■20200206(木曜日:晴れ)

十勝平野です。

■今朝はゆっくりと休みました。3日間連続で朝、走りましたので、今日は休息日です。今季の冬の冷え込みは、例年に比べて穏やかなように感じています。水道が今まで一度も凍っていません。

朝走った後に、熱いシャワーを浴びようと思って水しか出てこなかった時は、本当に焦るのですが、今季は一度もそうしたことが起こっていません。今朝は走っていませんので、シャワーも使うことはないのですが、かなり冷え込んだようです。

日本海側や北海道では、これから明日にかけてかなりの積雪が見込まれるようです。昨夜見たテレビのニュースでは、北海道旭川の最低気温がマイナス20度と予想されていました。マイナス二度でも震え上がってしまうのに、マイナス20度などという気温は想像もできません。雪崩などの災害が起きなければ良いのですが。

■さてテレビのニュースでは、中国から広がり始めた、コロナウイルスによる感染の報道一色です。しかし意外なことにアメリカでは今年の冬はインフルエンザが大流行して、過去10年間で最悪のインフルエンザシーズンとなっているようです。特にB型が流行していて免疫のない小さな子供の犠牲者数が増えている傾向のようです。

中国本土で死者数400人、感染者が2万人を超えた新型コロナウイルス。国境封鎖に乗り出した国も出るなど、その大きな広がりが世界を揺るがせていますが、アメリカではインフルエンザウイルスに全米で1500万人が感染し、14万人が入院、今シーズンだけで8200人以上の死者を出している、と報道されています。

アメリカ疾病対策センターによれば、インフルエンザによる米国内の死者は年間少なくとも12,000人に上るとCNNは伝えています。アメリカにとっては、コロナウイルスよりもインフルエンザウイルスの方が深刻なのです。

こうした状況はなぜか日本のマスコミは取り上げません。なぜアメリカで、これほどインフルエンザによる犠牲者が多いのかはよく分かりません。

医療制度や保険制度の違いなど、日本とはずいぶんと仕組みが違うので、その辺りが影響しているのかもしれませんし、アメリカでは経済格差が一段と開き、ホームレスに陥っている人の数が相当数に上っているようです。つまり経済環境の悪化が生活環境の悪化を招き、インフルエンザに対する抵抗力を減少させている可能性は高いと思います。

中国における医療環境の劣悪さをマスコミは盛んに報道しますが、それだけではどうも一方に偏りがちのような気もするのです。

コロナウイルス、そしてインフルエンザも日本での流行が、大きな被害をもたらさないことを祈るばかりです。