■20201108(日曜日:晴れ)

草津温泉です。

■昨日は午後からずっと雨でした。天気予報では夕方から雨が上がるとのことだったのですが、結局寝るまで雨が降り続きました。

仕事終わって昼食をとり一休みしてから録画してあった映画を見ました。「アパートの鍵貸します」です。ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン主演の1960年公開の白黒映画です。これまでにも2度ほど見ていたのですが録画したのを機会にもう一度観てみました。

前半の部分ではジャックレモンの弱さと言うか、そうした者に対する切なさ、辛さのためか見続けるのが嫌になるほどでした。サラリーマンとして生き抜く ジャックレモンのやるせなさが胸に迫ってきたからです。会社勤めをした人であれば、誰でもは似たような経験をしたに違いありません。

アパートの隣に住むドイツ系の移民でしょうか、ジャックレモンに喝を入れる言葉が印象的でした。 「人間であれ」、ドイツ語で言えば「Mensch」であれ、という医師の言葉は監督の心からの思いかもしれません。

ビリーワイルダーもオーストリアからの移民だったかと思います。毅然として鍵の引き渡しを拒む後半でのジャックレモンの変容がとても印象的でした。

それにしても驚くのはあまりにも容易に社員をクビにするアメリカの雇用形態です。もちろん誇張して描いているのかもしれません。ボスのクビだの一言で会社を出て行かなければならないアメリカ社会が、もしもあの場面通りであるとすれば、生き抜くのはとても困難な社会に思えます。

日本はこのようなアメリカ式の雇用形態に移行させようと政府は画策しているわけですが、果たして多くの日本人にとって幸せに結びつくのかどうか、大いに疑問を感じさせる映画での描写でした。

■さて昨日到着した新しいプリンターの設定を行いました。エプソンのEW-M630TBです。評判のエコタンク搭載のインクジェットプリンターです。我が家ではプリンターを使うことはあまりないのですが年賀状に向けてカラー印刷ができなくなってしまったプリンターを交換したのです。

交換作業してみてまず感じたのは、とにかく軽くなっているということです。ひょっとすると重量が半分になったのではないか、と思うほど軽く感じました。これまでの使用プリンターもエプソンもだったのですが、インクがあっという間になくなってしまって年賀状を印刷していると途中で交換しなければなりませんでした。

年に1度ですから大した出費ではないのですが、エコタンクであればインクの交換をそれほど心配しなくても良さそうです。

仕事で使用しているプリンターもエプソンのエコタンクに変えたのですが、残念ながらレセプト作成ソフト、オルカに完全対応していないのです。A5、A4、B5 用紙を、目的に応じてそれぞれ使用するのですが、どうしても印刷できない用紙が出てきてしまうのです。

Windows パソコンを間に挟むことでなんとか無事に運用しています。プリンタードライバーが完全対応していないために起こる現象です。オルカは日本全国で1万件以上の使用医療機関があるようですので、なぜ EPSON が完全対応させないのか不思議なのですが、こればかりは致し方ありません。

■さて 17時からはSunと一緒に日帰り温泉ざぶーん出かけてゆっくりとお風呂に浸かりました。そしていっぱい飲んで家に帰りました。帰る時も雨が降り続いていました。

家に帰ってからSunにZoomの使い方を教わりました。ポストでなくても画面共有機能を使用する方法です。ホストが共有画面アイコンから設定することで参加者の全員の画面を任意に共有できることが確認できました。今週3人の先生方で次年度の活動につき検討をする予定があります。会計報告の都合上会計担当理事から説明してもらうと助かるのです。これでなんとか無事に検討会を開催することができそうです。 

■さて今日は新沼津カントリーAクラスの月例競技です。私は競技委員として参加しました。59名の参加者でした。昨日からの雨も上がり、風もなく絶好のゴルフ日和。

畠山副競技委員長、そして船戸委員とともに役目を務めました。二人一組でスターターを行うのですが、今日は松本副支配人とご一緒で、一連の様式に関し、新しいやり方を教えてもらい、大変勉強になりました。

■さて夜7時のNHKニュースを見ていると、バイデン候補の当選が確実になったというニュースが流れました。日本の街角で市民に感想をインタビューをしていましたが、バイデン候補の当選を喜んでいる、その能天気ぶりには驚くばかりです。もちろんそれはNHKの思いを代弁させているだけですが。

解説に登場したアメリカ政治が専門の大学教授も、万々歳、感激したといった旨の発言を繰り返していましたが、田中宇さんの国際ニュース解説の愛読者としては、その内容のあまりの焦点ボケと歪曲に空いた口が塞がらない、という思いでした。

これから世界には、またしても局地紛争の嵐が巻き起こりそうです。

それにしても、いわゆるインテリと呼ばれる人々のトランプ嫌いは、鼻持ちなりません。そうすることが、まるで自分の知性と教養を証明しているかのごとく思い込んでいるのでしょうが、そんな人々が自由と民主主義のためと称して戦争に肩入れするのです。本当に恐ろしいことです。