■20200807(金曜日:晴れ)
■今日は立秋です。 「二十四節気の一。太陽の黄経 (こうけい) が135度に達する日をいい、太陽暦で8月8日ごろ。暦の上で秋の始まる日で、以降の暑さを残暑という」とあります。今日からは残暑見舞いとなります。
昨夜は沼津西ロータリークラブの納涼例会でした。沼津港の中にあるお店で、納涼会を兼ねてみんなで楽しく歓談しました。
ビンゴゲームが余興として行われ、私はイグサの枕が当たりました。昨夜は早速それで眠ることができました。昨日まで三日連続朝走りましたので、さすがに今日は休息日としました。
■昨日は75年前に広島に原爆が投下された日です。夜10時からは NHK スペシャルで原爆投下までの経緯を検証していました。様々な国際情勢の綾が絡み合うなかで、日本の指導者たちの決断が遅れ多くの日本人の命が奪われたのです。
戦に敗れることは誰の目にも明らかであったにも関わらず、天皇制という国体を維持できる保証がなければ敗戦を認めるわけにはいかない、という指導者達の考えがそれをもたらしたのです。
指導者達が本当に国の未来を考えていたのか、あるいは自分の延命を最優先していたのか、真実は闇の中です。しかし玉砕や特攻などという作戦を 実行し多くの兵隊たちを犠牲にした指導者たちを見ていると、彼らが国や国民のことを第一義的に考えていたとはとても思えないのです。
「偉い奴からまず逃げるーーコロナ、満州、森友改ざんの共通点 」を読むと、つくづくこの国は、敗戦によっても少しも変わっていないのだ、と絶望に近い思いに駆られます。
国難と呼ばれるような日がやってくるたびに同じことが繰り返されます。つまりは犠牲になるのはいつも庶民なのです。それを指導した人間たちは、誰一人として責任を取らないのです。そして同じことが繰り返されるのです。
近代日本の宿痾(しゅくあ)のようにすら私には感じられます。