20170914(木曜日:曇)
■今朝はゆっくりと休みました。昨日は昔、昔に勤務していた病院のOB会があり、現在幹事役を仰せつかっていますので、無事に終わってホッとしています。今まで、こうした準備をしてくださっていた原先生が、転居したため私にお鉢が回ってきたのです。
以前に比べたら出席者が減りました。皆さん高齢化した、ということが一番の原因なのでしょうが、こうした会への出席自体に人気が無くなってきたのも事実です。会社の忘年会なども、そのようです。
しかし私などは、還暦を過ぎて逆にこうした会の大切さを痛感しています。高校の同窓会の幹事役を、還暦年度が司る、というしきたりがあります。浦和高校も同様でした。その御蔭で何度も浦和に出かけました。私が行かなくても大勢に影響ないのですが、出かけてみてたくさんの収穫がありました。
卒業後、これまで交流のなかった、そしてそれぞれに別々の人生を歩んできた同期生たちと、また付き合うようになったからです。そうしてみて思ったことは、そうした同窓会に出席できるのは、健康でなければいけない、時間にも経済的にも余裕がないと、とても出席などできない、ということです。
つまり自分は気づいていなかったかも知れないが、それなりに充実した人生を送ってきた、ということです。人生は上を見ても下を見ても切りがありません。同期生の中には億万長者もいますし、東大の教授になった仲間もいます。どちらと比較しても自分は、あまりぱっとしないことは確かですが、それでも、それなりにきちんと生きてくることができた、ラッキーだったと心底思えるのです。
またOB会であれば、年齢的に大先輩の話も聞くことができますし、これからの自分の人生を考える際にも、とても貴重な情報を得ることもできます。自分自身も、そうした年齢になった、ということです。