■20201115(日曜日:晴れ)
■今日は新沼津カントリークラブ B クラス月例でした。大の仲良し久松さん、そして植松さんと三人でラウンドしました。絶好のゴルフ日和で本当に楽しく、一日を過ごすことができました。
前半アウトコースはパーが取れずにイライラが募る時間でしたが、後半はボギー、バーディー、パー、パーと本当に素晴らしいスタートでした。 17番ホール、ティーショットを曲げてしまいダブルパーの8を叩いてしまいましたが、18番ホールをパーで上がり、後半は44回、合計93回で上がることができました。
ネット 76回で見事3位に入賞することができました。自分としては上出来でしょう。今ハンディキャップ 17ですから、何とか15にまで上げてAクラスに戻りたいものですが、実力的には難しいかもしれません。
■さて昨夜は沼津市の大手町会館で10名の会員を集めて、沼津西ロータリークラブ「新入会員オリエンテーション」を開催しました。クラブ研修リーダーとして私が40分ほどお話をさせていただき、その後会員からの質問を受け付ける形で1時間の研修を終えました。
その後はイタリアン・レストランで懇親会を開き、みんなで楽しく懇談しました。
私がお話しさせて頂いた研修の内容は、ロータリークラブは世界的にどのような活動をしているか。どのような組織になっているのか。そしてクラブ運営が、どのような細則のもとに運営されているのか、ということをまずお話しさせていただきました。
さらに私は、サピエンス全史からインスピレーションを得たのですが、ロータリークラブというのはフィクションだと、お話ししました。世界で120万人弱の人々がロータリークラブという虚構を信じて毎日活動を続けているわけです。
著者のハラリ氏によれば、ホモ・サピエンスはフィクションを信じることで見ず知らずの赤の他人と協力し合うことができ、そのことで食物連鎖の頂点に立つことができたと書かれています。
ホモ・サピエンスよりも体格的には勝るネアンデルタール人は、こうしたフィクションを信じることで見ず知らずの仲間と協力し合うことができなかったが故に駆逐されてしまったというのです。チンパンジーやオラウータンがロータリークラブを組織するということはありえないことなのです。
さらに私はアドラー心理学における共同体感覚というものをロータリークラブで得ることができるのではないかと指摘しました。アドラーは晩年アメリカで講演活動を続け、大変な人気を博したと言われています。
ロータリークラブの創設者であるポールハリスは、アドラーと同時代を生きていますので、きっとアドラーの講演を聴いたり著書を読むことでロータリークラブにアドラー心理学を適用し、変化を模索したに違いありません。
残念ながら調べた限りでは二人を結びつける論文はないのですが、いつか見つけることができれば、また皆さんにお話ししたいものだと思っています。
共同体感覚を得ること、つまりアドラーのいう人生における究極の目的は、他者を心から仲間と思えるロータリークラブにおいては決して難しいことではないと私は感じているのです。
そうすることができれば、私がクラブ会長を務めた際にクラブテーマとした、「入会し みんな幸せ ロータリー」は、決して絵空事ではなくなるのです。