■20190817(土曜日:曇)
Huawei P30 Light で撮影した満月です。
■今朝は走りました。6.14 km を走り、これで今月の通算距離は71.45 km。残り14日で28.54 km のところまで来ました。
台風10号が昨日西日本に上陸し、日本海側に抜けましたが、昨日から北海道は大雨のようです。今日の午後からSunと二人で北海道旅行の予定です。いつものごとく富士山静岡空港から新千歳空港に、16時25分発の全日空便で飛ぶ予定です。今夜は千歳駅前のホテルに泊まり、明日レンタカーを借りて旭岳に向かう計画です。 快晴とはいかないでしょうが、なんとか天候がもってくれるように祈るしかありません。お天気の神様次第です。
■今朝の東京新聞「本音のコラム」欄では、文筆家の師岡カリーマさんが、「公費で政治批判」と題して書かれています。日本の NHK にあたる英国BBC の連続政治ドラマ「Yes, Prime Minister (かしこまりました、首相殿)」が、彼女にとって最高傑作だと語っているのです。彼女によればこのドラマは、
無能または愚直な政治家を狡猾な官僚が手玉に取り、民意を無視して国を統治する現実を、品良く、英国らしい自虐的な辛口ユーモアで描写する伝説的傑作コメディー
というのです。 決して今の日本の政権をモデルにして描いているわけではないようです。つまり民主主義国家であっても、どこの国も似たり寄ったりなのかもしれません。違いは、それを上品なユーモアと共に風刺できるマスコミが、あるかないかの違いなのでしょう。そして、その違いは決定的なのです。今の日本社会の息苦しさ、生きづらさ、といったものの根源には、知恵とユーモアで笑い飛ばすことができない事情があるからです。
昔から日本人はユーモアのセンスが乏しいから、と短絡的に断定してしまいがちですが、私はそうではないと思うのです。川柳というものがあります。江戸時代の息の詰まりそうな封建社会にあって、庶民は川柳という笑いで社会を柔軟なものにしていたのです。先祖たちはユーモアのセンス一杯だったのです。
そう思うと、明治以降になって、すっかり日本人は笑いを忘れてしまったのではないでしょうか。 皇国日本は、息苦しくていけません。 自然と調和した生活の中で、地域がそれぞれの特徴を発揮し、ユーモアのセンスも忘れなかった江戸時代に学ぶことは、今でもとても多いと私は感じているのです。