■20160906(火曜日:雨)

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■今朝はゆっくりと休みました。雨の朝です。台風13号の接近で、どうやら明日までは雨のようです。

今日は一日中そわそわしました。司法試験の発表があったからです。午後四時に法務省で発表がありました。そしてTakuが見事に司法試験合格したのです。

法務省は9月6日、2016年の司法試験に1583人が合格したと発表した。昨年より267人減少した。3年連続で2000人を下回った。合格率は前年比0.2ポイント減の22.9%(受験者数ベース)だった。

2016年司法試験の受験者数は前年より1117人減少して6899人(出願者7730人)。1次選抜である短答式試験には、4621人が合格していた。合格者は男性1212人、女性371人。平均年齢は28.3歳。最年長が66歳で、最年少が21歳だった。

と、あります。全く異なる理系の道から、断ちきれぬ法曹の道への思いを、貫き通したことになります。法科大学院に入学するのも大変だったはずです。何しろ全く異なる世界からの挑戦ですから、言葉の定義からスタートしなければなりません。これは想像を絶する困難さを伴ったに違いありません。

我が子ながら、本当によく頑張ったと褒めてやりたい一心です。法科大学院の本来の意味は、こうした全く異なる世界から、あるいは社会人を経験した人材を法曹の世界に招き入れ、この世界を活性化するのが目的だったはず。本来の趣旨が失われつつある中で、たった一人ではあっても、とても意味のある合格だと思っています。

これから彼が、どんな道を歩むのか。茨の道でしょうが、自分で選んだ道ですから、しっかりと前を見て進んで欲しいと願っています。