2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

カテゴリー: 残日録 Page 63 of 152

日記

■20211130(火曜日:晴れ)

熊本県天草市崎津天主堂付近です。カトリック教会と神社が共存しています。

■今朝は、ゆっくりと休みました。夜中に二度、目が覚めましたが、6時まで休みました。昨日の朝は走りましたので、今朝は休養日です。今日で11月も終わりです。2021年も、あと1ヶ月を残すのみとなりました。

■日記をつけていると、楽しいことがいくつもありますが、振り返って読み直してみるのが、とても楽しみです。作家の長谷川信さんが日記のすすめを書かれています。

「日記を書きなさい。日記を書くことは、人生を二度生きることだ」と言われています。

2年前の今日、2019年11月30日の日記を読んでみると、土曜日でしたが、仕事が終わってから高崎に向かっています。新幹線を乗り継いで出かけたのです。

Takuが勤める法律事務所の高橋伸二先生が、ゴルフに誘ってくれたのです。人生で初めて、息子と一緒にゴルフをしました。写真を見ると、雲一つない晴天の下で、翌日の日曜日にゴルフをしています。

あれから、もう2年が経ちました。当時はまだ、新型コロナウイルスの問題は、表に出てきていなかったのです。この2年間を考えると、まるで別世界のようになってしまいました。

100年後に振り返った時に、この2年間はどのように総括されるのでしょうか。

一段落

■20211126(金曜日:晴れ)

富山の海の幸です。新鮮を意味する、「きときと」な食材ばかりです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、走りましたので、今日は休養日です。

今年の後半になって学んだことの一つが、休むことの大切さでした。8月、9月と暑さが続き、またしばらく雨も続いた天候だったのですが、月100キロ走の目標達成のために頑張って走り続けました。

結果として、体調を崩すことになりました。衰弱してしまい、自分の一番の弱点である胃腸に、その負担がかかってしまったのです。そのために、食事が取れなくなってしまいました。

これでは、何のために鍛錬をしているのかわかりません。まさに、本末転倒です。

ということで、自分なりに負担がかかりすぎていると体が感じた時は、無理をせずに、ひたすら休むことにしました。休むことによって、体力が回復するのを待ってから、また再開すれば良いのです。

■さて、昨夜は2人の先生をお招きして勉強会がありました。私は開会の挨拶をしたのですが、これで今年の勉強会は、全て終わったことになります。

役目がら、会の運営に携わらなければならず、以前のように講演を、ただ聞いていれば良い、というわけにはいかないのです。昨日の講演が終わり、本当にほっとしました。これで、あとは年末を待つのみとなりました。

また来年になれば、同じことの繰り返しなのですが、とりあえず無事一段落したことに、ほっとしています。

新型コロナウイルス感染も、日本では急速に収束に向かっているように見えます。諸外国では再燃していますが、なぜ日本でこのような状態になっているのか、理由はよくわかりません。

さらなる第6波がやってくる可能性は高いのでしょうが、今のところ、そのような兆しは見えていません。とにかく来年1年間、平穏な生活が送れることを願うのみです。

古代への情熱

■20211124(水曜日:晴れ、強風)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日1時間走り込みをしましたので、今朝は休養日です。

昨日は強風が吹き荒れましたが、青空のもと、家の中を終日片付けた一日でした。とにかく、不用品が溜まるばかりです。毎日の新聞紙を始め、さまざまなものが積み重なる一方です。

一時、断捨離がブームになりましたが、70歳を前にして本当に、身辺整理が避けて通れない問題になってきました。こうして、ブログを書いている机の上も、何も置かない広々とした空間が理想なのですが、そうはいかないのです。なんだかんだ積み上がってしまい、置き場所がなくなってしまうのです。

それでも、昨日は思い切って、色々なものを廃棄処分にしました。例えば、以前もらってあった優勝カップや盾、長年学校医を務めたことでいただいた、記念の盾などです。もらった当時は、ありがたかったのですが、時が経つにつれて、処分に困るようになってきました。

ということで、思い切って廃棄処分にしました。そして、処分してしまうと空間はすっきりしますし、なぜ今まで後生大事にとってあったのだろうと、不思議に思うほどです。

これから、さらに処分を進めて、身の回りを整理整頓していかなければなりません。そういう歳になったということです。

■さて、今朝の東京新聞24面には「シュリーまん 八王子の元気発掘」と、書かれています。書き出しは、こうです。

ギリシャ神話に伝わるトロイ遺跡を発掘したドイツの考古学者ハインリッヒ・シュリーマン(1822年-90年)が、八王子市で脚光を浴びている。

書店では特別コーナーが設けられ、キャラクターが描かれたまんじゅう「シュリーまん」も発売。時空を超えたつながりを探ってみた。

八王子市内にキャンパスを構える、創価大学文学部の学生約50人でつくる桑都(そうと)プロジェクトメンバーが企画しています。

きっかけは三年前、哲学や倫理学を専門とする伊藤貴雄教授が、古書店で「シュリーマン旅行記  清国・日本」を手にしたことでした。

シュリーマンは幕末の1865年日本を訪れており、当時は横浜港から約40キロ以内しか外国人は旅行を許されなかったため、海外に輸出されていた生糸の産地であった、この圏内にあった八王子を訪れていたのです。

■私も学生時代に、シュリーマンの著書「古代への情熱」を読みました。

若い頃に抱いたトロイ遺跡への夢を捨てずに、貿易商で得た巨万の富を使って、発掘に成功した彼の自伝は、まさに波瀾万丈です。

特に、語学の習得方法についての記載は、とても興味深いものでした。結局、私には身につけることのできなかった英語も含めて、外国語の習得は、永遠の課題です。

彼の本を、もう一度読んでみたくなりました。

柚子湯

■20211122(月曜日:曇)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日は競技委員として月例の運営をお手伝いし、夜は、つるちゃん夫婦と恒例の月例夕食会でした。美味しい食事をいただき、お酒を飲んで歓談して、あっという間の 2 時間でした。

幸い帰ってくる時にも雨は降っておらず、傘は持っていったものの、使うこともなく幸運でした。帰ってきてからは、ゆず湯にゆっくり浸かり、疲れを取ることができました。

天気予報では、今日は大荒れの予想です。今のところ青空ものぞいていますが、これから大きく変化していくようです。明日の朝は、なんとしても走らなければなりません。というか、明日は勤労感謝の日で休日でした。走り込みの日です。

また無理をすると体調を崩しますから、どれだけの距離を走るか、どれだけの時間走り続けるかを、今日一日考えて、体調と相談しながら決めなければなりません。

8月、9月と暑い中、頑張って月100キロ走を達成したのは良かったのですが、未だに、その後遺症に苦しんでいるというところです。一過性のものであれば良いのですが、年齢から来る衰えだとすれば、もう戻ることはないかもしれません。

エンジンブレーキ

■20211120(土曜日:晴れ)

富山城址公園の紅葉です。澄んだ青空のもと最高でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日朝、頑張って7キロほどを走りましたので、今日は休養日です。

朝6時に目覚ましを合わせて起きだし、新聞を取りに行こうと玄関を出たところで、友人の姿が見えました。ご近所さんなのですが、ツーリングの格好で自転車に乗って、これからスタートするところでした。

急いで玄関を出て、話を聞いたところ、今日は長岡の方まで走る予定だとのこと。今年に入ってから始めたようで、話を聞くと、あちらこちらと足を伸ばしているようです。

今朝の、この青空の下、最高の気分ではないでしょうか。羨ましい限りです。私は今日も午前中仕事ですので、出かけるわけにはいきません。

自転車によるツーリングは、とても素晴らしいと思いますが、一つだけ心配なのが事故のことです。バイクはスピードがかなり出ますので、その点が心配なのですが、自転車でも結構なスピードが出ますし、転倒などの事故があった場合、自分の体で勝負しなければなりませんので、大変危険と言えば危険なのです。そのことは十分、友人にもお話しして、気をつけるようにと励まして別れました。

ゴルフもシングルの腕前を持つアスリートですので、心配することはないのですが、余計なお世話とは思いながら、同じ年の友人として心配だったのです。

■自分自身はといえば、数ヶ月前とは、まるで別人になったかの如く、力が湧いてこなくなりました。走るにも、以前のような気力が湧いてこないのです。

数ヶ月前まで、どうやって、月100キロも走っていたのか、今では想像できないほどになってしまいました。ドライブをしていて下り坂に入り、エンジンブレーキが急激にかかったような状態、と言えばわかりやすいでしょうか。

自分でも自分の体がどうなってしまったのか、よく分かりません。急に、疲れが取れなくなってきたような気がするのです。何が悪いのか、さっぱり分かりません。

兎にも角にも、自分の体の変化を、じっと見つめていくしかなさそうです。

リンゴ栽培

■20211118(木曜日:晴れ)

富山城の紅葉です。澄んだ青空のもと最高でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今日は休養日です。以前でしたら、毎日のように走ることができたのですが、最近は無理をせずに休むことにしています。

9月までは月100キロ走を達成していたのですから、これこそ本当に隔世の感です。10月は体調を崩して、100キロ走どころではありませんでしたし、11月に入ってからも、以前の半分も走っていません。

同じ自分の体とは思えないほどです。坂道を走っていて、急激にエンジンブレーキがかかったような事態なのです。

■さて、今朝の東京新聞「話題の発掘」欄では、青森県でのリンゴの新しい育て方について書かれています。樹木の間隔を大幅に狭め「密」状態にして育てる新手法、「高密度植わい化栽培」を取り入れる動きが広がっているというのです。

農家の高齢化が進み、人手不足が深刻となる中で、作業のムダを省き、収穫を増やす取り組みです。関係者によれば、生産性が高く、稼げるとアピールできれば新規就労も増える、と期待を寄せているそうです。

青森県のりんごの年間生産量は、ここ数年40万トン余りで横ばいなのですが、農家の数は1960年のピーク時に比べると、2015年では約3分の一に減少してしまいました。

りんごの生産量第2位の長野県では、このような高密植栽培を358ヘクタールにまで拡大していますが、青森県では、わずか17ヘクタールと出遅れています。りんご産業を活性化させるための一つの取り組みとして、大いに期待されています。

■長野県には、栽培農家から直接リンゴを購入するために、二度出かけたことがあります。二度目はリンゴ園で、直接りんごを剥いで食べることもできました。あの時は「高密度植わい化栽培」ではなかったように思います。

食料自給率の低い日本では、自給率を高めることが、これからの大きな課題です。金を出して世界中から食料を買い集めれば良い、という発想は、もう無理なのです。食料を奪い合う時代が、もうそこまで来ているのです。

朗読

■20211116(火曜日:晴れ)

富山市内を走る路面電車です。昨年末からの雪では、除雪が間に合わずに不通になったことがありました。

■今朝は、ゆっくりと休みました。疲れもピークに達していたようで、昨日は背中がゾクゾクして寒気を覚えました。夜には2時間ほどあけて、葛根湯を二袋のみました。

友人から頂いた柚子を使って、柚湯にも入り、とにかく早めに床に入り睡眠を取りました。やはり疲れた時は眠るが一番です。

おかげで今朝は、気力も取り戻せたようです。今日は午後から就学時検診、そして夜は医師会の理事会があり、休む暇がありません。あと、ひと月頑張れば、今年も無事に終えることができそうです。

■さて、今朝の東京新聞の読書欄には、「つながるオピニオン  河北新報」の欄に読者が投稿されています。「藤沢周平作品、朗読に浸る」。

宮城県在住の75歳の女性は、高齢の夫婦2人だけの夕食の時間は早く、就寝するまでの時間を使って、動画サイトyoutubeで、文学作品の朗読を聴いて過ごしておられるそうです。秋の夜長を過ごす、お気に入りの時間だ、と書かれています。

数多くの作品の中でも特に「山桜」や「花のあと」など、女性を主人公にした作品が印象深い、とも書かれています。同じように夜を過ごしている私としては、確かにその通り、と膝を打つ思いでした。

残念ながら、ご指摘の「山桜」や「花のあと」は、まだ読んでいませんので、ぜひ読んでみたいと思いました。

スマホで聞きながら、眠りにつくようにしているのですが、23時には電源が自動的に切れるように設定してあり、そのまま眠りに落ちることができるようになっています。色々、工夫してみると面白いものです。

立ち往生

■20211115(月曜日:晴れ)

熊本市の水前寺公園です。

■11月も月の半ばになりました。今月は行事が重なり、ランニングの積み上げもできていません。新しい目標の、3088計画も達成の目処が立っていません。

とにかく、急激にブレーキが掛かったような状態です。何をするにも気力が湧いてきにくいのです。本当に高齢者の曲がり角を曲がり切ってしまったのかもしれません。

付き合っていくしかないのですが、気持ちの整理がつきません。本当に立ち往生という状況です。

誰にでもこうした曲がり角がやってくるのでしょうけれども、いざ自分がその時を迎えると、本当に困惑してしまいます。

あとどのくらいの時間が経てば、気持ちの整理も、体の平衡状態も落ち着いて、毎日を送ることができるのか、全く不明です。

歳を取るというのは、本当に大変なことです。

再開

■20211113(土曜日:晴れ)

熊本城内の様子です。

■今朝はゆっくりと休みました。走る時には4時45分に目覚ましを合わせますので、それに比較すると、今朝は2時間も余計に寝たことになります。

寒くなると暖かい布団の中から、脱出するのが困難になってきます。暖かい布団の中で、うとうとと眠っている時は本当に幸せな時間です。

逆に言えば、様々な事情で暖の取れないところで、眠らなければならない状況というのは、本当に辛いものです。

住まいは権利と、山本太郎代表が街宣の中で、よく話されますが、確かにその通りだと思います。空腹も辛いですが、寒くて眠ることができないことも大変つらいものです。

■さて、先週の日曜日は富山マラソンが開催されました。一度は出てみたいと以前から思っているのですが、なかなか実現していません。

今朝のネットニュースでは、2年ぶりにホノルルマラソンの開催が決定されたようです。また、私が以前から参加している、北海道の千歳JAL国際マラソンのホームページを見てみると、どうやら来年は3年ぶりに開催されそうです。

来年2月から受付を開始するそうですので、忘れずに申し込もうと思っています。6月の第1日曜日が、その開催日です。

ハーフの部に参加するつもりです。それまでに練習を積み重ねるしかありません。

テレビ報道と投票率

■20211111(木曜日:晴れ、強風)

朝日の中の熊本城です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今朝は休養日です。今朝は冷えました。ネックウォーマーをして寝ていますので、首元は大丈夫だったのですが、肩口から冷えてきました。肩口に、もう一枚タオルか毛布を掛けないといけません。

■さて、今朝の東京新聞6面では「総選挙テレビ報道を振り返るーー関心集められず、投票率も低く」と題して立教大学教授、砂川浩慶さんが書かれています。

OECD(経済協力開発機構)の2016年の分析では、日本の投票率52.66パーセント(2014年総選挙)に対してOECD平均は67%だ。二十歳代の投票率はさらに低く32.58パーセントだ。

しかし、若年層(15歳から29歳)で「政治に関心がない」と答えたのは、日本ではわずか10%。OECD平均の25%を上回り、ドイツとデンマークに次ぐ低い割合となっている。

つまり、政治には関心があるが、選挙には行かない若者にどう行ってもらうかが重要な課題となっている。

砂川さんが結局指摘されているのは、投票前のテレビ報道においては、有権者の関心を集める報道がなされておらず、最も注目を集めるのは、投票後の開票速報というのが現状だ、というものです。

視聴率を争うのがテレビ局の仕事だとすれば、一見奇妙に思えます。選挙前に有権者の関心をひきつけて視聴率を高めた方が良いように思いますが、現実は逆です。なるべく興味を引き起こさないような報道がなされています。

つまり、投票率をなるべく低くすることが、テレビ局の狙いなのです。たまたまかもしれませんが、政権与党にとってはこの方が、ずっと都合が良いです。

きっと、両方にとって喜ばしいことなんでしょう。とても奇妙なことです。

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