■20221215(木曜日:晴れ)
■昨日の朝は、強風の中を走りました。ジョッギング程度のスピードの時は気付かなかったのですが、インターバル・トレーニングでダッシュをした時に、向かい風の強さに驚きました。
思わずのけ反りそうになりました。そんな時に、本で読んだあるゴキブリの話を思い出しました。
ゴキブリも非常事態になると、なんと立ち上がるというのです。
キリストトカゲにせよヴェロキラプトルにせよ、二足歩行の利点とは要はスピードだと思われる。ゴキブリでさえ、非常時には二本足で立ち上がって全速力で走る。
悪い冗談にしか、最初思えなかったのですが、きちんとした検証がなされた事実なのです。ゴキブリが立ち上がって走るとなると、空気抵抗が大きすぎて、吹き飛ばされてしまう、と普通は思えるのですが、事実は違っていたのです。先入観とは恐ろしいものです。
二足走行で疾走するゴキブリのトップスピードはどれぐらいなのでしょうか?
なんと、秒速150センチメートルだそうです。一説によれば、これは地球上のあらゆる昆虫のなかでも最速だそうです。一秒間に体長の五十倍ほどの距離を移動するわけですから、単純に人間に換算すると、秒速85メートルぐらいでしょうか。
ウサイン・ボルトでも平均秒速10メートルかそこらですから、ゴキブリのすごさがわかろうというものです。ゴキブリ、恐るべし….
詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ジェレミー・デシルヴァ著『直立二足歩行の人類史』を読む
:ゴキブリ二足走行の謎と教訓
自然界は不思議に満ちているのです。
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