■20190804(日曜日:晴れ)

 

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メルボルン・ヤラ川沿いの風景です。

 

■今日は本当に暑い一日でした。長距離を走るLSDにしようか、それともゴルフにしようか迷ったのですが、以前から指導していただいている手塚さんの顔が思い浮かび、ゴルフに出かけました。手塚さんはもうすぐ古希になられるそうですが、力強いショットには、そんなことは微塵も感じられません。

 

素振りを繰り返すこと、それが最も良い練習方法だと、何度も指導してもらいました。確かにボールを打たない時のスイングは、どなたのスイングを見ていても、無駄な力が入らずとてもスムーズで綺麗なのです。ところが目の前にボールがあると、まるで別人の如く全く違うスイングでボールを打ってしまうのです。いろいろ工夫した結果を今日、試そうと思い、指導してもらおうと出かけたのです。

 

結果は二重丸とは行きませんでしたけれども、丸はつけてやってもよいものでした。クラブをスムーズに振り抜くことが、できるようになったからです。 もちろん全部のショットがそのように出来たわけではありませんけれども、10回程度は思ったようなスイングとショットが打てたことを考えれば、十分成果が出ていると言えます。

 

12番のショートホールでは、6番アイアンで打ったショットがあわやホールインワンかと思うほどで、30センチにに寄りました。久しぶりにバーディーが取れました。 今日は随分と迷いましたけれども、出かけてプレイして、十分な成果を実感できた1日でした。

 

■東京新聞の「共にその先へ」欄で、ベトナム人のパラ・スイマー ロイ選手を特集しています 。ロイ選手は生まれつき両脚と右手がない水泳のパラ・アスリートです。ロイ選手の障害は、ベトナム戦争でアメリカによって散布された枯葉剤の影響が強く疑われますが、 今は単なる障害者だと周囲には言っています。「いずれは家庭を、と思ってきたのですが、やっぱり障害者との結婚は敬遠されます。ましてや枯葉剤の犠牲者ということになると子どもへの心配がささやかれます」。まだ独身のロイ選手の腕には「I Love Family 」 の刺青がありますが、 刺青はそれを乗り越えた「真の愛」が成就することへの願いを込めたものだと、彼は言っています。なんとしても東京パラオリンピックに出場したいと練習を続けているようです。

 

この記事の中で、枯葉剤による障害を背負った子供たちを救済するチャリティーマラソンである、オレンジマラソンについて書かれています。参加ランナーの数が増えれば増えるほど支援金が積み上がる仕組みとなっているようです。国際マラソンの参加費は普通100から150ドルほど。 今年の1月にホーチミンで開催された際にはロイ選手も演壇で励ましの挨拶をされたそうです。高橋尚子さんが参加され、みんなを励ました様子は、テレビでも放映されました。いつか私も参加してみたいものです。