■20200804(火曜日:晴れ)
■今朝は走りました。8月1日に走ってから二日間空いてしまいましたけれども、昨日の休養が効いたのか今朝はスムーズにスタートすることができました。
今朝は少し長めに走り、いつものコースを7.11km走りました。これで今月は2回のランで13.93kmを積み重ねました。月100キロ走までは残り27日で86.07kmです。
今朝はスタート時のキロ8分ペースから、次第にペースを上げて最後はキロ6分54秒で走り終えました。自分としては、まあまあでしょうか。決して軽快に走ることができたという気はしませんでしたが7分を切れば良しとしなければいけません。
■さて、今朝の東京新聞「太郎の国際通信」欄では、興味深い記事が掲載されています。「『城の原則』とデモ行進」です。
米国ミズーリ州セントルイス市で、「黒人の命も大事だ」と訴えるデモ隊約500名が、同市のライダ・クルーソン市長宅を目指して行進。プラカードを手にしたデモ隊は、行く手にあった「私道・住民以外の通行禁止」と書かれた表示を無視し、鉄製の扉を押し開いて「市長辞任せよ」と叫びながら進んでいきました。
ところが、そこは弁護士のマクロスキー氏宅の敷地で、デモ隊が来ると、同氏は家から飛び出して自動小銃を横向きに構え、妻も拳銃を片手に出てきてデモ隊に向け、立ち去るよう要求したのです。
夫婦が手にしていた銃は、いずれも合法的に入手し登録済みでしたが、同市の検事長が「平和的な抗議行動が、銃によって阻止されたことを黙視するわけにはいかない」と語り、警察に捜査を指示しました。
これに対してマクロスキー氏は、テレビのインタビューに「われわれを犯罪者から守る代わりに、犯罪者をわれわれから守るのは、逆じゃないか」と反論したのです。民主党員の検事長に対して共和党側からも非難の声が高まり、トランプ大統領も「恥ずべきことだ」とツイートして論戦に参戦しています。
米国には「城の原則」という考えが刑法上に定着しています。住宅など人が居住する施設を「城」と見立てて、侵入者に対して防衛することを正当化し、たとえ侵入者を死亡させても罪には問わないという考えがあります。
この事件が複雑なのは、表現の自由を保障した米国憲法修正第1条と国民が銃を持つ権利を保障した米国憲法修正第2条のどちらが優先するかという問題と、全米に広がって一部で暴動になっている「黒人の命も大事だ」が平和的な抗議活動なのか、あるいは人種問題にかこつけた暴力革命なのかという論争に発展している点です。
大統領選挙も絡み、大きな問題に発展しているようです。
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