■20190704(木曜日:雨)

 

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梅雨といえば、この花です。

 

■今朝は走らずに休みました。午前7時28分現在、窓の外では激しく雨が降っています。九州地方に豪雨をもたらした梅雨前線が、東海地方にもやってきたようです。まさに梅雨のど真ん中です。天気予報では午前中大雨のようです。災害が発生しないことを祈るばかりです。本当に日本は災害列島に違いありません。

 

■参議院選挙は今日公示されます。これからの日本の行方を左右する大事な選挙です。10月には消費税率が10%に引き上げられることになっています。 通常でしたら選挙前に税金を上げるとは公言しないのが普通ですが、安倍総理はそんなことはお構いなしです。どう転んでも負けはないと踏んでいるわけです。そうした政治状況、そして国民の心理状況があることは間違いありません。

 

そのような状況を的確な言葉でわかりやすく、私たちに語りかけてくれているのが山本太郎参議院議員です。彼の言葉を聞いていると、 なるほどそうなのか、と頷くことばかりです。 多くの国民は不安定な雇用の元で、生活に追われています。 教育にお金をかけない、ドケチ国家の日本は、 学生時代から奨学金という名の借金を背負わされ、社会に出ても4割の人々は、派遣労働という不安定な雇用の下で生活に追われています。 しかし社会を覆う空気は、努力が足りないからだという自己責任論により、巧妙なカモフラージュがなされています。マスコミを利用した巧妙な世論操作が行われているのです。

 

安倍総理の政策を的確に表現した言葉といえば、「やっているふり感」です。つまり、 いつもなんらかの政策に懸命に取り組んでいる、というふりをすることで、国民に期待感を持たせるのです。北朝鮮による拉致問題にしても、北方領土の返還にしても、国民に期待を持たせる言葉を、次から次に連発するのですが、もとより命をかけてでも問題を解決しようという気持ちはさらさらないのです。いやむしろ解決してしまえば自分の出番がなくなりますので、解決されては困るのです。解決するぞ、解決するぞと唱えていれば、国民は永遠に期待して、頑張っていると誤解し続けるのです。まことに巧妙です。

 

消費税率が10%に増税されれば、社会保障制度は健全化し、より不安の少ない将来が待っているのだと、またしても私たちは誤解しているのです。もしも生活に不安を感じているのなら、安倍総理の言葉ではなく、山本太郎参議院議員の言葉に耳を傾けるべきです。