2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年7月 Page 1 of 4

蝉しぐれ

■20190731(水曜日:曇)

 

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メルボルン、ヤラ川沿いの夕暮れです。

 

■昨夜はこの夏一番の蒸し暑く寝苦しい夜でした。 昨年の夏でしたらフローリングの上にゴザを敷いて寝ていましたので、多分一晩中寝付けなかったのではないでしょうか。今年は故障していた空調を取り替えましたので、エコ運転という最低限のモードで、一晩中空調をかけて寝ています。 おかげで蒸し暑さのあまり目が覚めるということはありません。それでも歳のせいでしょうか、2、3時間ごとに目が覚めて夢を見ることが多くなりました。昨夜は大学時代の同期生が 、みんなで集まった夢でした。なぜそんな夢を見たのか、 よく分かりません。

 

卒業してちょうど40年です。 大学に残って活躍していた仲間たちも、年齢的に続々と退職の時期が近づいています。 自分自身も子育てが終わり、 次の段階を考えなければならないのですが、幸か不幸か独立事業主ですので、自分が辞めると決めるまでは、今の状態を続けることができます。どこかでケリをつけなければならないのですが、実際にはなかなか難しいものです。とりあえずは、いま自分に任された任務をきちんと果たしていくことしか、考えようがありません。怪我と病気に気をつけて、毎日を積み重ねていくしか無いようです。

 

■今日で7月も終わりです。2019年も残すところ、あと5ヶ月となりました。始まってしまえば、1年など本当にあっという間です。 8月は夏休みもあり、いわば小休止の一か月です。 午前7時31分現在、開け放した窓から蝉しぐれがしきりに飛び込んできます。今日も1日暑くなりそうです。

 

聖火ランナー応募

■20190730(火曜日:曇)

 

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メルボルンのサザンクロス駅です。

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨日で今月の目標である100キロを走り終えましたので、8月に向けて休養を取るためです。8月1日からは、また100 kmに向かって積み重ねを開始しなければなりません。

 

昨日インターネット上から、ある申し込みをしました。来年6月25日に静岡で行われる、東京オリンピックの聖火ランナー募集に申し込んだのです。一人200 メートルほどの距離を走るようです。ネット上から申し込めるというのは、大きな進歩だと思います。いちいち書類に書き込んで郵送する手間が省けるわけですから、随分と時間の節約になります。

 

ただ申し込みの画面にたどり着くまでに、かなりの時間がかかってしまいました。 分かってしまえば、すんなりと行くのでしょうが、 あっちに飛び、こっちに飛びで途中で訳がわからなくなりかけました。 情報の扱いについてなど、同意しなければならないことも多々ありましたので、同意のアイコンを何度も押さなければなりませんでした。これは致し方がないと思います。県単位で申し込むことは分かっていましたので、 静岡県のウェブサイトから一旦本部の方に飛んで、再度静岡県のサイトに戻って、申し込むという形になりました。途中でめげそうになりましたが、 なんとか申し込みに成功しました。

 

ただその中で、自分が聖火ランナーにふさわしいという自己 PR を書き込む画面があったのですが、もう少し時間をかければよかったかと今、後悔しています。東京マラソンの申し込みのように、抽選で結果が決まるという思い込みがあったので、自己 PR の内容によって結果が変わる可能性があるなどとは夢にも思いませんでした。Ayaちゃんに自己 PR 文を見てもらったところ、もっと改善した方が良いと貴重なアドバイスをもらいました。正直自分には、そんなことは思いもしませんでした。 8月31日締切ですが、結果が楽しみです。

 

53ヶ月継続

■20190729(月曜日:曇)

 

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メルボルン・サザンクロス駅です。ここから電車に乗って、ジーロングまで行ったのです。

 

■東海地方の梅雨明けが、昨日発表されました。天気予報を見ていると、今日からは太陽のマークが連日続いています。晴天が続くという予報です。とはいえ午前7時28分現在窓の外を見ると、どんよりとした曇り空で、蝉時雨が盛んに聞こえる以外は、まだまだ梅雨が続きそうな空模様です。

 

今朝は走りました。 6.09 kmを走り、これで今月の通算距離が101.24 km となり、パソコンの画面には100 km 達成おめでとうございます、と掲載されています。蒸し暑い上に昨日の疲れも残って、とにかく体が重くて難渋しました。とにかく、ゆっくりで良いから最後まで走ろうと足を前に出し続けました。

 

これで2015年3月から始めている月100 km 走も、連続53ヶ月間継続し、通算走行距離は8,316 km となりました。4 年以上続いていることになりますから、よく頑張ったと自分を褒めても良いでしょう。とにかく続けるということは大変です。怪我をしても病気をしても途絶えてしまいます。無事これ名馬と言いますが、日常生活をよほど管理しない限り、なかなか続けることは難しいものです。どこまで続けられるか正直自信はないのですが、毎月1日になると、今月もまた一から頑張ろう、100 km を積み重ねよう、と心をリセットしているところが、健康維持のためにとても役立っているに違いありません。家族のため、従業員のため、そして地域社会のために、まだまだ自分にできることはありますので、走れるところまで走っていくしかないでしょう。

 

子育て

■20190728(日曜日:曇)

 

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メルボルン、サザンクロス駅です。

 

■台風6号が低気圧に変わって東へ進んでいました。岐阜に上陸してから勢力が衰えましたが、それでも梅雨前線を刺激して各地で大雨が降りました。今朝までは、かなりの雨が予想されたのですが、幸いなことに大したことはありませんでした。

 

今日はロータリークラブの仲間プラスワンでゴルフを楽しみました。 雨は覚悟していたのですが、幸いなことに曇り空が続き、午前中は蒸し暑くて快適とは言えませんでしたが、それでも1日を通して、強い日差しがなかっただけ楽だったかもしれません。四人で楽しくラウンドしました。

 

相変わらず不安定で、良いところと悪いところが、ごちゃまぜの状態でした。14番のショートホール。バックからですと、200ヤードの距離があるのですが、2回続けて5番ウッドでオンすることができました。これは大きな進歩です。これまで何度やってもワンオンすることができなかったことを考えれば、長足の進歩です。 それでも結局は同じように続けてスイングすることができませんので、出入りの激しいゴルフとなってしまいます。練習不足なのです。

 

■今日は7時53分にスタートできましたので、終わったのも午後2時少し過ぎでした。 お風呂に入って汗を流して家に帰りました。蒸し暑い一日でしたが幸い雨に降られることはありませんでした。2時間ほど休んでからSunと二人で近くの日帰り温泉に行きました。もう1度ゆっくり湯船に浸かり、筋肉の疲労を取るべく、色々な湯船に浸かり直しました。そしてふたりでゆっくりとビールを飲みながら子供たちのことを話しました。

 

本当に子育てなど、あっというまの出来事でした。今になってみれば、もっと子供たちと一緒に旅行に出かけたり遊んだりしておけば良かったと思うのですが、 学校の長期休みには、クラブメッドを始め、家族でよく旅行に行きましたから、まあ勘弁してもらいましょうか。きっと子どもたちの心の中にも、みんなで楽しく出かけた事が、思い出として残っていると思います。

 

彼我の違い

■20190727(土曜日:晴れ)

 

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メルボルン市内の駅です。

 

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。台風6号が今朝には紀伊半島に上陸する、との予報です。今朝も5時過ぎに目が覚めて起きだしたのですが、窓を開けて外を見ると青空です。西の空には黒い雲がかかっていますが、大部分の空には青空が見えています。今日1日は 変動の大きい天候になりそうです。なんとか明日の朝までには、静岡を抜けてくれると良いのですが。

 

■ネットである記事を読みました。オーストラリア人が、なぜわざわざ日本にスキーをするためにやってくるのか、という内容です。北海道のニセコに行けば、冬になるとオーストラリア人で溢れ、日本語を話すことができなくても何の不自由もなくスキーを楽しむことができるのです。書かれている日本人が、ニュージーランドへスキーをしに行った時の体験を元に書かれています。

 

理由の一つは、 もちろん雪です。冬になれば毎日のように新雪が降る日本の雪が、当たり前とわたくしたちは思うのですが、世界中を見渡してみると、そうしたスキー場を探すのは難しいようです。

 

そしてもう一つの要因が、物価の安さだというのです。日本では全てが半額以下の値段で済む、というのです。ホテル代しかり、リフト代しかり、そして観光地においてすら食料品の値段は半額以下だというのです。 スキーリゾートにおいても、近くにあるコンビニを利用すれば、考えられないほどの安い物価で生活できるそうです。

 

今年の5月に、Ayaちゃんの結婚式に出席するために、オーストラリアに行った時に感じたことは、まさにこの逆のパターンでした。コンビニに行ってサンドウィッチを買おうと思っても、日本の2倍の値段がついています。となるとオーストラリアはとても暮らしづらい国だ、と短絡的に考えそうですが、調べてみると最低賃金も日本とは比較にならないほど高いのです。年齢や地域によって異なるので比較は難しいと思いますが、平成30年で見ると、静岡県の時間あたりの最低賃金は858円と書かれています。ところがオーストラリアでは、23.66オーストラリアドル、日本円では1,777円を受け取る権利がある、と書かれているのです。

 

したがって、日本人の2倍の所得を持ったオーストラリア人が日本にやってきて、その物価の安さに驚くのは当然のこととなります。労働時間はといえば、日本人の方が長く働いていることは間違いなさそうです。つまりオーストラリア人から見ると、日本人は安い給料で延々と長く働き、安い物価の下で暮らしている、というイメージになるのでしょうか。ということは日本における大金持ちは、オーストラリアにおける大金持ちよりも、ずっと豊かな生活ができる、となります。多分そうなのでしょう。

 

山本太郎さんが言われるように、20年間におけるデフレの結果が、今の日本人の生活だということになります。労働者の4割が派遣労働という形態の下で働く現在の状況では、家庭を持って安心して家族とともに生活する、というごく普通の当たり前の幸せが、難しい状況になっているのです。

 

 

変化

■20190726(金曜日:晴れ)

 

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メルボルン市内を走る鉄道です。

 

■今朝も走りました。これで三日連続走りました。昨年の猛暑に懲りて、梅雨の始まる前に、故障していた空調を取り替えました。おかげで蒸し暑い夜でも、エコ運転というモードを利用すれば、空調をかけっぱなしで寝ていても、冷えすぎることがありません。

 

昨夜は静岡で会合があり帰ってきてシャワーを浴びて、床に入ったのは10時半を過ぎていました。それでも今朝は5時前に目が覚めて、窓の外を見てみると青空が見えました。夜半には、かなり強く雨が降っていたので、今朝はのんびりと休んでいるつもりでしたが、思い切って起き出して走る準備を始めました。天気予報では明日、明後日の朝は雨のようですので、走ることができそうにありません。ということで今朝は6.10 km を走り、これで今月の通算は95.15 km。残り5日で4.84 km となりました。あと一回走れば100 km の目標を達成できますので、ようやくゴールが見えてきた、という地点まで来ました。本当に積み重ねです。

 

記録を見てみると今月は10 km 以上走ったのは7月5日金曜日の一回だけです。14回走ったうちの11回は6 km 超であり、8 km台が一回。9 km台が一回、そして10km台が1回となっています。帰ってきてからシャワーを浴びて体組計に乗ってみると、体重は56 kgを切り、体脂肪率は12%を切りました。毎日のようにテニスをしていた大学時代と、ほとんど変わらないレベルです。 この数字は最大瞬間風速のようなものなので、大した意味はないのですが。

 

■今朝の東京新聞一面では、「れいわ新選組」から先日の参議院選挙で当選した、お二人の重い障害を持った方を取り上げています。「国会 共生へ一歩 バリアフリー化」と書かれています。こうして新聞・テレビを始めマスコミで取り上げられることで、大きな変化が起きたということを、多くの国民が実感するはずです。

 

選挙が終わり、「れいわ新選組」が、政党要件を獲得し、二人の当選者を出したことで、マスコミが取り上げるようになりました。それまでは既存のマスコミでは取り上げられることはほとんどありませんでした。ネットでは大いに盛り上がっていたのですが、ほとんどの国民は、その存在すら知らなかったと言って間違いありません。多くの国民は、テレビしか見ていないのです。

 

ネットで毎日ように山本太郎代表の動きを追っていた私にしてみると、 世の中はまさに「れいわ新選組」一色かのように錯覚するのですが、現実は全く異なっているのです。もちろん山本太郎さんはそのことを十分承知していますので、ネットでの盛り上がりに満足することなく、一人一人が横のつながりを広げていくことを訴えていました。

 

私も今回初めて選挙運動らしきものを手伝いました。LINE やメールを使って、ホームページを見てもらうようにお願いしたり、公選はがきと呼ばれるはがきを事務所から送ってもらい、10名の友人の住所を書いて送り返しました。 これが、どれだけ実際に票に結びついたかは不明なのですが、決して無駄ではなかったと思っています。次の選挙、すなわち衆議院選挙で、どのような取り組みが行われるのか、とても楽しみです。

人口減少

■20190725(木曜日:曇)

 

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カーネギー駅です。これからメルボルンに戻ります。

 

■今朝も走りました。昨日も走ったのですが、今日は大切な日でしたので、験を担いで走ることにしました。Ayaちゃんの試験の発表があるのです。なかなかに難しい試験ですので、そう簡単に合格することはできません。合格を祈りながら走りました。

 

いつものように6.14 km を走り今月の通算距離は89.05 km。残り6日で10.94 km の地点まで来ました。なんとか100 km の目標を達成できそうです。毎月毎月ゼロからのスタートですので、 考えるとめげそうになるのですが、そうして月初めにリセットして心を新たにすることが、自分にとっては、とてもプラスに働いているようです。

 

■昨日九州南部、九州北部(山口県を含む)、四国、近畿、北陸で梅雨明けしたとみられる、と発表がありました。東海地方は、まだのようです。と言っても、 例年の梅雨明けが7月21日頃とありますので、まもなくのことに違いありません。

 

今日は午後から沼津西ロータリークラブの例会があり、夜は静岡で静岡県眼科医会理事会があります。昨夜は沼津市立病院で病診連携会議があり、沼津医師会の各分科会の会長と市立病院の各科の部長が話し合いました。地域の医療を守るというのは、本当に大変なことです。 大都会を別にして、どの地方も医師不足で難渋しています。特に救急医療の維持が困難になってきています。

 

日本の医療も、 抜本的な改革をしていかないと、いずれ立ち行かなくなる日がやってくるに違いありません。あるいは地方の人口減少が、その抜本的な改革となってしまうのかもしれません。つまり人口の減少によって、必要な医療の量自体が縮小して問題が解決するという意味です。 先日、日本眼科医会の理事をされている柳田先生にお話を伺ったのですが、北陸のある地方では、そんな現実が既に進行している地域もあるとのことでした。

 

人口減少の問題は、これからの日本にとって一番の問題かもしれません。社会のすべての仕組みが、人口増加の前提の上に組み立てられているからです。年金が一番わかりやすい例です。 山本太郎さんの演説によれば、そんなことは50年前からわかっていたことだそうです。前回の総選挙では、少子化による国難選挙と銘打って、安倍総理は解散に踏み切ったのですが、少し考えれば、全くのナンセンスであることが明々白々です。派遣労働者が4割を超え、自分自身のきちんとした未来像を描けない現在の状況では、少子化が進むのは自明のことです。まさに政治が、きちんとした手当てをしなければならないのですが、今の政府にその気はないようです。本当に困ったことです。

 

悪魔のように細心に、天使のように大胆に

■20190724(水曜日:曇)

 

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メルボルン・カーネギー地区の様子です。

 

■今朝は走りました。ようやく昨日から雨も上がり、梅雨明けも間近になりました。今朝も空を見る限りでは、雨は降ってきそうにありません。梅雨明け宣言も一両日中でしょうか。今週に入って目につくもの、と言うか、耳につくのが蝉の鳴き声です。今週末には沼津でも夏祭りがあり、狩野川沿いで花火が打ち上げられます。毎年のことながら、季節は確実に巡っているのだな、と実感するのです。

 

今朝は6.12 km を走り、これで今月の通算距離は82.90 km。残り7日で17.09 km となりました。朝の5時半から走り始めても、もう十分汗だくになってしまいます。帰ってきてからシャワーを浴び、タニタの体素計に乗って計測してみると、 体重は56キロ台。そして体脂肪率は11%台に落ちています。運動はもちろんですが、炭水化物の摂取制限が一番効果を上げているような気がします。

 

■さて参議院選挙も終わり各党の議席配分も確定しました。「れいわ新選組」も比例代表で2議席を獲得し、障害を持った二人の方が議員となることができました。 今回の参議院選挙で、まさに目に見える成果といえば、このお二人が議員になったことではないでしょうか。200万人を超える有権者が投票することで、今まででしたら決して議員になれなかったであろう、お二人が当選したのです。お二人が登院する時にはマスコミが放映することで、 全国の人々が日本の政治に大きな変化が起きた事を実感できるはずです。

 

あなたの一票によって政治が変わるといくら言われても、実感することは難しいものです。お二人が国会議事堂の中に入ることで、投票した200万人以上の人々が、自分の一票によって大きな変化が起きたことを実感できるのです。山本太郎代表が目指したのは、まさにこの点ではないでしょうか。その目的は見事に果たされたと言うべきです。

 

マスコミの報道によって、確かな変化の実感を得た有権者たちが、次の選挙で投票所に向かってくれれば、更なる大きな変化が日本の政治にも起こるはずです。 寝た子を起こすとはこのことで、今の与党の人々が、一番起きては欲しくないことのはずです。 山本太郎代表の手腕は、見事と言うしかありません。実に周到に、そして綿密に練られた計画です。悪魔のように細心に、天使のように大胆に、という黒澤明監督のキャッチフレーズそのままです。

 

接点

■20190723(火曜日:曇)

 

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メルボルン・カーネギー地区の町並みです。

 

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜は夜半過ぎから、かなり激しい雨が降りました。雨音に目が覚め、慌てて階段の窓を閉めました。一夜明けて西の空には青空が見えています。いよいよ梅雨明けでしょうか。湿気とともに気温も上昇し、蒸し暑くなりそうです。

 

参議院選挙も終わり、相変わらずの政権が続きそうですが、「れいわ新選組」の山本太郎代表が、いわばメジャーデビューしたのが唯一の救いでした。主な野党が立憲民主党と国民民主党だけだったら、本当に白けた選挙になっていたに違いありません。 市民に応援されていると思われる立憲民主党ですが、枝野代表には本気で政権を取るという胆力を感じません。上から目線で市民に憲法の大切さを講義してやっているのだ、 といった雰囲気を払拭できません。市民の生活に寄り添っているようには、正直感じられないのです。一方国民民主党の背後には、連合などの大企業の労働組合が背後についていますので、原発の問題にしても消費税の問題にしても、中途半端で歯切れが悪く、 誰を幸せにしたいのかが、はっきり分かりません。 結局のところ両党とも、そこそこの議席を獲得し、万年野党で反対ばかりして終わってしまうのでしょう。

 

その点、山本太郎代表の演説は、具体的です。彼の主張を批判する声はもちろん多々あるのですが、 それでは格差が拡大し、このまま放置すれば、私が一番恐れる暴力の蔓延を、いかに防ぐかという点について、批判する人々には具体策がありません。 山本太郎の主張する政策を、非現実的だと言って批判する人々に一番欠けているのは、 現実的な解決策なのです。 批判ばかりしていて具体性がない、と野党を批判している与党の皆さんに一番欠けているのが、 実は具体的な解決策なのです。

 

彼らには6年間という時間と、実際に問題を解決する権力があったのです。しかし彼らは、それを解決しようとはしてこなかった。もちろん意図的にです。多分問題とすら認識していないのでしょう。いったい誰のための政治を行っているのか。それが不思議でなりません。

 

■今朝の東京新聞には、「れい新 野党共闘前向き 2議席獲得 消費税巡り難航も」と題して記事が掲載されています。山本太郎代表も野党共闘には前向きですし、その他の野党3党も共闘に関しては、同意見です。しかし消費税の問題について意見の違いがあるようです。廃止を主張する山本代表に対して、 枝野代表も玉木代表も、すんなりとは同調できないようです。

 

今年の10月からは、消費税10%への破滅的な増税が開始されます。次の総選挙では、とりあえず5%への減税を共通政策として、選挙を戦ったらどうなのでしょうか。5%に引き下げた上で、山本太郎代表の唱える税制改革を断行すれば良いのです。本気で政権を取りに行くのなら、とりあえず接点を見つけて 、手を取り合って戦うしかないのです。それが出来ないのなら、立憲民主党も国民民主党も、消えてなくなる方が国民のためになると私は考えています。

 

 

政党要件

■20190722(月曜日:曇)

 

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今朝の蓮の花です。新しい時代が、やってきてくれることを願っています。

 

■今朝も走りました。6.15 km を走り、今月の通算走行距離は76.78 km。 残り9日で23.21 km となりました。昨日は静岡県眼科医会のコンペが富嶽カントリーであり、ほぼ2年ぶりに参加しました。 昨年はコンペを開こうとするたびに、台風がやってきてお流れになってしまいました。台風に祟られた一年でした。今年は曇り空で蒸し暑く空気が重く感じられましたが、それでも風もほとんどなく雨もぱらつくことはありませんでした。富士山も全容を見ることができました。 少しできる練習の成果が出て安定してきたように感じられ嬉しいラウンドでした。

 

■さて参議院選挙の1日は終わりました。 ネットで知ることができた「れいわ新選組」を応援して、自分なりに今までしたこともなかった選挙活動をしてみました。身近な友人には LINE で「れいわ新選組」のホームページを見てもらうようにお願いしたり、事務所から送ってもらった選挙はがき10枚に、友人の住所を書いて事務所へ送ったりしました。こんなことをしたのは初めてです。その結果、

 

4月に旗揚げして初の選挙に臨んだ諸派の「れいわ新選組」は、比例代表で2議席獲得を確実にした。れいわは、個人の得票数にかかわらず優先的に議席を得られる「特定枠」を使い、1位に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)、2位に日常的に車椅子を使う重度障害者の木村英子氏(54)を擁立。2人の当選が確実になった。

 

政党得票総数:2,237,273(4.53%)

 

こうして、200万票を超える得票、そして全体の4%を超える得票を得ましたので、 山本太郎さんもこう語っています。

 

れいわが「政党要件」を満たしたことにより、今後の選挙で政策などの周知がしやすくなるだろうとの見方を示した。そのうえで、「衆院選で大きな議席を手にし、キャスティングボートを握るということまで認識していかなければならない」と自信を示した。

 

そうです。政権を取らなければ何の政策も実現できないのです。逆に言えば今政権を握っている与党は、やる気になれば、多くの国民を幸せにすることはできるはずなのです。ところが実際にやっていることは、本当にごくごく少数の人々のための政治を行っているに過ぎません。まさに私利私欲の政治です。こんな政治が長続きするはずがありません。必ずや社会の混乱を招き、暴力が蔓延する社会となるのは必然です。

 

山本太郎さんには、ぜひまた頑張ってもらって、日本を少しでもまともな社会にしてほしいと願っています。私にできることといえば、まずはもう一度献金することではないでしょうか。

 

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