■20211125(木曜日:晴れ)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は走りました。一昨日に続いて、今週2回目のランニングです。いつものように、5時に目覚ましを合わせて起きだし、準備運動の後スタートしました。

今朝は39分53秒、5.89kmを走り、今月は8回のランで46.83kmを積み重ね、目標の月88キロまで残り5日で41.17kmのところまで来ました。

今のペースでは正直、目標達成は難しそうですが、1キロでも多く積み重ねをして、来月に繋がる走りをしようと思っています。

■さて、静岡県では10月に行われた参議院静岡選挙区補欠選挙の応援演説に際し発せられた、川勝平太知事の「コシヒカリ発言」をめぐり、県議会最大会派の自民改革会議と公明党県議団が、24日の臨時会に提出した、知事への辞職勧告決議案が賛成多数で可決されました。

自民党は当初、法的拘束力がある不信任決議案の可決を目指しましたが、可決には出席議員の四分の三以上の賛成が必要で、見通しが立たなかったことから断念し、過半数で可決できる辞職勧告決議案に切り替えました。

御殿場市を揶揄したように取られがちな、あちらにはコシヒカリしかない、という発言は問題には違いありませんが、こうした対応をとる自民党県議団の目的は、リニア新幹線に反対する川勝知事をなんとしても交代させたい、という思いが見え見えなのです。

そんな底意を見透かしていることから、多くの県民は白けているのではないでしょうか。

そもそも、コロナ禍によって炙り出されたリニア新幹線の必要性への疑問、そして工事によって大井川の水量が枯渇しかねないという問題は、静岡県民にとっては、まさに死活問題なのです。

何が何でもリニアを完成させようという、まさに前時代的な発想には、常識ある、まともな静岡県民は、ついていけないのが現実です。

議会では多数派を占める議員達の発想が、あまりにも硬直的で時代遅れなことに、本当に愕然とするとともに、これが現実だと認めざるを得ないのが、今の日本です。

静岡県は日本の標本のような地域だ、とはよく言われます。色々な新製品を静岡で、まず発売してみて、売れるようならば全国展開しよう、という試みは、よく企画されるようです。そういう意味では、静岡県議会のありようは、全国のありようでもあるのです。それが日本の現実なのです。