■20200207(金曜日:晴れ)

我が家では河津桜が咲いています。

■今朝は走りました。昨日の夜は眼科の勉強会があり、私は開会の挨拶と座長を務めなければなりませんでした。お2人の専門家を、お迎えしてお話を伺いました。

懇親会が終わったのが10時過ぎとなってしまいましたが、帰ってきて急いでお風呂に入り、寝床に入りました。

今朝は5時に合わせた目覚まし時計よりも30分ほど早く目が覚めてしまいましたので、そのまま起き出して生ごみを所定の所まで運び、準備運動の後にスタートしました。

結局今日は6.85kmを走り、これで今月は5回のランで31.74km、残り22日で68.25kmのところまで来ました。

明日からは夫婦でスキー旅行に出かけます。今年は雪不足で、どこもスキー場は大変だという報道がなされていますが、毎年出かけている北海道のサホロスキー場は、どうやら大丈夫なようです。

あと何年2人で出かけることができるのか、と考え出すとキリがないのですが、とにかく元気なうちは2人で仲良く出かけるのが、一番楽しいのではないでしょうか。

■さて、今日の東京新聞こちら特報部では「マンション廃墟化どうすれば」と題して書かれています。

長年にわたって誰も住まず、廃墟化したマンションが滋賀県野洲市にある。先月下旬に解体工事が始まったものの、所有者の合意が取れずに費用は市が肩代わりする形になった。マンションは所有者が多く、建て替えや解体といった意思決定のハードルが高い。対策が急務になっている空き家問題の中でも、特に難しい対応を迫られる。

老朽化がひどく崩壊の危険すらある老朽化したマンションは、危険な存在でしかないようです。しかし修復や解体にかかる費用に関して居住者の同意が得られない場合、危険性を考慮して止むを得ず、行政が費用を負担して解体することがあるようです。

こうしたマンションなどの解体には、かなりの費用がかかります。このマンションの場合、かかる費用は約1億円。そのうちアスベストの撤去に3000万円から4000万円かかります。

市の担当者は、「所有者に請求し、マンションの土地やその他の財産の差し押さえも検討する」と、していますが、未だに連絡先が分からない所有者もいて、どこまで回収できるかは不明だそうです。

こうした私有財産の処理に税金が投入されることは、納得できない話なのですが、実際にはやむを得ない状況にまで追い込まれているのでしょう。やはり先手、先手に対策を打っていくしかありません。条例や法律の整備なども必要です。

行政はどうしても後追いなってしまい、結局は税金の無駄遣いという形に追い込まれてしまうのは、納税者としては納得がいかない話です。

戦後ずっと建て続けてきた住宅や、道路、橋などの社会的基盤も修繕、補修しなければならない時点に立ち至っているのです。日本はもう修繕国家なのです。