2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

投稿者: aiaiganka Page 153 of 314

霧島温泉

■20211102(火曜日:晴れ)

天草地方へ行きました。

■今日は天草から霧島温泉へ、紅葉を楽しむために移動です。

まずは、その前に崎津天主堂へ向かいました。

途中、上天草市にある天草四郎ミュージアムへ寄りました。

南蛮文化とキリスト教伝来の様子を映像などのメディアと資料で紹介する歴史テーマ館。

天草四郎を中心とした島原・天草一揆、自由平等を求めた戦いであったことを今に伝える映画やジオラマは、見る人の心を打つ。

と、ホームページには記載があります。職員の方も、大変良く勉強されていて、私達の素朴な疑問にも丁寧に答えてくれました。アニメも鑑賞し、当時の様子も初めて知りました。

熊本からも今でなら、車で容易に来ることができますが、当時は、地の果てのようなイメージではなかったでしょうか。支配の及びにくい地域として、独自の文化が花開いた、ということのようです。

次に立ち寄ったのが、曽木の滝公園です。紅葉の名所です。

さて今日の宿に到着です。霧島温泉「おやど花みずき」です。霧島温泉には初めての旅です。小ぢんまりしていて、野卑なところがなく、気持ちの良い佇まいです。

宿も大きすぎず小さすぎず、ちょうど良い規模です。夕食も心のこもった料理の数々でした。

夕食も個室でいただくことができましたが、どうも気持ちよく一杯やったのは良かったのですが、好事魔多し、でした。

霧島温泉のお湯は、まったりとしていて、とても心地よいものでした。露天風呂もあり、のんびりと浸かることができましたが、いつものように湯船と水風呂を交互に浸かる、という作業をしなかったのが間違いのもとでした。

個室でゆっくりと夕食を取り、地元名産のスパークリング梅酒とビールをいただきました。お料理も彩りに溢れ、とても心地よい時間を過ごすことができたのですが、さて部屋に帰ろうという段になって、異変に気づきました。換気も悪かったようです。

エレベーターに向かって歩く間に、意識が次第に遠のいていくのです。4階にたどり着いて、エレベーターを降りたところで意識を失い転倒しました。Sunが異変に気づいて支えてくれたおかげで、頭部を強打することは幸い避けられました。危うく救急車で運ばれるところでした。

廊下で仰向けに私が倒れている間、Sunが必死にドアを開けようとしているのが分かったのですが、鍵がうまく開かずにフロントへ逆戻り。Sunも慌てていたのでしょう。

フロントから係の人と戻ってきてくれて、ドアを開けてくれる頃には、意識も戻り、起き上がることができるまでに回復しました。脳貧血でした。のぼせたようです。

部屋に入り、トイレで嘔吐しました。それで、だいぶ楽になりました。あとは、ひらすら安静にするしかありませんでした。長い夜でした。Sunの献身的な看病のおかげで大事に至りませんでした。感謝するばかりです。

連れ合いとはよく言ったもので、こうして助け合って、支え合って人生を共に歩んでいくのでしょう。それこそが人生そのものです。

天草

■20211101(月曜日:晴れ)

熊本城です。地震の後の修復が完了しておらず、部分的に見学可能でした。

■さて今日からレンタカーを借りてドライブ旅行の開始です。まずはホテルから歩いて熊本城へ向かいました。早朝でしたので、清々しい空気の中を歩くことができました。

地震から、まだ完全には立ち直っていませんが、少しずつ以前の姿を取り戻しつつあります。

熊本城に続いて訪れたのが、水前寺公園です。紅葉には、あと一週間ほどの時間が掛かりそうでした。

熊本空港から天草へ行きました。

熊本から海沿いに進み、天草五橋を通過して、今日の宿泊施設「和潮(かつしお)旅館」へ向かいました。その途中で、熊本県宇土市にある宇土マリーナ「おこしき館」で昼食を取りました。

私はかき揚げ丼を、そしてSunは念願のチャンポンを注文しましたが、夜に備えて一つだけ注文し、半分づつ食べるべきでした。

■湾を巡る道を延々と走り、ようやく目的の旅館にたどり着きました。夕食までには時間がありましたので、近くの神社へでかけました。坂道をダラダラと登りました。車の進入が禁止になっている、その道を20分ほど登りました。

坂道の途中から沖には竹島が見えました。

■海辺の道から細い道を登った所に、今夜の宿 「和潮(かつしお)旅館」 がありました。淡路島のオレンジ荘ほどではないにしても、いつもより大きめのトヨタ・フィードラーでは、怖いほどの坂道でした。

伊豆パノラマパーク

■20211031(日曜日:曇時々雨)

伊豆パノラマパークロープウェイです。何年ぶりでしょうか?頂上の様子は、すっかり変わっていました。

■今日はみんなで葛城山のロープウェイに行きました。私が最後に訪れたのは、もう30年以上前のことです。当時は頂上に動物園があり、ニホンザルがいました。

今は、もうありません。今日は残念ながら、時折雨がぱらつき、ゆっくりと時間を過ごすことができませんでした。早々に、再びロープウェイを降りて、昼食を取るために、お寿司屋さんに向かいました。

しかし非常事態宣言も解除され、多くの人出で店は満員。仕方なく、ララポートに向かいました。Takuがユニクロで買い物をしたい、というのです。ララポートなら買い物と食事と一箇所で間に合いますので、進路を変えました。

しかし、当然のことながら、ここの満員。何とか両方を済ませて、Taku達は家路につきました。

■そしてSunと私は、その脚で富士山静岡空港へ向かったのです。16時15分発、熊本空港行きのFDA便に乗るためです。九州旅行の始まりです。



■熊本空港に着いてからは熊本駅行のバスに乗りました。駅について予約したホテルの位置を確認したのですが、バスターミナルで降りた後、確認した場所へ向かうことができませんでした。

待合場所のドアは全て閉鎖され、バスが来ないと開かない仕組みになっていたのです。これには困りました。地元の方が親切に教えてくれて、何とか事なきを得ました。チェックイン後、再びのバスターミナルがあるビルの地下にある食堂街で、夕食を取りました。シラスの沖漬けというものを初めて食べました。

楽しく時を過ごしホテルに戻り、休みました。

誕生日

■20211030(土曜日:晴れ)

Sunのお気に入り、松本城です。爽やかな青空でした。

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。

昨夜は親友の古谷先生と一緒に、久しぶりに夕食を共にしました。非常事態宣言も打ち切られ、ようやく外出も、気兼ねなくできる状態になりました。3ヶ月ぶりでしょうか、先生もお元気で何よりでした。

さまざまなことを語り合いながら、あっという間の2時間半でした。

■今日はTaku一家が久しぶりに、こちらに来てくれます。Masatoも、しばらく見ない間に、随分と成長したに違いありません。

Sunの誕生会を兼ねて、遊びに来てくれるのです。雪を頂いた富士山を、駿河湾越しに見ることができると良いのですが、今のところ青空ですので楽しみです。さて、どうなりますことやら。

Taku一家がSunの誕生日を祝って、駆けつけてくれました。

■いつもの松濤館で楽しい晩餐でした。久しぶりに見るMasatoは、すっかりお兄ちゃんに成長していました。もう何でも口に入れて、しっかり食べていました。

8月の私の誕生日も祝って、二人分のバースデーケーキです。

3088プラン

■20211029(金曜日:晴れ)

2018年に出かけたベトナム・バクザン省の様子です。ホテル前の大きな広場で植木市を開催してました。流木で作った家具でしょうか。

■今朝は走りました。水曜日に続いて二日ぶりです。これで今週は20.21kmを走ったことになります。先月100キロを走りましたが、胃腸炎を起こして体調を崩し、今月は前半ずっと休養をする羽目になりました。

今月は結局9回のランで、55.69kmを積み重ねるのみで終わりそうです。

今夜は久しぶりに、友人の古屋先生と夕食を共にする予定ですし、明日は孫と一緒に温泉に入ることになっています。今月は、もう走ることはありません。

来月からは3088プランに切り替えて、目標達成を目指していきたいと思っています。月88キロであれば、なんとか目標を達成していけそうです。

6月第1日曜日に例年開催されている、来年の千歳JAL国際マラソンには、なんとしても出場したいと思っています。コロナ禍のために、開催が2年連続中止されていました。来年の開催を楽しみにしています。

EV

■20211028(木曜日晴れ)

ベトナムバクザン省での植木市です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今日は休養日です。昨日、今日と爽やかな青空が広がっています。

今週は金曜日に、友人と久しぶりに夕食会をする予定です。コロナ禍で何度も延期されていました。

そして土曜日には、Taku一家がこちらに来てくれますので、久しぶりに孫の顔を見ることができそうです。

のんびりできるのは今日だけのようです。昼休みにはロータリークラブの例会がありますので、その帰りがけに期日前投票を済ませてこようと思っています。

■あるネット記事によると、中国の今年の国慶節大型休暇において、電気自動車の充電待ち渋滞が生じたというのです。昨年に比較して約1.5倍もの充電ステーションが建設されているのにも関わらず、高速道路に設置された充電ステーションで一部、大混雑に陥ったようです。

中国での電気自動車の販売動向を見てみると、2021年には、なんと販売された新車の4台に1台がEVになる勢いなのです。9月までの勢いで行くと、2021年、一年間で何と300万台のEVが販売される可能性が高いのです。

その勢いは加速度的に急激に伸びています。そして次から次へ、手頃な価格の魅力的なEVが、様々な会社から販売される見込みです。

これまでハイブリッド車を中心に、日本の独壇場だった分野で、内燃機関車の世界が、大きく変わろうとしています。

ハイテク分野をはじめ、これまで、いわば後追いというか、モノマネで成長してきた中国の製造業が、いよいよ自立し始めている、とも言えそうです。

日本の自動車産業も、かつてのアメリカが日本に対してそうであったように、見下していると、大変なことになりかねません。

今や中国は、EVの一大生産拠点になっています。欧州にも輸出を始めています。バスなどの商用車では、すでに日本でも、中国産のEVが多く使用されていますが、いよいよ本丸の普通乗用車にも、その波が押し寄せてきそうです。

テスラ車をはじめ、魅力的なEVが次から次に登場する様子は、かつてのパソコンの様子ととても似ています。ほぼNECのパソコンの独壇場だった日本が、あっという間に、海外製のパソコンに置き換わってしまったのです。

車がそうなるとは、なかなか思えないのですが、EVとなれば、その可能性は決して低くはないというのが、正直な思いです。

かなしい

■20211027(水曜日:晴れ)

2018年に出かけたベトナム・バクザン省の様子です。ホテル前の大きな広場で植木市を開催してました。

■今朝は走りました。3日ぶりです。5時15分に目覚ましを合わせて起き出し、20分間、校庭を走りました。結局、今日は37分50秒、5.77kmを走り、今月は8回のランで49.95kmを積み重ね、月100キロ走までは、残り4日で50.05kmとなりました。

これまでの目標達成は、もう明らかに無理ですので、とりあえずは50キロを走り切ろうと、あともう一回走るつもりです。来月からは、3088プランに切り替えて、毎月88キロを走る予定です。

■昨日の東京新聞「今週のことば」では、種田山頭火の句が紹介されています。

「父によう似た声が出てくる旅はかなしい」

NPO法人・くだかけ会代表の和田重良さんは、こう書かれています。

先日、ラジオを聴いていたら、「父は75歳で亡くなったのだから、僕ももうあと数年です」と言っている人がいました。

年齢を重ねてくると父や母の人生の軌跡となぞらえて、自分の老いを背負っていくものなのですね。

そっくりなハゲ頭の形、くしゃみや咳の仕方もまるで生き写しとなり「人生」を味わいながら複雑な思いになるのです。

「かなしい」は哀(かな)しいのか、愛(かな)しいのか、とても複雑ではありますが。

確かに、和田さんの書かれている通りだと、私も思います。

最近強く感じるのは、この中にも書かれてある通り、自分の父親が亡くなった年齢が、自分にとって一つのゴールに思えてきたことです。本当に、もう目の前にあるように、遠い未来ではなく、現実として立ち現われてきたのです。

父は90歳で旅立ちましたから、私の今の年齢からすれば、あと22年ありますが、晩年の父を振り返って思うのは、自分には、それほどの時間は残されていない、という強い思いです。

あと何回、満開の桜を見ることができるのか、柿の実が実るのを、そして柿の葉が青葉から茶色に変わり、散っていくのを見ることができるのか、もう自分の指で数えることができるまでになってきたのです。

慌ててみても仕方がありません。一日一日を大切にするしか、自分にできることはなさそうです。

今の強みは明日の弱み

■20211026(火曜日:晴れ)

2018年に出かけたベトナム・バクザン省の様子です。大きな広場の右上にあるのが宿泊したホテルです。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、目が覚めた時に気だるさを感じ、走るのはやめました。先月の急性胃腸炎事件以来、もう無理をしても良いことはないことが実感できましたので、自分の体と付き合いながらボチボチやっていくことにしました。

昨日の天気予報では、今朝の6時頃までは雨だということでしたので、無理だとは思っていたのですが、念のために5時に起きてみました。幸い雨は降っていなかったのですが、体調と相談の結果、もう一眠りしました。

■最近はYouTubeで、様々な配信動画を見ることが増えました。一つは「EVネイティブ」という動画ですが、これは世界中における電気自動車の現状をわかりやすく解説してくれています。

日本に住んでいると、電気自動車など遠い将来の話に思えてしまうのですが、実はそうではないのです。EV電気自動車先進国といわれる中国、ヨーロッパでは、電気自動車の販売台数が急激に増えているのです。中国では新車販売の10%に近づきつつあります。

もちろん、日本の自動車会社も、そのことは十分認識していますし、EVを発売するために、着々と準備を進めていることは間違いありません。

ただ一つだけ間違いなく言えることは、EV先進国といわれる国の電気自動車販売会社は、より性能の良い充電ステーションを、自腹で整備しつつあるのです。つまり自社販売した電気自動車を充電するにあたり、より短時間で充電が済むように、技術革新を常に進め、自腹を切って整備しているのです。

この点は明らかに日本における状況と異なっています。日本では、そうした充電ステーションの整備という点においては、全くの周回遅れになっています。したがって、日本では電気自動車が他国のように普及する可能性は、今のところありません。

普及が始まるとすれば、二台目の自動車としての軽自動車になりそうです。軽自動車であれば、夜の間に自宅で充電をしておき、満タンの状態で朝スタートできるからです。

そもそも、軽自動車で100キロ以上走ることは、まずありません。満充電の状態で航続距離が150キロもあれば、十分実用に耐えるわけです。したがって、大量のバッテリーを積む必要もありませんから、販売価格も安くなるわけです。

トヨタ自動車が、さまざまな手段を講じて、電気自動車の普及を遅らせようと画策しているのは明らかです。自分達の得意分野である、ハイブリッド車で勝負をしていきたいからです。この分野では圧倒的な優位性を保っています。

しかし、脱炭素化に向けた世界の動きは、もう止めようがありません。従って、内燃機関車から電気自動車への動きは、もう止まることはないでしょう。

そうなると10年後、いや5年後に、日本がガラパゴス化してしまう可能性もあるのです。日本における製造業の大きな部分が、衰退してしまうことになります。

今の強みは明日の弱みになるのが技術革新の常です。そうならないことを祈るのみです。

意外

■20211025(月曜日:曇)

ネットに載った、富士市商店街から見た富士山です。浮世絵のようだと大評判です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝は1時間以上走り、その足で参議院議員補欠選挙投票所に行き、投票を済ませました。先月の教訓から長めに走った時は、やはり休養を充分取る必要がありそうです。

静岡県の補欠選挙では圧倒的に有利と考えられていた、自民党候補者が落選してしまいました。野党は統一候補を立てることができなかったので、通常であれば一方的な結果だったのでしょうが、時の風向きがそれを許さなかったようです。

9年間も同じ政権が続き、しかもその間に日本は不景気が続き、さらにはコロナ禍が襲ってきました。日本は本当に貧しく、力ない国になりつつあるのです。経済政策の過ちなのです。これまでの選挙で、野党はその事に全く触れませんでした。抽象的なことばかりを叫ぶのみで、有権者の生活に寄り添っているとは、とても言えませんでした。

そんな中で起きた大きな変化が、2019年の参議院選挙において立ち上がった、れいわ新選組の衝撃です。山本太郎代表の語る政策は、特別奇妙奇天烈でも過激でもないことは、彼の演説を聞いていれば誰にでもわかることです。

それに比較すると、立憲民主党の枝野代表の演説内容が、有権者の心を鷲掴みするとは、お世辞にも言えないことは一目瞭然です。この代表の下では、政権をつかむことは、おそらくできないでしょう。

総選挙が終わり、いずれは行われる代表選挙において、有権者の心をしっかりと掴むことのできる新たな代表を選べるかどうかが、日本の未来を左右しそうです。

変化

■20211024(日曜日:晴れ)

2019年に出かけたベトナム・バクザン省のレストランです。到着した、その夜、牛肉フォーを、みんなで食べました。

■今朝は走りました。金曜日に走りましたので、2日ぶりとなります。最近は連続して走らないように心がけています。やはり、続けて走ると疲労が取り切れないようです。

今朝は頑張って、1時間1分48秒、8.70kmを積み重ね、これで今月は7回のランで44.18kmを走り、月100キロ走までは、残り7日で55.82kmのところまで来ました。

今月は目標の達成を、もう諦めていますので、可能な限り積み上げることしか考えていません。

■静岡県では参議院の補欠選挙が、今日行われますので、走り出す時間をいつもと変えました。いつも校庭を走っている、その学校の体育館で投票が行われますので、今朝は校庭を40分間走り、投票開始の7時少し過ぎには、走り終えるように計算しました。

走り終わって、その足で体育館に行き投票しましたが、多分今朝一番乗りではなかったでしょうか。マスクを忘れてしまいましたが、係の方がマスクをくださって、投票を済ませることができました。

今年行われた静岡県知事選挙では、リニア新幹線の問題が大きな争点となりました。大井川の水量が、リニアの工事によって枯渇してしまうのではないかという問題があるのです。

コロナ禍の現状では、新幹線はガラガラの状態ですし、コロナ感染が収束したとしても、以前のような人の移動は戻ることはないでしょう。リモートワークあるいはウェブを使った会議、ウェビナーの普及によって、交通機関を使用する人の流れは大きく変わりました。

そうした事態を考えれば、リニア新幹線の必要性は、かなり懐疑的です。大深度に掘られたトンネルの区間がほとんどであるリニア新幹線は、もしも東南海地震などの大きな地震に襲われた際、乗客の安全性を確保するのは殆ど不可能です。

さまざまな観点から、常識を持って考えれば、リニア新幹線の必要性は、ほとんどありません。一度しっかりと立ち止まって、考える必要がありそうです。そうした点からも、投票行動を考える必要があります。

■帰ってきて、朝食を取りながらテレビを見ていると、衆議院選挙に関する政治討論番組が流れていました。各党首にさまざまな質問をされていましたが、その中に積極財政についての質問がありました。

今までの選挙では、まず絶対に出されることのなかった質問です。日本政府は借金まみれで、いかに財政規律を保つか、という観点からの問題提起しかなかったことを考えれば、大きな変化です。

そして、そうした質問がなされるようになった原動力の一つに、れいわ新選組代表・山本太郎さんの活動があることは、間違いありません。その活動ぶりは本当に大したものです。まさにゼロからスタートし、ここまで世論を喚起したのは奇跡的な成果です。

一体これまで、既存の政治家は何をやっていたのか、と逆に考えざるを得ません。そう思って、他の党首の話を聞いていると、雲をつかむような抽象的な話ばかりをしていて、全くお話にならないのがよくわかります。

どうして今まで、この程度のレベルの抽象的な話しか、テレビ討論でなされてこなかったのか、実に不思議なほどです。

山本太郎代表がTV番組で嫌われているのは、見ていてもよく分かります。彼が本当のことを話しているからです。テレビにとって、真実を話す人は邪魔なのです。

テレビや新聞報道のいかがわしさといったものが、本当によく分かるようになったのは、山本太郎代表の、もう一つの功績ではないでしょうか。

そうしたマスコミの欺瞞性は、世界的なもののようです。田中宇さんの国際ニュース解説を読んでいると、とてもよく理解できます。

情報は溢れんばかりにあるのですが、その中から本当に意味のあることを拾い上げるには、やはり見分ける目を持たないとダメなようです。

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