■20210806(金曜日:晴れ)

北海道襟裳岬の様子です。牧草のロール巻きです。酪農地帯なのです。

■今朝は走りました。昨日は休養日として休みましたので、昨夜は卓球女子団体決勝を見終わった後、早々に床に入り、今朝に備えました。

40分17秒、6.18kmを走り、これで今月は4回のランで24.18kmを積み重ね、月100キロ走までは、残り25日で75.8キロメートルのところまで来ました。6日目の目標ラインとしては順調です。

天気予報では明日から天気が崩れるようですので、明日、明後日と走ることができないかもしれません。とにかく暑い日が続いています。天気予報では北海道から九州まで文字通り真っ赤かの天気図になっています。沖縄だけは台風の影響で雨が降り続いているようです。

昨日はAyaちゃんに連絡を取ったところ、メルボルンはまたしてもロックダウンになってしまい、本当にうんざりしているようです。日本でも首都圏から次第に感染が広がっており、群馬、そして静岡県も「蔓延防止等重点措置」の適用が決まったようです。県境を越えての移動は難しくなりつつあります。

■さて、今朝の東京新聞文化面では、上野千鶴子東京大学名誉教授が、「開催強行で得をするのは誰か?ツケを払うのは誰か?」と題して書かれています。

上野さんは、こんがらがった現象を理解する時には、私はごくシンプルな二つの問いを立てることにしている、として二つの問いを紹介しています。

これから誰が利益を得るか?

誰がそのツケを払うのか?。

上野氏によれば

五輪開催で利益を得るのは第一に、一民間団体であるIOCとその利権を貪るバッハ会長ら幹部。

どこでやっても、どんな負の影響が開催国に起きても、IOCは関知しない。感染者が出ても、万が一死者が出てもIOCは責任を取らない。

コロナという感染経路のよくわからない疫病は、だれも責任を取らずに済む便利な災厄だ。医療費はすべて日本政府持ちだ。

そして、第2に菅政権の命運が五輪開催にかかっている、とも指摘しています。「菅首相の辞書には中止の文字はない。国民の健康と生命をカタにした一か八かの政権の賭けに、わたしたちは巻き込まれているのだ」。

そして最後に、上野氏はこう結んでいます。

誰も責任を取ろうとしないこの事態に責任を取らせる責任は有権者にある。責任を果たそう。

まさにその通りなのです。有権者が責任を取らない限り、日本国民は崖から集団的に、また飛び降りるしかなくなってしまうのです。歴史は繰り返すのです。