■20201109(月曜日:晴れ)
■今朝は走りました。ちょうど睡眠のサイクルもうまくいって3時半頃一度目が覚めましたが、その後少しウトウトした後5時前に起きだし走り始めました。
帰って来て食事を終え、ランニングウォッチをインターネットに繋いでエプソンのホームページにアクセスすると「おめでとうございます!年間1000キロを達成しました」と告げてくれています。今朝は7.21 km を走り、今月は合計3回のランで19.45 km を積み重ね、月100 km 走までは残り21日であと80.54 km となりました。
今朝は走行距離7.219 km を平均ペース6分48秒/kmで走っていますので決して悪くはありません。9日目の目標ラインとしては全然足りていないのですが、焦っても致し方ありません。とにかく走れる日には、少しでいいから積み重ねていくしかありません。
■さて昨日から今日にかけて、以前録画してあった黒澤明監督の映画製作の様子を記録した記録映画をテレビで見ました。黒澤監督が映画を作る様子を記録したドキュメンタリーフィルムです。
1950年代、羅生門のグランプリ受賞の栄光に輝いた黒澤監督ですが、60年代後半に入り時代の変化とともに、観客人口も最盛期の1/3にまで減少し、制作費を集めることが困難になってきたのです。
一度はアメリカの会社と組んで「トラ・トラ・トラ」を作ろうとしますが、映画制作手法の違いもあり、結局監督を降ろされるという屈辱を味わいました。その後ソ連が救いの手を差し伸べてくれたのですが、苦労の連続だったようです。出来上がった作品「デルスウザーラ」はグランプリにも輝き、栄光を取り戻したように思われましたが、苦悩も深まったようです。
結局その映画人生において、黒澤監督は30本の作品を作りました。今となっては、まさに日本映画の、いや日本文化の財産となっています。
数多くのインタビューが流れていましたが、私が一番興味深かったのは、映画「天国と地獄」の中で犯人役を演じた山崎努さんのインタビューでした。ことの他テレビインタビューが苦手な山崎努さんが、黒澤監督のためならばと、これが最後のインタビューだと述べて話されていて内容は、やはり山崎さんでなければ語れないエピソードに溢れていました。