2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

投稿者: aiaiganka Page 150 of 314

人種差別

■20211202(木曜日:晴れ)

熊本県天草市崎津天主堂付近です。カトリック教会と神社が共存しています。

■今朝は走りました。5時に目覚ましを合わせてありましたが、4時半に目が覚めてしまい、そのまま起き出して、準備運動の後スタートしました。今朝は冷えました。

いつものコースを走った後、校庭に着いてからは、25分に合わせてあったタイマーをスタートしました。今日は12月最初のランで、46分20秒、6.47kmを走り、目標の88キロまでは、残り29日で81.53kmとなりました。

走り方が良かったのか、何が良かったのかは分からないのですが、今日はとても時間が早く感じました。つまり、あまり苦しい時間帯が無かったということです。多分、休養が充分とれていたのが良かったのでしょう。

あちらこちらに、筋肉痛はあるものの、足取りはとても軽やかで、久しぶりに、走っていて気持ちの良い時間を過ごすことができました。

■さて、今朝の東京新聞には「米出身歌手、仏殿堂入り」と題して、パリからの報告が書かれています。

フランス・パリにある国家的偉人の殿堂パンテオンに11月30日、米国出身の歌手ジョセフィン・ベーカーさん(1906-1975)が黒人女性で初めて祭られた。

フランス国籍を取得し人種差別と闘い、第2次世界大戦中はドイツ軍の占領に抵抗するレジスタンスの一員としてフランスの解放に貢献した功績が認められた。

と、あります。NHKスペシャル「映像の世紀」において、私は初めて彼女のことを知りました。

1920年代においてアメリカで活躍していたジョセフィン・ベーカーさんがフランスに渡り、アメリカとは異なり、人種差別や黒人女性に対する偏見のないことに大変驚いて、フランス贔屓となり、異国の地で活躍し、大きな人気を博したのです。

その後の活躍は、上記の通りです。しかし、このことはフランス人が人種差別をしていなかったという意味では、もちろんないのです。当時フランスはベトナムを植民地として支配し、収奪の限りを尽くしていたのです。

米国黒人女性には寛容だったかもしれませんが、アジアの民にとっては、そうではなかったのです。

一面だけを見ていると、現実を見誤ります。自由・平等・博愛などと欧米諸国が声高に叫びますが、それはあくまで戦略としての建前であって、実際は真逆のことがよくあるのです。

私たちは、そのことを冷静に見極めなければなりません。踊らされてはならないのです。

オミクロン株

■20211201(水曜日:雨)

熊本県天草市崎津天主堂付近です。カトリック教会と神社が共存しています。

■今日から、いよいよ12月・師走です。11ヶ月が、あっという間に過ぎてしまいました。

今朝は起きた頃には雨が降っていましたが、昨日の天気予報通り、6時過ぎから少しずつ上がり始め、7時を過ぎた頃には、すっかり雨も上がりました。

ランニングも11月は58.04km、さらに10月は55.69kmと、月100キロ走を目標に設定してからは、これまでの最低記録でした。8月、9月と天候が厳しく不順な中で、頑張って月100キロ走を達成したのは良かったのですが、無理をし過ぎました。

疲労が取り切れないまま、胃腸に障害が現れ、食欲は落ち、常に胃が持たれたような状態になり、すっかり気力が失われました。ここから学ぶべきことは、休養を上手に入れながら、自分の体と付き合って、鍛錬を続けることの大切さです。

■さて、新型コロナウイルスも、収束したかに見えましたが、新しい変異株であるオミクロン株が、日本でも初めて確認され、次の感染拡大が危惧されています。

年末年始に、どのような展開を見せるのか、不安が生じてきています。3回目のワクチン接種が始まろうとしています。

田中宇さんの報告によれば、イギリス、スウェーデン、ドイツなどでは、コロナワクチンの有効性に疑問符が灯され、ワクチン接種をしても予防にはならない、という指摘が次々と発表されているようです。

しかも、ある研究によれば、コロナワクチンを受けた人達の方が、他の疾病によるものなのか、死亡率がむしろ高くなっているという報告もあります。ワクチンによって、自然免疫力が逆に落ちてしまったのではないか、という可能性が示唆されています。

ワクチンを打てばそれで安心だ、というわけには、どうもいかないようです。マスコミには決して登場しない情報ですが、やはりきちんと精査した上で、議論すべき点ではないでしょうか。まだまだ、安心できない時間が過ぎていくようです。

日記

■20211130(火曜日:晴れ)

熊本県天草市崎津天主堂付近です。カトリック教会と神社が共存しています。

■今朝は、ゆっくりと休みました。夜中に二度、目が覚めましたが、6時まで休みました。昨日の朝は走りましたので、今朝は休養日です。今日で11月も終わりです。2021年も、あと1ヶ月を残すのみとなりました。

■日記をつけていると、楽しいことがいくつもありますが、振り返って読み直してみるのが、とても楽しみです。作家の長谷川信さんが日記のすすめを書かれています。

「日記を書きなさい。日記を書くことは、人生を二度生きることだ」と言われています。

2年前の今日、2019年11月30日の日記を読んでみると、土曜日でしたが、仕事が終わってから高崎に向かっています。新幹線を乗り継いで出かけたのです。

Takuが勤める法律事務所の高橋伸二先生が、ゴルフに誘ってくれたのです。人生で初めて、息子と一緒にゴルフをしました。写真を見ると、雲一つない晴天の下で、翌日の日曜日にゴルフをしています。

あれから、もう2年が経ちました。当時はまだ、新型コロナウイルスの問題は、表に出てきていなかったのです。この2年間を考えると、まるで別世界のようになってしまいました。

100年後に振り返った時に、この2年間はどのように総括されるのでしょうか。

転換点

■20211129(月曜日:晴れ)

富山の海の幸です。新鮮を意味する、「きときと」な食材ばかりです。

■今朝は走りました。土曜日に走っていましたので、2日ぶりということになります。11月も、明日を残すのみとなりました。

今日は39分07秒、5.51kmを走り、今月は10回のランで58.04kmを積み重ねました。目標の88キロには全く届いていませんが、体調と相談しながらのことなので、これも致し方ありません。

今朝も5時に目覚ましを合わせて起き出して、走り始めましたが、冷え込みの強い朝でした。帰ってきて昨日の残り湯で体を洗ったのですが、いつもよりもずっとお風呂の温度は下がっていて、ほとんど水風呂に近い状態でした。それだけ冷え込みが強かったのでしょう。

■昨日で大相撲の九州場所も終わり、またプロ野球の日本シリーズも決着し、本当に一年が終わりに近づいている、という実感がしてきました。

新型コロナウイルスの感染状況も、日本ではすっかり落ち着いたように見えますが、世界的に見ると、変異株オミクロン株が欧州で急拡大しているというニュースが伝わってきています。

これから年末年始にかけて、はたしてどのような状況になっていくのか、まだまだ油断ができない、というのが実情ではないでしょうか。

■さて、今こうしてブログを更新しているのは、エイサーのChromebookR13なのですが、5年以上経ちますので、そろそろ新しいChromebookを購入しようと考えて探しています。

Amazonの特別セールで、だいぶディスカウントセールが行われていますので、購入しようかと迷っていたのですが、購入しようかどうか迷っている間に、購入を検討していた機種が、あっという間に売り切れてしまいました。

レノボからは有機ELディスプレイを搭載した新しいChromebookが発売され、人気を博しそうです。値段は少し高めなので、大ヒットするというわけにはいかないでしょうが、Chromebookはバラエティーが格段に増えてきて、とにかく選択に迷います。以前には考えられなかったことです。

ウインドウズ・パソコンはソフトウェアと紐付けになっている状態ですので、Chromebookのように、ほとんどをネット上で処理するという作業形態が、まだまだ日本では一般的ではありませんが、いずれ移行していくことは時間の問題でしょう。

様々なことが、大きく変わろうとしている転換点にあるように、私には見えるのです。

時代の分岐点

■20211128(日曜日:晴れ)

富山の海の幸です。新鮮を意味する、「きときと」な食材ばかりです

■今日はロータリークラブの仲間で、久しぶりにゴルフをしました。大村さん、久松さん、植松さん、そして私の4人でした。一日中青空の下、風もほとんどなく、まさに絶好のゴルフ日和でした。

4人で楽しく会話をしながらプレーをするのは、本当に最高の贅沢です。最年長の大村さんの人柄が、何よりも4人の輪を作ってくれています。本当に感謝するばかりです。

大村さんとはロータリークラブで知り合って、もう25年以上になりますでしょうか。馬が合うというのか、なんというのか、とにかく一緒にいて、楽しく時を過ごすことができるのですから、それ以上のことはありません。

今日は取り組んできたフォームの修正が、思った以上にできたことに大変満足でした。ただし、グリーン上のセッティングがとても難しく、スリーパットやフォーパットがあるようでは、いいスコアが出るはずがありません。

それでも、次回に繋がる収穫があったことを、プラスに考えるしかありません。とにかくトップの位置で一度止まって、しっかりと体制を整えてから、フィニッシュだけをイメージして、しっかり振り抜くことだけを考えたところ、思った通りに、まっすぐ飛ぶことが多かったのは一番の収穫です。

■さきほどネットのニュースを見ていると、電気自動車EVのこれからの展開について、肯定する識者と懐疑的な識者との間で議論が行われていました。

日本は自動車大国です。多くの会社と労働者が車を作るために仕事をしています。しかし、電気自動車になると、部品の点数が大幅に減るために、雇用の確保が難しくなるという予想が出されています。

世界的なカーボンニュートラルの流れを考えると、ハイブリッドがどれほど素晴らしい日本の成果であったとしても、いつまでもそれに固執するわけにはいかない、というのは正論のようです。

中国をはじめドイツなども、国をあげて電気自動車に投資をしています。気づいた時には、外国製の、主に中国製になりますが、バッテリーを積んだ車を製造しなければならないことになりかねません。日本はバッテリー生産に、今のところほとんど投資をしていないのです。バッテリーのない電気自動車などは存在できません。

やはり、日本最大の自動車メーカーであるトヨタが主導しないと、何事も動かないのは致し方ありません。下手をすると、携帯電話のように、いつの間にか、ほとんどは中国製ということになりかねないのです。国として大きな損失です。

今、大きな時代の分岐点にさしかかっていると言って、間違いなさそうです。

国境の壁

■20211127(土曜日:晴れ)

富山の海の幸です。新鮮を意味する、「きときと」な食材ばかりです。

■今朝は走りました。木曜日に続いて、2日ぶりです。今週は、これで3回走り、20.26kmを積み重ねました。

このペースで4週間走れば、80キロを走ることができるのですが、先週はたったの11.96キロメートル。そして、11月の最初の週は、なんと5.73kmしか積み重ねることができませんでした。これでは、目標の月88キロを達成するのは無理です。

それでも今日走った分を、エプソンのホームページで入力すると、50キロ達成おめでとうございます、と励ましてくれています。

ようやく体調も戻ってきたようですし、冬に向かい、走るには良い季節になってきました。

今朝は、とても冷えました。玄関を開けて外へ出ると、フリースの上から寒さが、深々と染み込んでくるような気がしました。とはいえ、走り始めれば寒さは気になりません。まだ夜明け前であれば、強い風が吹くこともありませんので、淡々と走り続けるしかありません。

12月は、なんとしても新しい目標である3088を達成したいと思っています。

幸い今週の木曜日の勉強会で公務は終りました。後は日々の仕事を続けるだけですので、余分な精神的負担はありません。日程を調整して早寝早起き、食事にも注意して、目標を達成したいと思っています。

■今朝の東京新聞国際面では、「難民防ぐ「壁」EU苦悩」、建設費負担の議論再燃と題して書かれています。特派員からは、こう報告されています。

欧州連合(EU)内で「国境の壁」の建設をめぐる議論が再燃している。中東からベラルーシ経由でEUを目指す難民・移民らが国境付近に集結したポーランドなどが、建設費用の一部を負担するようEUに求めているためだ。

EUは「人権尊重」を掲げる一方、難民・移民の大量流入を防ぎたいとの本音も抱え、対応に苦慮している。

よりよい生活を求めて他国に向かう移民たちを受け入れる側の国は、対応に苦慮しているのです。人権尊重を高々に歌い上げられると、いわゆる自由主義陣営の先進国は反論することが難しいのです。

しかし、多くの移民が流入し、安い労働力として組み込まれるようになれば、結局のところ、難民を受け入れた国の労働者たちが、貧しくなるだけの話なのです。

人権尊重という綺麗事だけでは済まないのです。

日本でも、今後さらに多くの外国人労働者が流入してくるようですが、今でさえ、決して人道的な環境で働いてるとは思えない外国人労働者たちの生活はおろか、この国にもともと住む日本人の労働環境が悪くなることは、火を見るより明らかです。

そんな法律を作って誰が得をするのでしょうか。もちろん、利益目的で法律が作られれいるのです。

真剣に考えなければいけないのですが、選挙においては、さっぱり争点になりません。マスコミが全く取り上げないからです。日本の未来は暗い、と言わざるを得ません。

一段落

■20211126(金曜日:晴れ)

富山の海の幸です。新鮮を意味する、「きときと」な食材ばかりです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、走りましたので、今日は休養日です。

今年の後半になって学んだことの一つが、休むことの大切さでした。8月、9月と暑さが続き、またしばらく雨も続いた天候だったのですが、月100キロ走の目標達成のために頑張って走り続けました。

結果として、体調を崩すことになりました。衰弱してしまい、自分の一番の弱点である胃腸に、その負担がかかってしまったのです。そのために、食事が取れなくなってしまいました。

これでは、何のために鍛錬をしているのかわかりません。まさに、本末転倒です。

ということで、自分なりに負担がかかりすぎていると体が感じた時は、無理をせずに、ひたすら休むことにしました。休むことによって、体力が回復するのを待ってから、また再開すれば良いのです。

■さて、昨夜は2人の先生をお招きして勉強会がありました。私は開会の挨拶をしたのですが、これで今年の勉強会は、全て終わったことになります。

役目がら、会の運営に携わらなければならず、以前のように講演を、ただ聞いていれば良い、というわけにはいかないのです。昨日の講演が終わり、本当にほっとしました。これで、あとは年末を待つのみとなりました。

また来年になれば、同じことの繰り返しなのですが、とりあえず無事一段落したことに、ほっとしています。

新型コロナウイルス感染も、日本では急速に収束に向かっているように見えます。諸外国では再燃していますが、なぜ日本でこのような状態になっているのか、理由はよくわかりません。

さらなる第6波がやってくる可能性は高いのでしょうが、今のところ、そのような兆しは見えていません。とにかく来年1年間、平穏な生活が送れることを願うのみです。

辞職勧告決議案

■20211125(木曜日:晴れ)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は走りました。一昨日に続いて、今週2回目のランニングです。いつものように、5時に目覚ましを合わせて起きだし、準備運動の後スタートしました。

今朝は39分53秒、5.89kmを走り、今月は8回のランで46.83kmを積み重ね、目標の月88キロまで残り5日で41.17kmのところまで来ました。

今のペースでは正直、目標達成は難しそうですが、1キロでも多く積み重ねをして、来月に繋がる走りをしようと思っています。

■さて、静岡県では10月に行われた参議院静岡選挙区補欠選挙の応援演説に際し発せられた、川勝平太知事の「コシヒカリ発言」をめぐり、県議会最大会派の自民改革会議と公明党県議団が、24日の臨時会に提出した、知事への辞職勧告決議案が賛成多数で可決されました。

自民党は当初、法的拘束力がある不信任決議案の可決を目指しましたが、可決には出席議員の四分の三以上の賛成が必要で、見通しが立たなかったことから断念し、過半数で可決できる辞職勧告決議案に切り替えました。

御殿場市を揶揄したように取られがちな、あちらにはコシヒカリしかない、という発言は問題には違いありませんが、こうした対応をとる自民党県議団の目的は、リニア新幹線に反対する川勝知事をなんとしても交代させたい、という思いが見え見えなのです。

そんな底意を見透かしていることから、多くの県民は白けているのではないでしょうか。

そもそも、コロナ禍によって炙り出されたリニア新幹線の必要性への疑問、そして工事によって大井川の水量が枯渇しかねないという問題は、静岡県民にとっては、まさに死活問題なのです。

何が何でもリニアを完成させようという、まさに前時代的な発想には、常識ある、まともな静岡県民は、ついていけないのが現実です。

議会では多数派を占める議員達の発想が、あまりにも硬直的で時代遅れなことに、本当に愕然とするとともに、これが現実だと認めざるを得ないのが、今の日本です。

静岡県は日本の標本のような地域だ、とはよく言われます。色々な新製品を静岡で、まず発売してみて、売れるようならば全国展開しよう、という試みは、よく企画されるようです。そういう意味では、静岡県議会のありようは、全国のありようでもあるのです。それが日本の現実なのです。

古代への情熱

■20211124(水曜日:晴れ、強風)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日1時間走り込みをしましたので、今朝は休養日です。

昨日は強風が吹き荒れましたが、青空のもと、家の中を終日片付けた一日でした。とにかく、不用品が溜まるばかりです。毎日の新聞紙を始め、さまざまなものが積み重なる一方です。

一時、断捨離がブームになりましたが、70歳を前にして本当に、身辺整理が避けて通れない問題になってきました。こうして、ブログを書いている机の上も、何も置かない広々とした空間が理想なのですが、そうはいかないのです。なんだかんだ積み上がってしまい、置き場所がなくなってしまうのです。

それでも、昨日は思い切って、色々なものを廃棄処分にしました。例えば、以前もらってあった優勝カップや盾、長年学校医を務めたことでいただいた、記念の盾などです。もらった当時は、ありがたかったのですが、時が経つにつれて、処分に困るようになってきました。

ということで、思い切って廃棄処分にしました。そして、処分してしまうと空間はすっきりしますし、なぜ今まで後生大事にとってあったのだろうと、不思議に思うほどです。

これから、さらに処分を進めて、身の回りを整理整頓していかなければなりません。そういう歳になったということです。

■さて、今朝の東京新聞24面には「シュリーまん 八王子の元気発掘」と、書かれています。書き出しは、こうです。

ギリシャ神話に伝わるトロイ遺跡を発掘したドイツの考古学者ハインリッヒ・シュリーマン(1822年-90年)が、八王子市で脚光を浴びている。

書店では特別コーナーが設けられ、キャラクターが描かれたまんじゅう「シュリーまん」も発売。時空を超えたつながりを探ってみた。

八王子市内にキャンパスを構える、創価大学文学部の学生約50人でつくる桑都(そうと)プロジェクトメンバーが企画しています。

きっかけは三年前、哲学や倫理学を専門とする伊藤貴雄教授が、古書店で「シュリーマン旅行記  清国・日本」を手にしたことでした。

シュリーマンは幕末の1865年日本を訪れており、当時は横浜港から約40キロ以内しか外国人は旅行を許されなかったため、海外に輸出されていた生糸の産地であった、この圏内にあった八王子を訪れていたのです。

■私も学生時代に、シュリーマンの著書「古代への情熱」を読みました。

若い頃に抱いたトロイ遺跡への夢を捨てずに、貿易商で得た巨万の富を使って、発掘に成功した彼の自伝は、まさに波瀾万丈です。

特に、語学の習得方法についての記載は、とても興味深いものでした。結局、私には身につけることのできなかった英語も含めて、外国語の習得は、永遠の課題です。

彼の本を、もう一度読んでみたくなりました。

ハワイ移民

■20211123(火曜日:晴れ)勤労感謝の日

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は走りました。先週の金曜日以来ですので、4日ぶりとなります。今日は勤労感謝の日ですから、休日です。仕事の開始時刻を気にする必要がありませんので、とても気が楽です。

5時に目覚ましを鳴らして起き出しました。燃えるゴミの日ですので、所定の位置に運んでから準備運動し、スタートしました。

いつものコースをたどり、校庭にたどり着いてからは、タイマーを40分にかけて再スタートしました。

結局、今日は59分43秒、8.67kmを走り、今月は7回のランで40.94kmを積み重ねました。残り7日で、目標の88キロまでは47.06km残っています。今月も残念ながら、目標達成は難しそうです。

8月、そして9月に頑張った、その疲れが尾を引いて、その後思ったように積み重ねができませんでした。こんなことで、マラソン大会に来年出ることができるのか不安になりますが、とにもかくにも積み重ねていくしかありません。

今日一時間走り続けることができたことで、少し自信を取り戻しました。季節は、まさに走るには絶好の時期です。諦めずに、続けていくしかありません。

■さて今日の東京新聞17面「生きる」では、「ハワイ島の寺院をめぐる:移民と仏教の今」と題して、小川はつこさんが書かれています。

ハワイ諸島の南端ハワイ島にある36の日本仏教寺院を、足掛け7年かけて回り、明治期の日系移民と現地寺院について調査したことをまとめ、 今年の6月に「アロハの島で寺めぐり」と題して、小川さんは出版されました。

日本から海外への移民は、ハワイ諸島から始まりました。その中でもハワイ島への移民数は、いわゆる官約移民(1885-1894)3万人近くのうちの、半数近くを占めていました。彼らのほとんどが、サトウキビ耕地における耕地労働者として働いていたのです。

耕地で働く移民は低賃金と差別の大変悲惨な暮らしの中にありましたが、乏しい手持ちの資金から寄付を出し合って寺を建設したのです。

と、真言宗ヒロ法眼寺の九鬼氏は語っています。

戦後の高度経済成長時代に青春時代を送った、私達のようなものには、かつて貧しさのために日本から多くの移民が海外に出ていかなければならなかったことは、にわかには信じがたいことです。

しかし、極めて残念なことに、誤った経済政策のために、この25年間のデフレ下で不景気が続き、日本は貧しい国になってしまったのです。このまま今の状態が続けば、日本から海外に出稼ぎに行かなければならない、かつての時代に、いずれ戻ってしまうかもしれません。一刻の猶予もならないのです。

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