2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

カテゴリー: ランニング Page 26 of 92

辞職勧告決議案

■20211125(木曜日:晴れ)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は走りました。一昨日に続いて、今週2回目のランニングです。いつものように、5時に目覚ましを合わせて起きだし、準備運動の後スタートしました。

今朝は39分53秒、5.89kmを走り、今月は8回のランで46.83kmを積み重ね、目標の月88キロまで残り5日で41.17kmのところまで来ました。

今のペースでは正直、目標達成は難しそうですが、1キロでも多く積み重ねをして、来月に繋がる走りをしようと思っています。

■さて、静岡県では10月に行われた参議院静岡選挙区補欠選挙の応援演説に際し発せられた、川勝平太知事の「コシヒカリ発言」をめぐり、県議会最大会派の自民改革会議と公明党県議団が、24日の臨時会に提出した、知事への辞職勧告決議案が賛成多数で可決されました。

自民党は当初、法的拘束力がある不信任決議案の可決を目指しましたが、可決には出席議員の四分の三以上の賛成が必要で、見通しが立たなかったことから断念し、過半数で可決できる辞職勧告決議案に切り替えました。

御殿場市を揶揄したように取られがちな、あちらにはコシヒカリしかない、という発言は問題には違いありませんが、こうした対応をとる自民党県議団の目的は、リニア新幹線に反対する川勝知事をなんとしても交代させたい、という思いが見え見えなのです。

そんな底意を見透かしていることから、多くの県民は白けているのではないでしょうか。

そもそも、コロナ禍によって炙り出されたリニア新幹線の必要性への疑問、そして工事によって大井川の水量が枯渇しかねないという問題は、静岡県民にとっては、まさに死活問題なのです。

何が何でもリニアを完成させようという、まさに前時代的な発想には、常識ある、まともな静岡県民は、ついていけないのが現実です。

議会では多数派を占める議員達の発想が、あまりにも硬直的で時代遅れなことに、本当に愕然とするとともに、これが現実だと認めざるを得ないのが、今の日本です。

静岡県は日本の標本のような地域だ、とはよく言われます。色々な新製品を静岡で、まず発売してみて、売れるようならば全国展開しよう、という試みは、よく企画されるようです。そういう意味では、静岡県議会のありようは、全国のありようでもあるのです。それが日本の現実なのです。

ハワイ移民

■20211123(火曜日:晴れ)勤労感謝の日

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は走りました。先週の金曜日以来ですので、4日ぶりとなります。今日は勤労感謝の日ですから、休日です。仕事の開始時刻を気にする必要がありませんので、とても気が楽です。

5時に目覚ましを鳴らして起き出しました。燃えるゴミの日ですので、所定の位置に運んでから準備運動し、スタートしました。

いつものコースをたどり、校庭にたどり着いてからは、タイマーを40分にかけて再スタートしました。

結局、今日は59分43秒、8.67kmを走り、今月は7回のランで40.94kmを積み重ねました。残り7日で、目標の88キロまでは47.06km残っています。今月も残念ながら、目標達成は難しそうです。

8月、そして9月に頑張った、その疲れが尾を引いて、その後思ったように積み重ねができませんでした。こんなことで、マラソン大会に来年出ることができるのか不安になりますが、とにもかくにも積み重ねていくしかありません。

今日一時間走り続けることができたことで、少し自信を取り戻しました。季節は、まさに走るには絶好の時期です。諦めずに、続けていくしかありません。

■さて今日の東京新聞17面「生きる」では、「ハワイ島の寺院をめぐる:移民と仏教の今」と題して、小川はつこさんが書かれています。

ハワイ諸島の南端ハワイ島にある36の日本仏教寺院を、足掛け7年かけて回り、明治期の日系移民と現地寺院について調査したことをまとめ、 今年の6月に「アロハの島で寺めぐり」と題して、小川さんは出版されました。

日本から海外への移民は、ハワイ諸島から始まりました。その中でもハワイ島への移民数は、いわゆる官約移民(1885-1894)3万人近くのうちの、半数近くを占めていました。彼らのほとんどが、サトウキビ耕地における耕地労働者として働いていたのです。

耕地で働く移民は低賃金と差別の大変悲惨な暮らしの中にありましたが、乏しい手持ちの資金から寄付を出し合って寺を建設したのです。

と、真言宗ヒロ法眼寺の九鬼氏は語っています。

戦後の高度経済成長時代に青春時代を送った、私達のようなものには、かつて貧しさのために日本から多くの移民が海外に出ていかなければならなかったことは、にわかには信じがたいことです。

しかし、極めて残念なことに、誤った経済政策のために、この25年間のデフレ下で不景気が続き、日本は貧しい国になってしまったのです。このまま今の状態が続けば、日本から海外に出稼ぎに行かなければならない、かつての時代に、いずれ戻ってしまうかもしれません。一刻の猶予もならないのです。

世話人会

■20211119(金曜日:晴れ)

富山城址公園の紅葉です。澄んだ青空のもと最高でした。

■今朝は走りました。5時に目覚ましを合わせてあったのですが、4時半に目が覚めてしまいました。もうしばらく寝ていようかとも思ったのですが、ここで寝てしまうと、起きるのが辛くなってしまいますので、思い切って起きだして準備を始めました。生ごみを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。

今朝は少し頑張って44分12秒、6.25キロを走り、これで今月は6回のランで32.27kmを積み重ねました。目標の月88キロまでは、残り11日で55.73kmとなりました。目標達成は、かなり厳しそうですが、とにかく目標を立てた以上、少しでも近づけるように、積み重ねをしたいと思っています。

ここのところ走った後の体調が、あまりよくありませんでしたので、いささか自信喪失だったのですが、今朝はそれなりに走ることができましたので、また希望を持って、続けていきたいと思っています。

来年の千歳JAL国際マラソンは、6月の第1日曜日に、今のところ予定通り、3年ぶりに開催されるようですので、そこを目標に、毎日を送りたいと思っています。

■昨夜は、静岡県東部眼科医会の世話人会をzoomで開催しました。私は4年前から東部眼科医会長を務めておりますので、司会進行をしなければなりません。一期2年で2期務めましたが、あと2年引き続いて任務を続けることとなりました。

世話人も、当然のことながら高齢化していきますので、新陳代謝をしていかなければなりません。新しい先生に入っていただき、その中から県眼科医会の理事も、お願いしていかなければなりません。なかなか頭の痛い問題ですが、皆さんの協力で何とか無事に、乗り切っていきたいと思っています。

現金給付

■20211117(水曜日:晴れ)

富山市内を走る路面電車です。昨年末からの雪では、除雪が間に合わずに不通になったことがありました。

■今朝は走りました。先週の金曜日以来ですので、5日ぶりとなります。前回走ったのは、本当に久しぶり、遠い昔に走った、という感じがします。

今朝は目覚まし時計を1時間間違えてしまい、4時45分に合わせたつもりが、セットしてあったのが5時45分でした。眠りにつきながら、いつまでたっても目覚ましが鳴らないなという思いで起きてみて、間違いに気づきました。

6時前ですと、まだ外は暗いのですが、今朝はビニールゴミを所定の位置に運び、準備運動後スタートしました。

体はエネルギー不足のような状況で、元気が出てきません。ここ数ヶ月の体の変化には驚きとともに、いささかガッカリしているというのが、本当に正直な思いです。

今朝は38分53秒、5.71kmを走り、今月は5回のランで26.02kmを積み重ねました。目標の88キロまでは、まだ61.98km残っています。

今週はあと金曜日に走り、そして、来週の火曜日は勤労感謝の日ということで休日ですので、そこでなんとか積み重ねをしたいと考えています。

■今朝の東京新聞には、異なる二つの代表的な見解が語られています。10万円給付に対する考え方です。

関西経済連合会の松本正義会長(住友電機工業会長)は、政府が検討する18歳以下の子どもへの10万円相当給付に関して「本当に緊急のことなのか。借金はどんどん増えていく」と懸念を示されました。「困っていない人には渡すべきでない。もう少し線を引いてやっていく必要がある」と、釘も刺されています。

一方、本音のコラム欄では文芸評論家の斎藤美奈子さんが、「ケチすぎる」と題して書かれています。井上智洋さんの著書「現金給付の経済学」の一部を引用されています。

日本がデフレから長らく脱却できなかった根本要因は、政府が世の中に出回るお金の量を増やさなかったことにある。

今はウイルスとの戦争をやっているのだから、負けて国が滅ぶよりは借金を抱えても生き残った方がいいに決まっている。

斎藤さんが書かれているように、所得一千万円超の人口は5パーセント未満に過ぎませんし、その人達が無駄遣いをしてくれれば店の収入になります。山本太郎代表が言うように、誰かの支出は、誰かの収入なのです。

条件付給付は手続きを煩雑にし給付を遅らせ、もらった人と、もらえない人の分断を生むのです。

経済連合会の会長は10万円を給付することに関して、そんなに急いでする必要があるのか、と疑問を呈しているのに対して、斎藤さんは急ぐべきだ、と提言しているのです。

その視線のあり方が、困窮した人達に寄り添っているのか、上から目線で見ているのかの違いが、端的に出ているように思えます。

あるいは困窮した人々達が、視野の中に入っていないのかもしれません。テレビだけを見ていると、そう感じるのも当然なのでしょう。

京都市

■20211112(金曜日:晴れ)

水前寺公園の紅葉です。

■今朝は走りました。新型コロナウイルスによる非常事態宣言も解除され、昨夜の勉強会では、久しぶりに2人の講師の先生に沼津までお越しいただきました。

その疲れもあったのでしょうか、今朝は起きるのが、とても億劫で走り出してからもペースが上がらず、予定していた校庭での21分間のランニングも、途中で切り上げました。

結局、今日は29分26秒、3.84kmを走り、今月は4回のランで20.31kmを積み重ね、月88キロ走まで残り18日で、67.69kmの所ができました。

予定より全然足りないのですが、致し方ありません。体力がついていっていないのです。まぁ、無理をしても致し方ありません。体と対話しながら、少しずつ積み重ねていきたいと思っています。

■さて、今朝の東京新聞によると、京都市が財政破綻危機に陥っているようです。さまざまな問題があるようですが、最大のネックは1997年開業の市営地下鉄東西線の影響です。

開業当時見込んだ、18万4000人の乗降客数を超えたことは一度もなく、バブル期での工費高騰時も工事を進めたため、巨額の投資となりました。営業収入だけでは成り立たず、一般会計から補填し続け、その累計は967億円に上っているそうです。

貯金にあたる財政調整基金は、2000年度に枯渇し、将来の借金の返済に使うための公債償還基金にも手を伸ばしてしまったのです。すでに3分の一は使ってしまい、このまま使い続ければ26年度に底をついてしまうそうです。

結局、この先待っているのは、大阪で行われていることと同じです。文化、医療、福祉などから住民サービスを次から次に廃止し、常勤の公務員を派遣社員に置き換え、一時的なコストカットでお茶を濁すというやり方です。

そのために、新型コロナウイルス感染による死者数は、大阪が最も多くなってしまったのです。それでも大阪の人々は、維新の会を応援し投票する訳ですから、地域社会が良くなるはずがありません。

これこそ、マジックに違いありません。国民が喜んで、戦争に突き進むはずです。

手荷物検査

■20211110(水曜日:晴れ)

未だに修復中の熊本城石垣です。

■今朝は走りました。4時45分に目覚ましを合わせ、しっかりと起きることができました。二日ぶりです。とにかく無理をせずに、走り続けることだけを考えて、今朝は校庭での走行時間を21分にしました。

ということで今日は40分30秒、5.68kmを走り、これで今月は3回のランで16.47kmを積み重ねました。目標までは、残り20日で71.53kmです。

正直、目標ラインには半分しか届いていません。以前の月100キロ走よりも目標を下げたのですが、それでもなかなか達成するのが困難になってきました。致し方ありません。

ここ数ヶ月で、何か急激に体力が落ちたような、年をとったような複雑な思いです。そういう時が、誰にでもやってくるのでしょうか。

■新幹線をはじめ、ここのところ電車の中での犯罪が相次いでいます。以前、Sunと一緒に中国の万里の長城へ出かけたことがありました。中国を訪れた際に、色々驚いたことがあったのですが、その一つに、地下鉄を始め鉄道に乗る際におけるチェックの厳しさがありました。手荷物検査があるのです。

飛行機に乗る時に、空港でチェックを受けるのは日本でも当たり前なのですが、さすがに鉄道を利用する際にチェックを受けることは、日本ではありません。

このように犯罪が相次ぐと、日本でも中国を見習った方が良いのかもしれません。恐ろしい世の中になってきたものです。

大会

■20211108(月曜日:晴れ)

岐阜県高山の紅葉です。

■今朝は走りました。目覚まし時計のセットアップを勘違いし、1時間遅い5時45分に合わせてしまいました。もう起きる頃ではないかと思ったのですが、なかなか目覚まし時計が鳴らずに、疑問に思いながらも寝続けました。

起きてみて、もう明るくなってきていることから間違いに気付きました。今朝は無理をせずに、34分5秒、5.06kmを走り、今月は2回のランで10.79kmを積み重ね、目標の88キロまで、残り22日で77.21kmの地点まで来ました。

今月は色々行事が重なり、走る機会が少なかったのですが、とにかく少しずつ積み重ねていくしかありません。新しく立て直した目標を何とか達成したいものだと願っています。

先週末は富山に出かけましたが、11月の第1日曜日は富山マラソンの開催日でした。ネットで調べてみると、参加制限人数は1万人、制限時間は7時間と書かれています。

もうフルマラソンを走るのは難しいと思いますが、ハーフマラソンだけはなんとか続けていきたいと思っています。

ガソリン代

■20211104(木曜日:晴れ)

天草市の崎津天主堂です。世界遺産になりました。

■今朝は走りました。先月の29日以来ですので、6日ぶりとなります。9月は頑張って月100キロ走の目標を達成しましたが、10月に入って体調を崩してしまい、結局10月は9回のランで、55.69kmしか積み重ねることができませんでした。

そこで今月からは目標を切り替えて、無理をせずに、30日で88キロを走ろうと決めたのです。新しい目標の最初の月でしたが、先月末から今月初めにかけて旅行に出掛けましたので、今月は今日が最初のランニングとなりました。

今日は資源ごみの日でしたので、ペットボトルなどを所定の位置に運び、準備運動の後スタートです。無理をせずに、校庭では21分にタイマーをセットしてのランニングです。結局今日は、40分4秒、5.73kmを走りました。

この程度の時間と距離であれば、それほど無理することもなく、続けられそうですので、しばらくは、この程度の目標で続けていきたいと思っています。

昨夜は夕方5時過ぎに家に戻りましたが、夜になって雨が降り始めました。旅行に行っている間、九州地方は毎日晴天が続き、少し早かったのですが、紅葉がとても綺麗で、楽しむことができました。やはり旅は天候です。本当に幸運でした。

■さて、今回の九州旅行も富士山静岡空港から飛んでいる、国内便を選んで利用しているのですが、今回はまず熊本空港に飛び、そこからレンタカーで天草地方に行き、続いて霧島温泉に泊まりました。

結局3泊4日の旅行でしたが、今回は熊本駅近くのレンタカー店で借りた、カローラ・フィールダーに乗ってドライブをしました。いつも借りるアクアよりも、ひと回り大きかったのですが、400キロ近く走ったりもかかわらず、消費したガソリンは、18.5リッターと大変優れた車でした。

やはり、大きめの車の方が運転するのは楽でした。高速道路での加速などでは、特にそのことを感じました。ただし、旅館に向かう山道で、細い道を行く時は、いささか怖かったのですが、無事に事故を起こすことなく、走り終えることができたのは幸いでした。

それにしても、ガソリン代の値上がりには驚きました。最後にレンタカーを満タンにして返したのですが、立ち寄ったガソリンスタンドでのレギュラーガソリンは、1リッターあたり173円でした。こんなに高いガソリンは、本当に久しぶりです。

3088プラン

■20211029(金曜日:晴れ)

2018年に出かけたベトナム・バクザン省の様子です。ホテル前の大きな広場で植木市を開催してました。流木で作った家具でしょうか。

■今朝は走りました。水曜日に続いて二日ぶりです。これで今週は20.21kmを走ったことになります。先月100キロを走りましたが、胃腸炎を起こして体調を崩し、今月は前半ずっと休養をする羽目になりました。

今月は結局9回のランで、55.69kmを積み重ねるのみで終わりそうです。

今夜は久しぶりに、友人の古屋先生と夕食を共にする予定ですし、明日は孫と一緒に温泉に入ることになっています。今月は、もう走ることはありません。

来月からは3088プランに切り替えて、目標達成を目指していきたいと思っています。月88キロであれば、なんとか目標を達成していけそうです。

6月第1日曜日に例年開催されている、来年の千歳JAL国際マラソンには、なんとしても出場したいと思っています。コロナ禍のために、開催が2年連続中止されていました。来年の開催を楽しみにしています。

変化

■20211024(日曜日:晴れ)

2019年に出かけたベトナム・バクザン省のレストランです。到着した、その夜、牛肉フォーを、みんなで食べました。

■今朝は走りました。金曜日に走りましたので、2日ぶりとなります。最近は連続して走らないように心がけています。やはり、続けて走ると疲労が取り切れないようです。

今朝は頑張って、1時間1分48秒、8.70kmを積み重ね、これで今月は7回のランで44.18kmを走り、月100キロ走までは、残り7日で55.82kmのところまで来ました。

今月は目標の達成を、もう諦めていますので、可能な限り積み上げることしか考えていません。

■静岡県では参議院の補欠選挙が、今日行われますので、走り出す時間をいつもと変えました。いつも校庭を走っている、その学校の体育館で投票が行われますので、今朝は校庭を40分間走り、投票開始の7時少し過ぎには、走り終えるように計算しました。

走り終わって、その足で体育館に行き投票しましたが、多分今朝一番乗りではなかったでしょうか。マスクを忘れてしまいましたが、係の方がマスクをくださって、投票を済ませることができました。

今年行われた静岡県知事選挙では、リニア新幹線の問題が大きな争点となりました。大井川の水量が、リニアの工事によって枯渇してしまうのではないかという問題があるのです。

コロナ禍の現状では、新幹線はガラガラの状態ですし、コロナ感染が収束したとしても、以前のような人の移動は戻ることはないでしょう。リモートワークあるいはウェブを使った会議、ウェビナーの普及によって、交通機関を使用する人の流れは大きく変わりました。

そうした事態を考えれば、リニア新幹線の必要性は、かなり懐疑的です。大深度に掘られたトンネルの区間がほとんどであるリニア新幹線は、もしも東南海地震などの大きな地震に襲われた際、乗客の安全性を確保するのは殆ど不可能です。

さまざまな観点から、常識を持って考えれば、リニア新幹線の必要性は、ほとんどありません。一度しっかりと立ち止まって、考える必要がありそうです。そうした点からも、投票行動を考える必要があります。

■帰ってきて、朝食を取りながらテレビを見ていると、衆議院選挙に関する政治討論番組が流れていました。各党首にさまざまな質問をされていましたが、その中に積極財政についての質問がありました。

今までの選挙では、まず絶対に出されることのなかった質問です。日本政府は借金まみれで、いかに財政規律を保つか、という観点からの問題提起しかなかったことを考えれば、大きな変化です。

そして、そうした質問がなされるようになった原動力の一つに、れいわ新選組代表・山本太郎さんの活動があることは、間違いありません。その活動ぶりは本当に大したものです。まさにゼロからスタートし、ここまで世論を喚起したのは奇跡的な成果です。

一体これまで、既存の政治家は何をやっていたのか、と逆に考えざるを得ません。そう思って、他の党首の話を聞いていると、雲をつかむような抽象的な話ばかりをしていて、全くお話にならないのがよくわかります。

どうして今まで、この程度のレベルの抽象的な話しか、テレビ討論でなされてこなかったのか、実に不思議なほどです。

山本太郎代表がTV番組で嫌われているのは、見ていてもよく分かります。彼が本当のことを話しているからです。テレビにとって、真実を話す人は邪魔なのです。

テレビや新聞報道のいかがわしさといったものが、本当によく分かるようになったのは、山本太郎代表の、もう一つの功績ではないでしょうか。

そうしたマスコミの欺瞞性は、世界的なもののようです。田中宇さんの国際ニュース解説を読んでいると、とてもよく理解できます。

情報は溢れんばかりにあるのですが、その中から本当に意味のあることを拾い上げるには、やはり見分ける目を持たないとダメなようです。

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