■20201013(火曜日:晴れ)
■今朝はゆっくりと休みました。昨日はとにかく暑い一日でした。静岡では日中の最高気温は30°に迫りました。日中診療している時には足元で小型の扇風機を回したほどです。昨夜は空調の設定温度を前日より一度落として22°として休みましたが、もう1℃下げても良かったかもしれません。
■今朝の新聞は作曲家・筒美京平さんの死を報道しています。 最近はあまり曲を作られていなかったのか、あるいは歌謡番組に自分自身が興味がないためか、作られた曲を聴く機会はありませんでした。
こうして新聞でその作品の数々を年代順に見てみると、まさに自分が高校、大学時代を過ごした時期と重なるのです。
まずは1968年の「ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)」が忘れられません。そして決定打は私にとっては1971年の「また逢う日まで(尾崎紀世彦)」です。
1972年に高校を卒業し大学に入りましたので、受験生としての最後の日々は、また逢う日までとともに毎日がありました。日本中を席巻していたのです。テレビを見るたびに、あのもみあげがトレードマークの尾崎紀世彦さんが豊かな声量で歌い上げていました。まさに衝撃のデビューでした。
もちろんそれまでにも尾崎さんは歌の活動をされていたわけですが、その歌のうまさを知っていたのは、ごく一部の人だったようです。この曲とともに誰一人として知らない人はいない歌手になりました。
その後、大ヒット曲には尾崎さんは恵まれなかったのですが、尾崎さんの歌うハワイアン・ソングは、これまた絶品でした。
尾崎さんがハワイ語で歌うハワイアン・ウェディングソングを YouTube で見ることができますが、録画が晩年だったためか、ある人によれば声量が若干衰えているという指摘もありますが、誰も真似の出来ない素晴らしい歌いっぷりに私には思えます。聞かれたことのない方は是非一度ご覧になると良いと思います。
歌を聞いていると、かつて訪れたホテルの中庭で、夜お酒を飲みながら頬に感じた、ハワイのあの爽やかな潮風が吹き渡ってくるのです。