2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

カテゴリー: 残日録 Page 48 of 131

100周年

■20210702(金曜日:雨)

昨年の7月に撮影した蓮の花です。

■今朝も激しく雨が降っています。静岡県には、大雨に関する警報が出されていて、午前7時現在、浜松市には土砂災害、河川洪水などの大雨警報が出ています。沼津市でも一部の学校が休校になるようです。

あまり嬉しいことではないのですが、ようやく本格的な梅雨らしい天候になっています。幸い今年は、蒸し暑い、湿度の高い日がありません。床がベトベトとするような天候の日が、無いのです。その点は本当に楽です。

■さて、7 月 1 日は中国共産党党創建百周年記念であり、盛大な式典が北京の天安門広場で行なわれたようです。東京新聞の記事には、こうあります。

中国共産党の習近平総書記(国家主席)は1日の党創建100周年式典での演説で、「歴史と人民が中国共産党を選んだ」と一党独裁を正当化し、「中華民族の偉大な復興の実現は不可逆的な歴史プロセスに入った」と訴えた。強権統治に対する欧米からの批判を意識した発言も目立ち、世界は今後、一層強大化する中国と向き合う。

と、北京から記者が通り一遍に伝えています。演説の中で習近平総書記は「1840年のアヘン戦争以来、中国は半植民地となり、この時から中華民族の偉大な復興が最大の夢となった」と説き起こしています。さらに「中華民族が侮辱を受けていた時代には二度と戻らない」と語り、愛国心を高揚しています。

二度と侮辱を受けることはないと語る、習近平総書記の言葉に、全てが集約されているように、私には思えます。

中国がさまざまな問題を抱えていることは当然です。問題を抱えていない国など世界中にないからです。しかし、歴史を振り返れば、この習近平総書記の言葉に中国の人々が熱狂することは至極当然です。

欧米諸国が強大化しつつある中国を、自由と民主主義をキーワードに、いま批判を強めています。しかし、少し考えてみれば「あなた達だけには、そう言われたくない」と思う人々が、世界中に溢れていることは間違いないのです。

欧米諸国の植民地支配に、どれだけの人々が苦しめられたのか、私たちは歴史を忘れてはならないのです。残念ながらそうした欧米諸国の軍事力を背景にした身勝手な政策によって、多くの国々が未だに苦しんでいるのです。

1945年の敗戦で、すっかり骨抜きにされた日本人には、思いもよらないことなのかもしれませんが。しかし、いずれこの精神的問題は、決着をつけなければならないのです。岸田秀氏が著書の中で指摘しているのは、まさにこの点ではないでしょうか。

五月雨

■20210701(木曜日:雨)

「北の国から」の舞台です。

■昨夜から雨が降り続いています。梅雨前線が北上し、太平洋岸では、かなり強い雨が降っています。昨日の天気予報で、今日一日中雨であることが分かっていましたので、今朝はゆっくりと休みました。

と言っても、夜中に2回目が覚め、トイレに行きましたので、爆睡というわけにはいきませんでした。6時過ぎまで寝ていたのは本当に久しぶりです。昨日6月最後の日に、なんとか目標の100キロ走を達成しましたので、ご褒美の休息ということです。梅雨の真っ只中ですので、致し方ありません。

昨日で2021年もちょうど半分が終わりました。文字通り、新型コロナウイルス感染拡大に振り回された半年でした。オリンピックが1年延期され、果たして実施されるのかどうか、全国民が注視する中、どうやら強行突破のようです。

選手団も続々と来日し始めていますが、選手の中にも感染が確認され、果たしてこれからどうなっていくのか、国民は不安でいっぱいではないでしょうか。とにかく自分の体は自分で守らなければなりませんので、正直あまり関わりたくはありません。

ボランティアの皆さんの健康が、とても心配です。ウイルス感染のみならず、暑さ対策も大変です。熱中症に怯えながら、ウイルス感染にも怯えながら、ボランティア活動をするのは並大抵の事ではありません。

多少の犠牲もやむを得ない、と組織委員会の幹部は考えているのでしょうか。そのやり方が、昔の日本軍と大差がないように思えて仕方ありません。

まさに歴史に残るオリンピックになりそうです。そして、オリンピックそのものの分水嶺となるのではないでしょうか。

古書

■20210629(火曜日:雨)

3月30日に植えたキンカンの木に花が咲きました。

■今朝は走るつもりで4時半に目覚ましを合わせておいたのですが、やはり天気予報どおり雨の朝でした。月100キロ走の目標まで、あと1回走れば到達できる地点まで来ています。

ゴールまで、もう少し。マラソン大会で言えば、エコパスタジアムに戻ってきた、とでも言えばよろしいでしょうか。もっとも、40キロ近くを走ってようやくたどり着いたエコパスタジアムでしたが、そこからのゴールのなんと遠いこと。たった400メートルほどなのですが、本当に、はるか遠くに感じられました。

あれから、もう5年が経ちました。調べてみると、昨年から今年にかけて、ほとんどのマラソン大会が中止になっています。今年の秋から冬にかけての大会も軒並み中止のようです。開催されるのは東京オリンピックぐらいのものです。

■3月30日に植えたキンカンの木に花が咲きました。昨日スタッフに教えてもらって、今朝写真を撮りました。白い五弁の可愛らしい花です。

ホームセンターから購入した際に見た説明書には、来年の2月ごろには実を付ける、と書いてありましたが、そんなに早く味をつけるものかと疑問だったのですが、こうして3ヶ月で花が咲くのですから、確かに、まんざら大げさではなかったことが実感できました。来年の2月が、とても楽しみです。

■さて、今朝の東京新聞、「昭和遠近76回」は「古書」と題して歌人島田修三さんが書かれています。副題は「高価でも全集買い集め」です。

柴生田稔(しばうた みのる)歌集『入野』おいて、柴生田さんは研究のために広範囲の全集を揃えようと、1962年当時 23,500円の全集を購入する際に妻に伺いを立てた、という内容を歌っているのです。

調べてみると、当時JRの普通旅客最低初乗り料金が10円、タクシーの基本料金が80円だったそうです。また昭和37年(1962年)当時の国家公務員の大学卒初任給は15,000円程度でした。

そうしてみると、当時の 23,500円は決して安くはなかったのです。ところが、今では古書の値段は比較にならないほど安価になっています。平成後半には、北原白秋全集40巻の値段が一万円になってしまっています。新刊時の価格からしても脱力するほど安い、と島田修三さんは書かれています。

活字離れが進む一方の時代になったのだから仕方がない、とも嘆いておられます。そして最後に、昭和は最後の本の時代だったのである、と島田さんは結ばれています。

■島田さんが書かれているように、活字離れの時代であることは間違いありません。しかし古書の値段が下がっていることの原因には、もう一つ、デジタル化の要因もあるのではないでしょうか。

凝りに凝った美しい装丁の本というのは、まことに得がたいものですが、そうした本はごく稀です。ほとんどの本は、文字を読むための本なのです。

そうであれば必ずしも、印刷物である必要はありません。むしろデジタル端末で読む方が、ずっと楽なことも確かなのです。

何年前でしょうか、デジタル書籍が出始めの頃ですから少なくとも20年以上前であることは間違いありませんが、新聞にこう書かれていました。シェークスピア全集がデジタル化され、今まで研究者が気づかなかった単語の使い方の違いが発見された。デジタル化されることによって、全文章の検索が可能になったことによるのだ、というのです。

つまり、ある単語がどのような場面で使われているかの網羅的探索は、デジタル化されたデータでは、いとも簡単なことなのです。今まで気づかなかった単語の使い方や、その違いの研究に、大きな進歩があったというのです。

確かに、その通りに違いありません。印刷された全集で、こうした研究をするのは容易ではありません。また取りこぼしも、当然多くなります。デジタル化によって、今まで不可能であった、あるいは気づかなかった視点から研究が深まることは、大いに考えられます。

全集の値段が悲しいほどに落ち込んだとしても、決して悲しむことばかりではない、と思うのは私だけではないはずです。

シビックテック

■20210628(月曜日:晴れ)

昨日走ったときに撮りました。近所家の庭に咲いていました。

■昨日は日本眼科医会代議員会があり、9時から12時半までびっちり会合でした。考えてみれば、2年前には泊まりがけで東京へ出掛けた訳ですが、昨年は中止、そして今年は、オンライン会議となりました。

天候は幸い、土砂降りにもならず、今にも降り出しそうな空模様でしたが、結局夕方まで降りませんでした。そこで15時から走ることにしました。

あと2回走れば、月100キロ走の目標を達成できる地点にまで来ていましたけれども、明日から天候が崩れそうですので、気温も低い今日走ってしまう方が賢明だという、Sunのアドバイスもあり、思い切って走りました。

久しぶりに昼間走ってみて、まず驚いたのは、最初の1キロのペースの速さです。いつもですと朝の5時から走るのですが、最初の1キロは遅い時には8分ぐらいかかっていますが、今日はキロ6分30秒ほどでした。

朝起きたばかりの時は、体がまだ寝た状態ですので、その程度のペースになってしまうのです。日中ですと、アイドリングが済んでいるような状態なのでしょうか。と言って、ずっとベースが、どんどん早くなるわけではないのです。昨日の昼間のペースは1キロあたり6分25秒でした。

これで6月21日から連続して、7日間毎日走ったことになります。記録を調べてみなければわかりませんが、多分初めてではないでしょうか。1日当たりの走行距離は大体6キロですので、長くは走っていません。ですので連続して走ることが、できたのでしょう。

月100キロ走まで残り2日で、5.39 キロとなりました。あと一回走れば、目標達成です。

■さて、今朝は起きて見てビックリ仰天です、なんと青空の朝です。湿度も低く、まるで5月の爽やかな五月晴れのような青空です。梅雨は、いったいどこへ行ってしまったのでしょうか。

湿度が高く、ジメジメした天気の日が、今年の梅雨はほとんどありません。フローリングの板敷の床もサラサラしていて、本当に梅雨だろうかと疑問に思う毎日です。

■今朝の東京新聞には、「シビックテック」という言葉が紹介されています。シビック(市民の)とテクノロジー(技術)を掛け合わせた造語。市民や非営利団体などが、情報技術(IT)を駆使して、行政サービスや地域、社会の抱える問題を解決していく取り組み。「新時代の公共」として注目され、世界各国に広がっている、とあります。

新型コロナウイルスの世界の感染状況など、最新の情報を提供する、米ジョンズ・ホプキンズ大学の特設サイト、東京都の感染や検査のデータを分かりやすく示す、東京都の感染症対策サイトなどが、こうした取り組みで行われています。

これらは、いずれも情報技術に優れた市民たちの手で作られ、行政や社会が抱える問題をITを駆使する市民の協力で解決しようとするシビックテックの試みです。世界に広がりつつある新しい民主主義の取り組みを追ってみました、と紙面には書かれています。

特定の行政機関や一企業が運営するのでなく、多くの市民たちがボランティアとして運営に関わることで、透明性を確保しているのです。プログラムを公開するオープンソースという形をとっています。これからの社会を変えていく上で、大きな武器になると私は感じています。

甲の得は乙の損

■20210627(日曜日:曇)

昨日の朝の空です。今朝は曇り空ですが、いまのところ雨は降っていません。

■今朝はゆっくりとお休みました。先週は6日連続して朝走りましたので、久しぶりの休息です。1週間どうも胃の調子が思わしくなかったのですが、疲れが溜まっていたのでしょう。

以前、北海道旅行した際に、急性胃腸炎に襲われましたが、私の場合は疲れが溜まると胃腸に出るようです。

昔、昔は扁桃腺炎を起こして熱発していたのですが、開業する前に扁桃腺を摘出してもらいましたので、それ以降は熱発することはなくなりました。本当に楽になりました。

ただし、今度は胃腸に負担がかかるようです。なんだか、いつも胃にものが詰まって滞ってるような感じ、とでもいうのでしょうか。何度も消化薬を飲まないとスッキリしない、という感じが続きました。

それもなんとか、今朝休養をとって少し楽になったようです。

■さて、昨日は仕事を終えてから、体調が良ければそのままゴルフの練習にでも行こうかと思ったのですが、さすがにあの暑さの中では止めました。

17時から20時までオンラインによる全国代議員会がありましたので、パソコンと睨めっこの3時間超でした。今朝も9時から12時半まで2日目の会議です。いつもでしたら東京のホテルに泊まって、大会議室で200人以上が一同に集まって会合をするのですが、昨年はコロナ禍のため中止、今年はオンライン会議に変更となりました。

つまりは、それだけの交通費や宿泊費などの経費が会にとっては節約できたのですが、鉄道会社やホテル側から見れば、売り上げが消失したということです。

甲の得は乙の損、とはよく言いますが、コロナ禍において、今まで当たり前だと思っていた支出がなくなってみると、今まで気づかなかった点に気づくのです。そして、大切だと思うのは、コロナ禍が収束しても、以前のように戻ることは、まずありえないということです。

かなりの部分をオンラインで済ますことができることに、多くの人々が気づいてしまったのです。その流れを完全に元に戻すことは、100%不可能でしょう。

そうした前提のもとに、社会を組み立てていかなければならないことは当然です。しかし、残念ながら今まで染み付いてしまった常識を拭い去るのは、本当に難しいことです。崖っぷちまで追い込まれないと、舵を切れないのが、集団体制である日本の弱みかもしれません。

矩を踰えず(のりをこえず)

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■20210619(土曜日:曇時々雨)

一昨年出かけた千歳JAL国際マラソン、青葉公園の青空です。

■今朝は走らずに休みました。天気予報では、今日は朝から一日中、雨とのことでしたので、残念ながら積み重ねは来週になります。

ここ一週間ほどは、走らなかった朝の朝食を変えました。これまでの組み合わせと異なり納豆ミックスは食べないことにしました。つまり、コーヒーとくるみパン一枚、そして果物という取り合わせです。今朝の果物はアンズとブドウ、そして友人から頂いた自家製の搾りたての牛乳をコーヒーに入れて飲みました。コーヒー牛乳です。

自家製の搾りたての牛乳ですから、頂いたその日に鍋で30分ほどコトコトと煮ることで、熱処理をして殺菌しました。とても味が濃いのです。市販の牛乳とは、だいぶ違います。

それを凄く美味しいと感じるか、ちょっと濃すぎると感じるかは個人差があると思います。私は乳製品は好きですので、ソフトクリームも大好きですし、朝くるみパン一枚を食べる時には、バターを塗ってトーストしています。本当によく噛んで食べるくるみパンは、甘くてとても美味しいのです。

そんな私ですが、市販の牛乳に慣れていると、いただいた牛乳は、さすがに、いささか濃厚すぎて、勝手が違います。ということで、コーヒー牛乳として飲む分には、ちょうど良い感じになりますので、自分にはこれが合っているようです。

以前、家族で北海道旅行をした際に、北海道名産の乳製品をこれでもかと食べたのですが、帰ってきて血液検査をしてみると、案の定、悪玉コレステロールがドカンと上がっていました。体質です。

■最近、特に感じるのは、食欲の衰えです、というか、胃の消化機能の衰えでしょうか。少し多めに食事を摂ると、胃が持たれてしまいます。そんなことは、昔からそうだったのかもしれませんが、とみに最近そのことを痛感します。

ですから、もう少し食べたいな、と思うところで止めることが、気持ちよく食事を終えることにとって、一番大切になってきました。でもこれはなかなか難しいのです。

聖人君子でもない限り、こんなことはできないのかもしれません。病気にでもなって、手術でも受けたのなら止むを得ませんから、いやでもそうするのでしょうが、少なくとも今の私には、なかなかの難題です。

孔子様もおっしゃったように、「七十にして 心の欲する所に従へども 矩を踰えず(のりをこえず)」と、なりたいものです。これは、「70才の時には、ついに心のままに行動しても礼儀や規則などに外れることがなくなった」ということのようですが、さらに礼儀や規則だけでなく、食欲があってもおかしくないと私は思うのですが。

連れ合い

■20210618(金曜日:曇)

昨年6月16日の蓮の花です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の朝は走りましたし、夜は講演会の司会と進行を務めなければならず、精神的に疲れました。

オンラインでの講演ですので、回線の具合が悪化して、途中で講演が途切れてしまう可能性も十分あります。回線が5Gになれば、そうしたことは起きないのかもしれませんが、現在の回線状況では、講演をしてくださる側の状況や、そして受ける側の状況もありますので、無事に終わることは必ずしも、保証されている訳ではありません。

最後まで気が抜けないのです。また、演者のパソコンの調子が悪くなってしまうこともあり得ますし、現実にそうしたことは時々起きます。何しても無事に終わってほっとしました。

■昨日はのんちゃんの誕生日でしたので、お祝いのメールをLINEで送りましたが、返事をもらってとても嬉しく思いました。

健康で生活してくれていれば、それ以上望むことはないのですが、子どもたちそれぞれが、仲良く家庭を営んでくれることを祈るばかりです。

連れ合いとはよく言ったもので、一人で歩む人生も、もちろん素晴らしいことはいっぱいあるのでしょうが、連れ合いと共に歩む人生を選択してしまった以上、一緒に歩んで良かったと思える一生を送りたいものです。

現在、そう思える自分がとても幸せだと思いますし、子どもたちにもそうした思いを持って一生を送ってほしいものだと切に願うのです。

子育て

■20210616(水曜日:曇)

紫陽花には、やはり雨が似合います。この花も雨で生き返りました。

■今朝はゆっくりと休みました。天気予報でも、今朝は3時から6時まで雨の予想でした。5時半に目覚ましを合わせて、ゆっくりと寝ていました。昨日走ったためもあるのか、疲れもいささか溜まっています。

昨日の朝はいつもより5分だけ長く走りましたので、1キロ弱、距離も増やすことができましたけれども、それが疲れたと関連しているのかどうか、経過を見てみないとわかりません。

■昨夜は少し時間が取れましたので、Sunが録画してくれてあった、北の国からスペシャル「初恋1987年」を見ました。残念ながら、テレビ放映している時には、北の国からを私は見ていませんでしたので、昨夜はビデオを見ながら、あーこれがあの北の国からかと、納得していました。

『北の国から』(きたのくにから)は、フジテレビ系で放送された日本のテレビドラマのシリーズ。原作・脚本は倉本聰。主演は田中邦衛。

連続ドラマとして「金曜劇場」枠で1981年10月9日から1982年3月26日まで毎週金曜日22:00 -22:54に放送された後、ドラマスペシャルとしてシリーズ化され、8編のドラマスペシャルが1983年から2002年まで放送された。

北海道富良野市(主に麓郷地区)を舞台に、北海道の雄大な自然の中で田中演じる主人公・黒板五郎と2人の子どもの成長を21年間にわたって描く。


父親役の田中邦衛が子育てに悪戦苦闘をする様子を描いています。率直に感じたことは、子育ては誰もが初めての経験だということです。

20年後になって振り返ってみれば、ああすればよかった、こうすれば良かったのかな、と少しは良い考えが浮かぶのかもしれませんが、そのまっただ中にいた当時は、ただただ毎日のことで精一杯だったのです。

それでは、もし自分がもう一度20年前に戻って子育てができるとしたら、もう少しマシな父親を演じることができるのかと問われれば、答えは否でしょう。

自分という人間は変わっていないし、あれよりほかに、できることはなかったように思います。自分が子育ての中で取ってきた行動基準といえば、子供たちを信頼し、応援することしか親にはできない、という信念です。それはもちろん、子育ての中で親として悪戦苦闘しながら身につけた信念です。

子供たちが自分に悟らせてくれたのでしょう。結局のところ、ある先生が言われていたように、子供と育って親になる、ということでしょうか。

クロアリ

■20210614(月曜日:雨)

3階の部屋にクロアリが発生して驚きました。どこから来たのでしょうか。

■雨の朝です。昨日は曇り空ながら、なんとか持ちこたえた日曜日でしたが、今朝は朝から雨です。でも考えてみれば、今は梅雨の真っただ中ですから、雨で当然なのです。

目覚ましは、一応合わせたものの、雨の音に合わせて、少し長く眠りました。雨もまた良しです。

ただ、ここ1週間ほど大変困ったことが起きています。アリの発生です。最近まで、あまり使っていなかった、三階北側の狭い部屋を、パソコン部屋として使い始めたのですが、クロアリが発生してびっくりしました。小さな虫が大量に、うごめいているのを見るのは、決して気持ちの良いものではありません。

昨日はホームセンターに行って、アリ退治の殺虫剤を買ってきて、ちょうどこの部屋の下に当たる外壁際に、粉状のアリ除去剤を散布しました。

この家も建築してから、もう30年以上が経ちます。一時雨漏りがひどく、本格的な補修作業をして、その点は治まったのですが、あちらこちらに、知らないだけでがたが来ているのでしょう。

新車も買ったその瞬間から、中古車になるのと同じように、新築の家も住み始めた途端に、中古住宅になってしまいます。あとは朽ち果てるのを待つのみです。人間と同じでしょうか。

とにかく物を増やさないことが大事だと、つくづく思います。いずれ、片付けなければならないのは、分かり切っているからです。そして、その時が、そう遠くないことも、頭では理解しているのです。

■今日、関東地方が梅雨入りしました。東海地方は1ヶ月前に梅雨入りしていますので、ずいぶんと遅い様に感じますが、それは単なる錯覚です。例年より7日だけ遅い梅雨入りです。東海地方が5月16日でしたから、こちらが早すぎたのです。

AIとロボ

■20210611(金曜日:晴れ)

我が家の庭に、毎年大きな花を、たくさん咲かせます。エンジェルス・トランペットでしょうか?

■今朝は4時半に目覚ましを合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。3日続けて走りましたので、今日は休養日です。生ごみを所定の位置に運び、いつもの朝食をとりました。

昨日はすんと二人で日帰り温泉に行って、生ビールを楽しみました。一日中暑かったので、やはりビールが美味しいのです。最近では従業員の外国人の方とも仲良くなって、話をするようになりました。

ネパールやスリランカの方が多いようです。私の町でも外国人の方がとても増えてきました。家族で住んでいる人も多いようです。いわゆる技能実習生と立場の人達でしょうか、パキスタンの方も多いようです。

知らないのに日本も他民族国家になっているようです。人手不足を補うために致し方ない面もあるのでしょうが、将来に禍根を残さなければ良いのですが。

■今朝の東京新聞には、「過酷な草刈り ロボに任せて」と記事が出ています。また「お会計も非接触 AIレジ」と題して、人工知能を活用して、複数の商品を瞬時に認識できる、無人レジのシステムを開発した、と京セラが発表しています。

やはり日本の向うべき道としては、安易に安価な労働力に頼るのではなく、人工知能やロボットを駆使して、付加価値の高い労働を創造していくことしか、生き残る道はないと私は考えています。

安い人件費で大量の商品を製造するというと、すぐ中国が頭に浮かびますが、現在ではどこよりも多くのロボットを導入している国が、中国であることも事実なのです。

中国は、人工知能やITを駆使して、急速に省力化を進めています。侮っていては、足元をすくわれます。今こそ、しっかりと未来を見据えて、議論すべき時なのです。

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