閉鎖すると発表したのです。電気自動車への移行の発表が世界的に相次ぎ、ガソリン車の需要が先細りになった影響が大きいのです。
本田は4月、2040年にガソリン車を廃止し、世界で販売する四輪車の新車全てを、電気自動車や燃料電池車にする方針を発表しています。本田は真岡市の工場で働く従業員900人を解雇せず、国内の他の工場に配置転換する方針ですが、従業員の中に250人ほどは真岡市民で、生活や雇用が、どう維持されるのか心配もあります。
企業城下町の存亡がかかっているのです。これから日本のあちこちで、こうした光景が見られることになるかもしれません。それほど大きな時代の転換点に立っているのです。
トヨタ自動車の、この四半期の営業成績は、過去最高の利益を上げているようですが、見方によれば今がトヨタ自動車のピークなのかもしれません。
アメリカ、ヨーロッパ、そして中国での脱炭素化を目指した、電気自動車への移行は多分間違いなく進んでいくでしょう。日本の自動車産業の最後の輝きが、今の決算に現れているのかもしれません。
再生可能エネルギーと電気自動車の組み合わせは、これからの社会の基本になっていくような気がします。
成功体験から次の段階に移るのは、とても難しいことです。成功しているだけに、変わることが困難なのは容易に想像がつきます。
しかし、決断が遅れれば遅れるだけ、傷口も広がってしまうのです。傷が治るのに、時間も掛かりますし、人的損害も大きくなるのです。
なんとか上手に軟着陸して、また世界をリードできるような、自動車大国になってもらいたいものです。