■20201008(木曜日:雨)
■台風14号の影響で昨日から雨が降り続いています。天気予報では、これから週末に向かって台風による豪雨が心配されています。
天気予報を見るたびに日本は本当に災害列島だなぁ、とつくづく思います。台風が来なくとも大雨で川が氾濫したり山が崩れたり、そうかと思えば忘れた頃に地震が起こり、挙句の果てには津波すらやってきます。
Ayaちゃんの住むオーストラリアでは、これほど自然災害について心配しなければならないことがあるのでしょうか。私たちがオーストラリアについて知ることができるのは、乾燥のために山火事が起きて大都市に迫って大変だという程度です。地震の話も台風の話も聞こえてきません。それだけ自然が安定していると言えそうです。
日本に住んでいると四季折々の美しい自然を味わうことができると同時に、四季折々の自然災害を心配しなければなりません。この国に生まれた幸せと不幸は避けることができません。
■今朝の 東京新聞には「ウルグアイ元大統領の清貧さに惚れた」と題して書かれています。映画「ムヒカー」田部井監督です。最初に、こうあります。
ドキュメンタリー映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」東京・シネスイッチ銀座ほかで公開中、全国順次公開)は、フジテレビの田部井一真監督( 37 )が手掛けた。清貧を尊ぶウルグアイのホセムヒカ元大統領(85)に心酔し、その人となりを見つめ、日本人の生き方を問いかける作品に仕上げた。
田部井監督は最後に、こう言われています。
5年ほど前、ムヒカが呟いた一言、
「人と人が直接会って話す時間こそ、生きているということなんだよ」
が心に残っている。
コロナ感染によって、人と人が直接会うことが大変困難になっています。そんな今だからこそムヒカ大統領の言葉を心に刻む必要があるのではないでしょうか。