■20200304(火曜日:晴れ)
■今朝も走りました。昨日は途中で戻ってしまいましたので、いつもの半分ほどしか走れませんでしたけれども、今日はいつものコースを走り6.05kmを積み重ねました。今月は3回のランで18.78kmを積み重ね、残り25日で81.22kmとなりました。
今日は立春です。昨日は節分でしたので、夜には「鬼は外、福は内」と豆撒きをしました。北側と南側で二回の豆まきをした後、福は内と叫んでまいた豆を、2人で分けて食べました。今年も一年間、福が私達の家族、そして子供たちの家族に舞い降りてくるように祈りました。
■さて東京新聞朝刊「本音のコラム」では、ルポライターの鎌田慧さんが「まだ残る農薬被害」と題して書かれています。
鎌田さんが紹介しているのは、青森県で生産されている特産品「長芋」の畑作地帯に住む三浦堅作さんが、この5年間の間、農薬クロルピクリンの健康被害を国や県に訴え続けてきたことです。
周りが一面の長芋畑で、その生産をクロルピクリンが支えている。8年ほど前から、目の痛みやめまいが激しくなった。持ち前の研究熱心さから資料を渉猟(しょうりょう)し、戦時中、化学兵器として使用されていたクロルピクリンが原因と断定できた。農薬暴露に起因する化学物質過敏症、これが病名である。
■日本の農産物は諸外国のものに比べて安全で、安心して食べられると、私達は思い込んでいます。しかしある報告によれば、日本で使われている農薬の量はアメリカの4倍、EUの最大20倍もの量が使用されているという報告もあります。EUでは使用禁止になっている農薬が日本では全く無制限に使われているという現実もあります。
私の知り合いの食肉卸業者の方に話を聞くと、その方が取り扱っている鶏肉は、ブラジル産のものが多いそうですが、日本で生産されている鶏肉は汚染がひどくて、とても勧められないというのです。それを聞いて大変驚いた記憶があります。
マスコミの影響が大きいのでしょうが、中国産の農作物は農薬漬けで、とても食べられないなどと勝手に思い込んでいる人が多いのですが、現実は全く異なっている可能性もあるのです。思い込みを持たずに、しっかりと現実を見つめることが大事ではないでしょうか。夜郎自大的になってはいけないのです。