■20240208(木曜日:晴れ)

天草市・「湯の郷くれよん」です。
泊まった部屋です。木の温もり一杯でした。

■以前、読んだ本を再読しています。

「GO WILD 野生の体を取り戻せ! 」

科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

ジョンJ.レイティとリチャード・マニングと野中香方子による本

出版されたのが2014年ですから、ちょうど10年前です。ある要約によれば、

その不調、野生に戻れば治ります。進化のルールに照らせば、現代人のライフスタイルは、人間としての健康や幸福につながらない。

文明が進み、スマホやパソコンの OS (基本ソフト)がどんなにアップデートされようとも、あなたの体は 20 万年前から変わらない〈人類 1.0 〉のままだ。

そもそも野生の体には、ガンも鬱も肥満も高血圧もない。

文明化した現代人が進歩して幸福なのであり、狩猟採集民族は遅れた人々なのだ、という定説を狩猟採集民族のフィールドワークなどから否定しています。

本の中には、こんな記述があります。

人間は、地球上で最も耐久力のあるランナーだ。そう、最強なのだ。この資質は、人類が直立歩行する類人猿の中で唯一生き残り、この地球上で繁栄したことと関係があるのではないだろか?

長く走り続けるために、我々の身体がいかに巧妙に作られているか、分かりやすく書かれています。

そして、睡眠、食事、運動、マインドフルネスなどなど、現代人が、健康と幸福を取り戻すための処方箋を提示しています。

異論はあるでしょうが、とても説得力のある素晴らしい内容だと私は思いました。そして、実践する価値が十分あります。体の変調に苦しんだ、この2年間を経て、それは私の中で確信になってきています。