■20220919(月曜日:敬老の日:雨)
■台風14号が九州に上陸して、午前6時38分現在、北九州から山口県に向かって進んでいます。当初から時速20キロと、動きの遅い台風のため、被害の広がりが懸念されています。
現在は960ヘクトパスカルに勢力が減弱しましたが、各地で強風が吹き荒れ、観測史上最高の瞬間最大風速を記録しています。被害の様子は、これから明らかになっていくようです。
■ここ沼津でも、明け方から、時折激しく雨が降ったかと思うと、小康状態になったりと、落ち着かない空模様です。一日、大人しくしているしか無いようです。、
■さて昨日の「SAMEJIMA TIMES」では、興味深い指摘がありました。イギリスBBCで放映された、イギリス議会での保守党と労働党の議論の様子です。
鮫島さんの解説によれば、新しくイギリス首相に就任したリズ・トラス氏が、「イギリス憲政史上3人の女性首相は全て保守党だが、その理由は?」と問われて、「保守党には女性の能力を見つけ出す力があるが、労働党にはそれがない。労働党の党首はロンドン北部出身者ばかりだ」と答えているのです。
鮫島さんによると、ロンドン北部は高級住宅街で、その地域出身者はエリートばかりだ、というのです。何も知らない私などは、貧しい家庭に生まれ、刻苦勉励の末に党首になっているのが労働党で、裕福な家庭の2代目、3代目が保守党の党首かと誤解していました。
例えば、あのサッチャーさんは、Wikipediaによれば、以下のとおりです。
1925年10月13日、イングランドのリンカンシャー州グランサムにて、食糧雑貨商の家に誕生する。父のアルフレッド・ロバーツは地元の名士であり、市長を務めた経験もあった。
サッチャーの生家は代々メソジストの敬虔な信徒であり生家の家訓であった「質素倹約」「自己責任・自助努力」の精神はサッチャーにも色濃く受け継がれた。
父のアルフレッドを非常に尊敬し、サッチャーは「人間として必要なことは全て父から学んだ」と度々口にした。
リベラルと自称する人々の欺瞞が、ここにあります。主張していることは、一見立派で進歩的なのですが、実態は生活に根ざしておらず、庶民の生活になど、あまり興味が無いのです。
自分が取り組むべきは、もっと高尚な問題だ、と思っているフシがあります。そして口を開けば、トランプ元大統領とプーチン大統領の非難ばかりを繰り返します。極めて特徴的です。
いちばん大切なのは、やはり自分自身の頭で、考えること。面倒くさくても、正反対の意見にも目を通すことなのでしょうか。
時代は大きく変わろうとしています。
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