■20181203(月曜日:曇)
■昨夜は、よく眠れました。さすがに日曜日にハーフマラソンを全力で走った甲斐がありました。15 km 過ぎから伊勢道に入るのですがこの道路に入ってから登りがきつく延々と続く上り坂には正直へこたれました。途中から一人の女性が私の前を走り始め、ちょうどペースが自分に合っていたので、彼女のピンク色のランニングソックスだけを見つめて前方を見ないように心がけました。なぜなら前方を見てしまうと、はるか先まで続く上り坂で精神的に参ってしまうからです。とにかく前を走る女性の足元だけ、前に一歩を踏み出すんだ、という気持ちで走り続けました。最後の1キロのとこまで来ると右側にゴールのある三重県営サンアリーナが見えてくるのですが、そこまでは広々とした2車線の伊勢自動車道を走りながらもゴールが見えずに、とても苦しい道のりでした。
Takuも同じように苦しい思いをしたようです。昨年の参加と異なり今年は仕事が忙しく練習もできなかったようです。最初の1 km、そして5 km 走った時点で本当に完走できるのかどうか不安にすらなったと言っていました。それでも走り終わってみれば立派に完走。昨年より3分ほどゴールが遅れたようですが立派なものだと思います。
私自身は今まで何十回もハーフマラソン以上の大会に参加しましたが、初めて最後までしっかりと自分の筋力、つまりはお尻の筋肉、太ももの筋肉を使って最後まで足を前に出すことができたように思いました。今までは、それなりに一生懸命走っていたのですが、自分の筋力で最後まで、最後の一歩まで走りきったという実感はなかったように思います。従って昨日走り終わった時には、本当に達成感がありましたし疲れ切りました。
Sunが迎えに来てくれていて、ほっとしましたが、その後にちょっとしたハプニングもあって時間を取ってしまいました。ランナーの順路はきちんと作られていてゴールし終わった私もそれに従って行けば良かったのですが、途中でボランティアの方に写真を撮ってもらおうと思いながら探しているところでSUNに出くわしました。 その後二人で、すぐに県営アリーナに戻ってしまったのですが、それが間違いの元でした。順序に従っていれば途中で参加賞の立派なタオルや赤福引換券などのご褒美をもらえたのですが、直接県営アリーナの方へ行ってしまったために、大事な引換券をもらい損ねてしまったのです 。県営アリーナに戻り預けた手荷物を引き取り、出口の所にある赤福引換所でお土産をいただこうかと思ったところ、担当者が大声でランナーに案内している引換券を自分がもらっていないことに気づきました。担当者に聞いてみると、ここではなくて別の棟の体育館に、もう一度戻って、そこで引換券をもらってくださいと言われました。順路に従って歩いていれば無事に終わったのですが、こんなことも起こるのです。去年はスムーズに順路に従ったのでしょう、こんなことはありませんでした。