■20190427(土曜日:雨)

昨年でかけた釜山の様子です。
昨年でかけた釜山の様子です。

■いよいよ今日から10連休の開始です。 私も今日の午前中に診療を終えて、その後は連休に入ります。たまたま連休中の当番医に当たりませんでしたので、 お休みを取ることができました。しかしこれだけ休みが続くと、話は簡単ではありません。 特に医療関係では、病気も休みを取ってくれるわけではありませんので、 対応するのが大変です。公的病院では連休中も何日かは診療をしてくれるところが多いようです。県のホームページに、 連休中の診療状況などを掲載してくれてあります。 とにかく無事に連休が終わってくれることを祈るばかりです。

■今朝の東京新聞には、「反 NHK の党」なぜ躍進、と題して記事が掲載されています。統一地方選挙で与野党とも勝ち負けがはっきりしない中、劇的に躍進した団体が「 NHK から国民を守る党」(立花孝志代表)です。全国で26人が当選し、地方議会の党勢を一気に3倍に拡大しました。 彼らの訴えは、地方が抱える様々な問題はさておき、 NHK受信料の徴収への反感を中心にした「反NHK」 の一点のみ。それにもかかわらず、なぜこれほどの票を集めたのか、飛躍の背後にある有権者の意識を探っています。

党の代表である立花孝志氏は元 NHK職員。

「日本を二度と戦争しない国にするために、公共放送の果たす役割は大きいと志望した」。だが、 入局すると「受信料収入は私的に流用され 、裏金作りに加担させられた」と明かす。制作費を搾取した元職員は裁判で有罪に。さらに不正を告発しようとしたが「局内の立場がまずくなり、退職を余儀なくされた」

こうした経験を基に政治活動を始められたようです。具体的に目指しているのは「スクランブル放送の実現だ」と語っています。

「新聞の勧誘は断れる。水や電気でさえ、自分の意思で井戸を掘ったり自家発電したりして賄える。なぜ NHK の受信が義務で、昼夜を問わず訪れる集金人の営業行為を断れないのか」

紙面では「確かにヘン」として、 ・政権より? ・ワンセグでも受信料 ・「皇室の祖先の天照大神」と報道、などなどを挙げています。

右からも左からも「偏向報道」として非難されがちな NHK ですが、私もおかしいと感じている一人です。私が決定的におかしいと感じたのは、小沢一郎さんと菅直人さんが民主党の代表選挙で争った際の NHK の報道でした。夜の NHKニュースナインに出演した二人の候補者に対して、当時の大越キャスターが質問をされていましたが、小沢さんに対して明らかに厳しい 質問をしていました。それは視聴者に対して、小沢さんが金の問題で汚れた政治家であるかのごとく印象付けようとする意図が明々白々だったのです。 なぜそのような態度をとるのか、当時の私には分からなかったのですが、後で調べてみて納得がいきました。小沢さんはマスコミのあり方に疑問を持ち、改革をしようとしていたのです。ネットによれば以下のような指摘がありました。

小沢一郎は国庫財源として電波の適正使用料を設定し、EUに倣い電波入札制度を導入、そのうえ資本による情報寡占を抑制するため⑤‘クロスオーナー・シップ(新聞社によるテレビ局経営)’の解体を目指していたのだから、メディアがパッシングに狂奔するのも当然だ。

なるほどマスコミは小沢さんをバッシングして潰そうとするはずです。 国民はいいように操られているに過ぎません。しっかりと自分の頭で考えないと、本当に国の未来は暗いものになってしまいます。