■20210823(月曜日:曇)
■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、4時半に目覚ましの鳴った時、残念ながら起き出すことができませんでした。ちょうど夢の最中で、タイミングよく起きだすことができなかったんです。
結局動き出したのは、ほぼ1時間後の5時半前でした。不思議なもので、以前は5時半に起き出して走ったこともあったのですが、今はもう、その時間では遅すぎてダメです。
ということで、後悔しても仕方ありません。まだ残りの日数がありますので、何とかやりくりして、月100キロ走の目標を達成しようと考えています。
■今朝は曇り空で、いつパラパラと雨が降り始めても、おかしくない空模様なのですが、気温が低いので、こうしているのも楽です。
数日前までは、7時前であっても、朝から空調を入れないと、この狭い空間での作業は辛かったのですが、少しずつ季節は、秋に向かって移ってきてるようです。
■今朝の東京新聞には、ドナルド・キーンさんの息子、ドナルド誠己さんが定期的に書かれている「ドナルド・キーンが遺した日本を寿(ことほ)ぐ」が掲載されています。
今朝の内容は、「北海道 名付けた探検家 松浦の文明観に深く共感」と題しています。当時、蝦夷地と呼ばれていた北の大地を北海道と名付けた、松浦武四郎についての講演のための手書き原稿を最近見つけた、という内容です。
松浦が優れていると思うのは、アイヌに対して偏見を一切持っていなかったことです。蝦夷地とアイヌ民族に引き付けられた松浦は、アイヌ語を習得し、「文字を持たない野蛮人」と思われていたアイヌの生活に深く入り込んで行ったのです。
蝦夷地の日本人官吏がアイヌをまるで動物のように扱っていたことに強い反感を抱き、批判を繰り返しました。
そんな日記を読みながら、松浦のアイヌへの同情と愛情を父は感じ、真の文明の意味を問いかけました、と誠己さんは最後に書かれています。
地球そのものを破壊しかねない今の文明のあり方を、私たちはいま一度、考え直す時に来ているのではないでしょうか。