■20190806(火曜日:晴れ)
メルボルン市内の様子です。テニスの全豪オープンが行われる会場も写っているようです。
■今朝も走りました。 今年入れ替えた空調のエコモードと眠剤のおかげで、昨夜は一度も目が覚めることなく今朝は4時50分に目が覚めました。 すんなりと起き出し準備をして走り出すことができました。6.79 km を走り、これで通算28.37 km 。残り25日で71.62 km のところまで来ました。 今のところ月間のペースとしては順調です。 睡眠がしっかり取れれば起き出すことも容易ですし、走り出すのもスムーズという良い流れになります。寝苦しい夏ほど、 健康維持のために睡眠は極めて重要です。
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「2019参院選後の日本 民意を読む」(4) 中島岳志・東京工業大学教授 2019.8.1
参議院選挙が終わって、それまで放送禁止物体と山本太郎代表が自虐的に述べていた、れいわ新選組に対するマスコミの扱いが真逆になり、まるで堰を切ったように流れ出しました。国民のために政治をしているのか、野党第一党の党首でいることが目的のために政治をしているのか、理解に苦しむ行動を取り続けていた枝野代表も、まとまりのある野党を作ろうとようやく動き始めたようですが、 これもれいわ新選組がもたらした大きな変化のひとつでしょう。
上記の日本記者クラブで行われた中島先生の講演を聞くと、 とても理路整然と語られる内容に思わず引き込まれてしまい、 1時間があっという間に経ってしまいました。 この中で中島先生は、田中角栄さんと大平正芳さんの関係について触れられています。叩き上げで聴衆の心を掴んで離さない田中角栄さんと、多くの本を読み、深い知性と教養を持った大平正芳さんは、 お互いに敬意をもって魅了されていたようです。
中島先生によれば、田中角栄さんタイプの山本太郎さんには、これからさらに政治家として大成するためには、 大平正芳さんのような方の存在が必要だと強調されていました。そして第一候補として立憲民主党の枝野代表の名をあげていましたが、この点に関してだけは、私は同意しかねます。
山本太郎さんをここまで育て上げたのは、 もちろんご本人の性格と努力の賜物だとは思いますが、小沢一郎さんという師匠の存在は、欠かせないものだったのではないでしょうか。自由党の共同代表として、共に活動し、 ともに記者会見に臨み続けた体験は、とても貴重な経験だったはずです。今回の参議院選挙での選挙戦術にも、小沢一郎さんの助言が働いていると私は考えています。休む暇もなく全国を飛び回りながらも、立憲民主党の候補、国民民主党の候補、そして共産党の候補も分け隔てなく応援演説に出かけています。
大阪でしたでしょうか、共産党候補の応援演説の中で、共産党は一貫して消費税に反対してきた、今回も消費税の廃止に賛成してくれている、一貫して国民の生活を守ることを第一義的に考えている、それを保守というのです、と述べたあたりは、志位 和夫委員長も泣いて喜びそうな殺し文句でした。こうなれば選挙協力も、うまくいくはずです。人心掌握という意味で、 並の力ではないと感じた瞬間です 。